【’18.2/11~3/5】天気・レートほか

バリ島の近況

あぁ~もう3月ですわよ。そうこうしてるうちに新年度になり、GWがきて、夏休みが過ぎ、秋の三連休ラッシュのあと、冬休みに入り、今年も終わり…あけましておめでとうございます☆(気が早すぎ)
さて、バリ島の近況【2/11~3/5】を綴りまーーす。
帰国中なのでさっくりと。

◆天候:雨のち曇り一時晴れ→晴れ時々曇り / 気温25~37℃ / 湿度82%→76%程度

2月中旬は晴れや曇りの日が多く、下旬は大雨や雷雨再来。朝に一時的な雷雨、昼間は曇り時々晴れ、夜また大雨が降るなど、1日でめまぐるしく変わる日も。
3月に入ってからは晴れの日が続いているようです。移動や散策はしやすくなりましたが、ここ数日 体感温度があがって異様に暑く感じるとか。ちょっと外を歩いただけでもゼーハー。
散策中は水分補給を怠らないよう、ペットボトルを持ち歩く、まめにカフェへ入るなど、ご自身で十分お気をつけください。
陽射しが強いので日焼けにも注意が必要です。一気に焦げるとお風呂はおろかシャワーさえ浴びられないし、痛くて寝返りも打てません。旅行を楽しむどころじゃなくなりますYO!(ザッツ軽傷ヤケド)。
健康的に黒くなりたい方は、日焼け止めの弱いタイプ(低SPF)かニベアを塗って1日焼いてから、コパトーンなどの日焼けオイルを塗って挑みましょう。日焼け後のアフターケアも怠りなく。じゃないと水ぶくれができたり、皮膚がむけてカッサカサのボロボロになっちゃいます。
過去の天気はMemo Bali 天気ログ一覧でどうぞ。
両替レート、アグン山、その他の観光地については、下部の>> 続きにて。

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◆両替レート:(売り)1円=R123.50→129.25

引き続き、円高・ルピア安傾向です。
2月中旬はイムレック(中国旧正月)の銀行休業で一時的な円安でしたが、その後 日米全面株安で世界的に有事の円買いが進みました。月末には米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の就任後初証言により利上げ加速が懸念される事態に。
それを受けて、3月は(売り)1円=Rp128.25でスタート。ひゃーー!Rp128超えは2016年9月以来、1年半ぶりです。3/3に米政権が鉄鋼に高関税をかける方針を示したことから、貿易戦争を懸念して円買いがさらに加速。土日にも関わらず、円が下がりませんでした。
この傾向はしばらく続きそうですが(米国がドル安を望んでいるため)、急に円安へ転じる可能性もなきにしもあらずです。どのタイミングで両替するか悩ましいところ。
春休み旅行が終わる頃までこのままだと嬉しいですね。
円高に便乗して円での支払いを求められることがあるかもしれません。が、インドネシアではバリ島を含めすべてルピア払いが義務付けられています(営業許可を受けている全社。それ以外は違法営業のモグリである可能性大)。ホテルや旅行会社でも両替できるので換金してから払いましょう。もちろん街中の両替所のほうが高レートの場合が多いです。
「どっちで払っても結果同じじゃね?」と思うでしょうけど、ルピア払いを義務化してからインドネシアの為替レート(特に対ドル)が安定しはじめたんですって。もちろんほかの要素もありつつ、外貨って影響デカイんだなと感じています。
過去のレートはMemo Bali 両替レートログ一覧でどうぞ。

◆アグン山の噴火状況

インドネシア国家防災庁(BNPB/インドネシア語)によると、
2/10にアグン山の噴火警戒レベルが4(危険)から3(警戒)に引下げられました。やっとほっと、もっとぐっど。
と思ったら、その3日後の2/13 11:49に再び中規模噴火してるやーーん!グレーの噴煙と灰が火口から約1,500m噴き上がり、約140秒間続いたそうです。
その後 大きな噴火はなく、「バリ島は安全」と明記されてます(今のところは)。
インドネシア火山地質災害対策局(PVMBG/インドネシア語)に連日掲載される「地質災害レポート」によると、
2/13以降 噴煙はあがっても50~800m(少ない日は観測なし)、火山性地震は近隣のみで1日1~17回(少ない日は5回)程度のようです。
全体の危険性は下がってますが、潜在的な脅威がなくなったとは言い切れない状況かと。
「バリ島が安全」と宣言したくなる気持ちもわかります。実際、アグン山周辺を除いて観光地は被災してないですし。
NNA ASIAには「1月の外国人観光客6%減、バリの低迷続く」という記事が載っていました。6%減はインドネシア全土で、バリ島だけみると前年同月に比べて20%以上減。お隣のロンボク島はさらにひどく40%減だとか。ひーー。
個人的には、2017年11月末の空港閉鎖直後に比べたら、1~2月は欧米人を中心にかなり回復しているように感じました。あちこちで渋滞ひどくなりましたし。
この期間中、ングラライ空港(通称・デンパサール空港)の閉鎖はありません。

◆バリ島全土

■空港周辺渋滞
先日のエアアジアX直行便プレフラベッドにも書きましたが、空港とバイパスと海上高速を結ぶロータリーが地下道工事のため連日大大大渋滞しています!※1
うちから空港まで早ければ30分強で着くのに、この日は2時間弱かかりました。近所(でもない?)のNさんは1時間程度のはずが2時間半近くかかり、チェックイン10分前にギリギリたどり着いたそうです。しかも渋滞エリアにハマりたくないアプリタクシー(GrabやUber)が空港までの乗車を拒否態勢でつかまらず、わざと遠回りして避けられたり、電話かかってきて言い値交渉になったとか。気の毒すぎ。
余裕ぶっこいてると真剣と書いてマジで乗り遅れる可能性があります。事前に旅行代理店やホテルに確実に配車してもらい、時間に余裕を持って着くようにしてください。
※1: ロータリー地下道工事による車線減少は3/7に緩和され、若干流れるようになりました。しかし、この先またいつ詰まるかわかりません。早めの行動をおすすめします。
■ニュピ
バリヒンドゥ教徒にとって最も重要な祝日にあたるサカ暦新年の「ニュピ」が、2018年は3月17日にめぐってきます。
バリカレンダーでも書いた通り、大晦日の悪霊退治で巨大な張りぼてが練り歩くお祭り「オゴオゴ」は3月16日夜7時頃(遅いと9時頃)から。
ニュピ当日3月17日は午前6時~翌18日の午前6時まで24時間外出禁止です。観光客もホテル等の敷地から出られません。離発着便はすべて運休となります。
今年はウク暦のサラスワティ(学問・芸術の神様に感謝する日)と重なるんですよね。サラスワティにオダラン(寺院建立祭)があるお寺は直属の関係者のみニュピでも参拝可だとか(エリアによる)。
ニュピやオゴオゴについては以前のブログでどうぞ。
Expediaに「バリ島のお正月ニュピ」掲載
伝統楽器ガムラン好きにたまらない♪オゴオゴ
静寂の日に、寺院へ参拝
オゴオゴは続くよ、どこまでも?!
そう、お気付きの通り、あてくしはオゴオゴとニュピが大ぁぁぁ好きなんです゚・*:.。..。.:*・゜(*´∀`)。. .。.:*・゜゚・*
毎年めっちゃ観てるのに全然飽きません。
バリ島 オゴオゴ  バリ島 オゴオゴ
オゴオゴははりぼての人形そのものより、あの高揚した空気感とガムランの音色がたまらなくて…ハァハァ(興奮ぎみ)
バリ島 オゴオゴ  バリ島 オゴオゴ
普段のガムランは「神に捧げる」「死者を弔う」、もしくは「観光客に見せるもの」ですが、この日は「悪霊を追い出すため」に音量がいつもより大きく、強く、激しいです。バリ男衆が叩く際のドヤ顔も見もの。
松明を持って練り歩く女性陣も物々しくて好きです。
この日、この時、この場所でしか味わえないですから。
スピリチュアルな言い方をするなら、ニュピ前後は天界(または地界)へ続く穴だかドアがぱっくり開いて、上(または下)と繋がる感じがします。エネルギーがいつもとまったく違うんですよね。うっかりしてると引っ張られたり、振り回されたりしそう。気に「うねり」があります。
あとオーヴがいっぱい飛んでます。写真がキラキラしちゃって、大半使い物になりません。
ま、あてくし、この時期は毎年忙しくてデジタル脳になってるんで、スピ脳はいまいち感度悪いんですけどね。
ニュピ当日の静まり返った、自然音しか聞こえない1日も大好きです。
そういえば去年この満点の星空を撮ったんですよ。
バリ島 ニュピ
家人が「この写真ちょうだいちょうだい」とうるさいので先に渡して、加工してからfacebookにアップしたら、甥っ子から「Memo Baliっていうのが勝手に写真使ってる!」と連絡がありました。…いや、この写真あてくしのですから。著作権はこちらですから。

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