【バリ暦】2024年バリカレンダーをGET

はいはいどうも、はいどうも。
来年2024年版バリカレンダーを近所のスーパー・ティアラガツで入手しました。
毎度おなじみバンバンおじさんのでーす。

インドネシア政府の発表が遅いせいか、先に印刷していたのか、またしても祝祭日がズレたり、政令指定休日（共同休暇）が追加されています。2024年はキリスト教関連が異なってますね（今年はイスラム関連が異なっていた）。
今後さらに変わる可能性がありつつ、現時点で手書きの赤字修正を加えておくと直前になって混乱しないかと。
ちなみに近所のワルンに貼ってあるバンバンカレンダーは旗日が正しいので、修正版が出回ってるものとみられます。

インドネシアの祝祭日とバリヒンドゥーの主な行事は下記の通りです。
Memo Bali インドネシア・バリ島 年間祝祭日一覧も更新済みです。ブックマークしてことあるごとにチェックすると、バリの神様が感心してくれる…かどうかは知らんけど。

にほんブログ村

ランキングに参加しています。「いいね！」と思ったらクリックお願いします。

2024年 インドネシアの祝祭日

9/12付で宗教大臣・労働大臣・官僚改革相の3省共同令により2024年祝祭日が正式に発表されました。17日の国民祝祭日と10日の政令指定休日（共同休暇）で構成される合計27日です。

・行政官僚改革省（PAN-RB/インドネシア語）：政府、2024年の祝日と政令指定休日を決定

今年に続き、各宗教に配慮してそれぞれの祝日に政令指定休日が1日以上足される形になっています。また飛び石休暇との組み合わせもあり、政令指定休日と土日を合わせると連休多めです。

最大の連休はイスラム教の断食明け大祭で4/6（土）～15（月）の10連休。
ほかにも2/8（木）～11（日）4連休、3/9（土）～12（火）4連休、3/29（金）～31（日）3連休、5/9（木）～12（日）4連休、5/23（木）～26（日）4連休、6/15（土）～18（火）4連休、9/14（土）～16（月）3連休。

4連休×5回、3連休×2回ありますわよ。
うち、3月に2回、5月に2回。前半6月までにほぼ集中。7月は祝祭日1日のみで日曜。8月も1日で土曜。10月と11月はなし。っつーことは、7・8・10・11月は毎週5日きっちり稼働ってことですな（登校は学校による）。

祝祭日はインドネシア国内の官公庁（入国管理局・税務署・郵便局など）・銀行・学校に加え、日本のインドネシア大使館および領事館も連休になる場合があります。各所に用事のある方は事前にご確認ください。
銀行ATMは連休前だと長蛇の列ができることも。余裕をもって引き出しておくか、カードやトランスファー払いで対応するなど、なんとか乗り切ってくださいね。

※

政令指定休日等は変更されることがあります。

※

インドネシアの祝祭日は行政官僚改革省(PAN-RB)をもとに掲載しています。ただし、その内容を保証するものではありません。

※

*はバリカレンダーと差異のある日です。

2024年 バリ島（バリヒンドゥー教）の祝祭日

ねぇ、奥さん。気づいちゃいました？
2024年の最大の山場は、2月下旬から3月中旬。そう、盆（ウク暦のガルンガン～クニンガン）と正月（サカ暦のニュピ）が同時に来ます！

具体的には、2/28ガルンガン、3/8前後ムラスティ、3/9クニンガン、3/10暗月+オゴオゴ、3/11ニュピ。
ガルンガン前から、ガルンガン～クニンガンにかけて、クニンガン後もオダラン（寺院建立祭）やウパチャラ（祭事）の日々（地域による）。さらにニュピ前後もオダラン、ニュピ後もオダラン。もうね、お祭り三昧！！！
たぶんニュピ後の満月、または次の暗月まで続くかと。落ち着くのは4月初旬ごろですかねぇ。

これ、マジでヤバくないですか？鬼ヤバじゃないですか？
プダンドゥ（高僧）やマンクー（僧侶）、プチャラン（警備員）はずーっと出動。奥方はひたすらバンタン（お供え物）作り。プナリ（舞踊家）とプナブ（演奏家）もお呼ばれが続くでしょうね。記憶飛びそう。
伝統芸能好きさんはあちこちでものすごい数の催しものを見られると思います。思いますが、誰が連れて行ってくれるのかしら？バリヒンドゥー教徒は総出で取り組むんじゃないかと。
観光業界は人手確保が大変になるかも。あと渋滞がすごそう。通行止めや迂回が頻繁に起こるでしょうね。

バリヒンドゥー教徒にとって1年で最も重要な祭日にあたるサカ暦の「ニュピ（新年）」は、2024年3/11（月）です。
当日3/11（月）午前6時～翌12（火）の午前6時まで24時間外出禁止です。国内・海外観光客もホテル等の敷地から出られません。離発着便はすべて運休となります。
翌日は政令指定休日です。もともとヒンドゥー教徒にとってはこの日も祝日のようなものですが。

大晦日の悪霊退治で巨大な張りぼてを祀るオゴオゴは、選挙年につきバリ州政府は中止を検討しています。紛争を引き起こす懸念があるためです。
しかし、禁止はされておらず、カブパテン（県・市）ごとにコンテストや練り歩きは許可される見込みです。
このあたりは近くなったら各デサ（村）にご確認ください。

・BaliPost（インドネシア語）：選挙の年、ニュピのオゴオゴは廃止を検討、デンパサールは引き続き開催予定

※

バリカレンダー（バンバン製）をもとに掲載しています。ただし、その内容を保証するものではありません。

追記

ラマダンとニュピ、再度重複の可能性大

ちょっと奥さん。
先日ムスリマ（イスラム教徒の女性。男性はムスリム）の友達とLINEして気づいちゃったんですけどね。

2024年のラマダン（断食）開始は、2023年に続いてオゴオゴ（サカ暦大晦日）orニュピ（新年）とバッチリかぶりそうです☆

例年ラマダンは、レバラン（断食明け大祭）の1ヶ月前の暗月スタートです。
レバランが4/10・11の予定なので、その前の暗月=3/10or11あたり。＝3/10暗月+オゴオゴ、3/11ニュピ！

他宗教徒や観光客含め全員外出禁止のニュピと重なった場合でも、今年同様イスラム教徒に限り、バイク等に乗らず灯りもつけず、近くの礼拝堂へ徒歩で行けるはず。
近くなったらまた通達（ニュース）が出ると思うので、関係者は注視してくださいね。

クニンガン翌日はオゴオゴ

ウク暦クニンガンの翌日は、通常マニスクニンガン＝親戚で集まったり、友人宅を訪問する日です。
2024年は3/9がクニンガン、3/10は暗月でニュピの前日（Hari Tilem/ Bhuta Yadya）、3/11がニュピです。
あれ？カレンダーからマニスクニンガンの文字が消えてますけども…。

ウブド周辺はクニンガンを挟んでオダラン（寺院建立祭）が多いのですが、どうなるのでしょうか？
選挙年につき、オゴオゴの中止が危ぶまれるものの、デンパサールは早くも開催を宣言しています（現時点）。

ってこたーよ。マニスクニンガンで万一遠出した場合、夕方までに帰宅しないとオゴオゴによる各地交差点の通行止めで家までたどり着けなくなる可能性があります。
このあたり、近くなったら要確認ですな。

ワルン難民の確率大

ラマダン開始日のみ（もしくは翌日も）礼拝のためにイスラム系ワルンが閉まることがあります。
ラマダンに入ってしまえば、24時間営業も増えますけども。陽が出ているうちは食べられないですもんね。

ムラスティ～クニンガン～オゴオゴ～ニュピと祭事が続くため、もはやバリ系ワルンは全休業じゃないかと。やっているお店を見つけるほうが難しそうです。

在住者は毎年スーパーで食材を買い込んでしのぐと思いますが、来年は特に多めに用意した方が良いかも。
旅行者もホテルでの食事の有無を確認するなり、キッチン付きやコンロ付を借りるなり、対策をとってくださいね。じゃないと強制ダイエットdaysになるかもしれません。

では、ごきげんよう。