【知っ得】「Wise」で1.5億円まで海外送金可能に！インドネシアは？

海外送金サービス「Wise（ワイズ）」の日本法人ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社（以下Wise）は、金融庁から第一種資金移動業者の認可を取得しました。
これにより上限100万円が撤廃されて、ユーロ、英・ポンド、米・ドル、シンガポールドルなどの通貨で日本から50ヶ国以上へ1回につき最大1億5,000万円の送金が可能になります。

・Wise：顧客契約 / 法人顧客契約（2024年4/1付）、多額の海外送金

だが、しかーし！現時点でインドネシア・ルピアは含まれていません。よって1回あたり1.5億円は送れません。
あてくし、1.5億円はおろか1.5億ルピア（1円=Rp100として約1,500万円）を送る予定もないので構いませんけど。あははー。

Wiseのインドネシア送金

調べてみたら、インドネシア・ルピアの送金に関してWise上でいろいろ変更になっているようです。
現時点の規定はこちらかと。

・Wise：インドネシア・ルピア（IDR）の送金についてよくある質問

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インドネシア・ルピアへの送金

日本や第三国からインドネシアへの送金は銀行口座に加え、モバイルウォレットへも可能です。ただし限度額にかなり差があります。

インドネシアでは口座維持費がかかるため不要な口座をすぐ解約するローカルも多く、モバイルウォレットは便利かもしれません（銀行によって外国人とインドネシア人では維持費が異なる）。

インドネシア・ルピアからの送金

かつて日本居住者が日本のWiseを作った場合、ルピアでの送金はできなかったのですが、現在は可能です。
ただし、ルピアはインドネシア国内からのみ送金できます。他国からは送れません。っつーことは、インドネシアの銀行口座を持っているか、モバイルウォレット決済が可能な現地の携帯電話番号をお持ちの方に限ります。

送金の注意点

◆高額送金の事前準備

たいていの銀行が送金可能な限度額を設定しているため、高額の際は事前に解除依頼を行わなければなりません。
また、Wiseへ「資金源が確認できる書類」の提出が必要な場合もあります。詳しくは下記にてご確認ください。

・Wise：多額の送金について

◆規定額以上の送金

インドネシア・ルピアで上記の限度額以上を入出金したい場合は、インドネシア中央銀行の規定に基づき国内の正規銀行（BNI、BRI、Mandiri、BCAなど）を通じて行ってください。
たぶん2018年9月3日の外国紙幣ルールから変更になっていないはずです。詳しくは過去ブログをどうぞ。

・Memo Bali Blog：【知っ得】9/3～外国紙幣ルールが変わったよの巻

◆課税対象

インドネシアの銀行の、特に個人口座では一定額以上の入金があった場合、税務署から監査が入る場合があります。
はっきりした額はわかりかねますが、噂ではNPWP（納税番号）をお持ちでRp1,000,000,000（約1千万円）を超えると課税対象になるようです。ただし、原資の納税（たとえば日本の給与で所得税納税済みなど）が証明できれば、インドネシアの付加価値税などはかかりません。

◆法や規定の変更

インドネシアでは細かいルールが予告なしに変更されることが頻繁にあります。
送金前に必ずご自身で確認することを強くお勧めします。特に高額の場合！

では、ごきげんよう。