ベーグルが好きダカラー!
チャン・ドンゴンさんのこのCMが流れていたのは2005年ですって。わりと最近だと思ってたのに19年前…((((;゚Д゚))))
ところで奥さん。
あてくし、パンが好きです。欧米人好みのクロワッサンやシナモンロールも好きです。日本発祥と言われるカレーパンやメロンパンも大好きです。そしてベーグルも好きなんです。
好きだから、バリ島内のベーグルを食べ比べましたの。全域ではなく基本近場の。ベーグルのために遠征は無理ですわ。
A.ベーグル専門店、B.ベーグルサンドウィッチ店、C.ベーカリー店のベーグルと3つのカテゴリーに分けて、各おすすめ順に紹介していきます(カテゴリ―ごとの上位がおすすめ)。
★の数は、この9選の中です。すべての飲食店が対象ではありません。★5だからといって「某イタリアンよりおいしい」とか「某和食より優れている」ということはなく。あくまで、このページ内の比較対象として参考にしてください。
この記事の目次
ベーグルとは?
そもそもベーグルってなんじゃらほい?
ベーグルとは、バターや牛乳、卵を使わずこねた生地をリング状に成形して、茹でてから焼くパンのことです。
富澤商店:基本のベーグルの作り方
もっちりとした食感とドーナツのような形、そしてバターや牛乳や卵を使わないヘルシーさが人気のベーグル。
ニューヨークの定番パンとして有名ですが、実はユダヤ教の宗教食が発祥と言われています。
作り方の最大の特長は、「ケトリング」と呼ばれる焼く前に茹でること。
また、複数のサイトで確認したところ、もともとはプレーンのみ。
19世紀後半にオランダのユダヤ人が他国へ移り住んだことにより欧米を中心に広がり、アメリカの「ニューヨークスタイル」とカナダの「モントリオールスタイル」に分かれていきました。
「ニューヨークスタイル」は生地に塩を使って、ゆでたあとにオーブンで焼きます。ぷっくり丸く、穴が小さめ。レーズンやオニオンなどフレーバーが多く、チーズやサーモンなどの具材を挟むサンドウィッチタイプも。
「モントリオールスタイル」は卵と油を使って、塩は使わず、蜂蜜入りの湯でゆでてから窯で焼きます。ややほっそりスリムで、穴が大きめ。ほんのり甘いのが特徴。プレーンのほか、ゴマやケシの実などシンプルなものが多いようです。
最近は「韓国ベーグル」が独自の進化をとげていて、映えビジュアルかつ豊富なバリエーションで人気だとか。
A.ベーグル専門店
A-01. Bagel To Go(サヌール)
- おすすめ度:★★★★☆
- ベーグルの味・食感:★★★★☆
- ベーグルの生地の種類:★★★★★(10種類)
- ベーグルの価格:★★★★★
- 店内外の環境:★★☆☆☆
- 接客サービス:★★★★☆
バリ・ビュー・ダイブセンターのO氏に「おいしいんだって」と教えてもらって、さっそくGO!
サヌールのJl. Bypass Ngurah Rai沿い、グランドラッキーの並びで、Jl. Hang Tuahの交差点の手前にあります。
店舗はキッチンとレジカウンターとショーケース、手前に申し訳程度のテラス席と駐車スペースのみ。こじんまりとしています。
オーナーはバリ人男性(ギャニャール出身)とアメリカ人女性のジョイント。
小さいわりに、GojekやGrabの来店も多くて忙しそうです。数人の女性スタッフがテキパキと動き、接客も普通に感じ良かったです。
何が良いってフレーバーの種類が断然多いんですよ。さすがアメリカン!
プレーン、セサミ、ガーリック、オニオン、シーソルト、スパイシーパルメザンガーリック、シナモンレーズン、ブルーベリーなど10種程度。
夕方は売切れている可能性があるので、全種類から選びたい方は午前中~午後早めにどうぞ。
値段は安め。1個Rp10,000(以下1円=Rp100として、約100円)がほとんどで、一部変わり種フレーバーがRp13,000(130円)、Rp15,000(150円)、Rp20,000(200円)。うれしい税サ込。
食感はやや柔らかめ。パンより断然もちもちしていますが、前歯持っていかれるほどの弾力はないです(笑)トースターで焼くと外カリ、中もちふわに。
推しはシナモンレーズン!単にこの味が好きなんですけどね。先日、このお店にしてはお高い2万のレーズン入り(品名忘れた)を買ったら、めちゃくちゃおいしくて、また食べたいでござる。とはいえ、うちからサヌールはちょっと遠いんですよ。ベーグルだけのために行くのもなぁ。
朝6~8時の間はベーグル買うとコーヒー1杯無料のプロモやってます。昼間もレモネードがフリーでした。ただし紙コップ。
- 店名
- Bagel To Go(ベーグル トゥー ゴー)
- 地図
A-02. Bagel canggu(クロボカン)【閉店】
書かずにもたもたしてたら、4月初旬に店舗契約が終了して閉店してもうた!
いつか復活することを願って簡単に記述。
Jl. Raya Cangguのペピート近く、カーブのところにありました。どちらの車線からも入りにくい位置なんですよ。交通量が多く、路駐は無理。バイクは歩道に乗り上げて停車。
店舗は超こじんまり。対面カウンターとイートインのテーブルが1つだけ。
オーナーはバリ人男性(ギャニャール出身)とジャワ人女性のジョイントだそう。男性側がBagel To Goと同一人物かは未確認。
スタッフはジルバブをかぶったムスリマ1~2人で、控えめかつ楚々としていました。
こちらもフレーバーの種類が多め。
生地はプレーン、セサミ、オニオン、シーソルト、イタリアンハーブ、シナモンレーズンの6種類。
さらにサンドタイプのエッグチーズやスモークサーモン、チキンマヨなどのメニューが充実。
値段はやや高め。ベーグルは1個Rp20,000(約200円)。イタリアンハーブのみRp25,000(約250円)。場所柄かBagel To Goの倍やんけ!
サンドはクリームチーズやヌテラがRp38,000(約380円)~スモークサーモンRp72,000(約720円)と幅があります。それでもうれしい税サ込。
食感は柔らかめ。ベーグルというよりパンに近い食感かな。アゴが疲れない感じ。
シナモンレーズンはやっぱり推しですが、イタリアンハーブが少量のカリカリチーズとハーブが効いててパンチありました。
うちから一番近くて、常連になろうと思った矢先…残念です。
B.ベーグルサンドウィッチ店
B-01. Bagel it!(チャングー/ウルワツ)
- おすすめ度:★★★★☆
- ベーグルの味・食感:★★★★☆
- ベーグルの生地の種類:★☆☆☆☆(1種類)
- ベーグルの価格:★★☆☆☆
- 店内外の環境:★★★☆☆
- 接客サービス:★★★★★
チャングーのメインストリートJl. Pantai Batu Bolongに、ちょこんとあります。黄色いユニークな看板が目印。
屋外に2テーブル、店内にカウンター4席と2テーブル。奥がオープンキッチンとレジ。
オーナーは…なんとスタッフも会ったことないんですって!チャングーとウルワツに2店舗あるので欧米人じゃないかと。「マネージャーはジャカルタ人」とのこと。
スタッフは男女混合で数人。みんなフレンドリーで、とても感じが良いです。手を動かしながら、笑顔で対応してくれました。教育の賜物なのか、各人の素質か謎。Google Mapのクチコミ見ても評判良いので、たぶんそういう職場の雰囲気なんでしょうね。ウルワツ店は知らんけど。
生地はセサミの1種類のみ。
具材たっぷりのサンドタイプが主流で、エッグチーズやサーモンやチキンのほか、ベジタリアンやヴィーガン向け、さらにスイーツ系も。
場所柄、値段は高め。ベーグルのみは1個Rp25,000+(約250円+)。”Nothing else but love”と書かれていて、loveを抜いたら値引き…はないでしょうね(笑)
サンドはクリームチーズがRp45,000+(約450円+)、BLTがRp80,000+(約800円+)、サーモンラバーRp85,000+(約850円+)。ベジやヴィーガンはRp50,000~75,000+(約500~750円+)。スイーツ系はブルーベリークリームやヌテラがRp45,000~65,000+(約450~650円+)。
チャングーのバーガーに比べたら安いものの、それなりにしますな。
これぞベーグル!という食感。柔らかすぎず、硬すぎず。外カリ、中もちふわ。いわゆるニューヨークスタイル。
生地が主張しすぎないので、具を挟むとより引き立ちます。以前ベーコンエッグをいただいたのですが、ベーコンの塩気、チェダーチーズのまろやかさな濃さ、スクランブルエッグのトロトロ感、レタスのシャキシャキ、ソースとマヨ、すべての組み合わせに感動しました。
リピしたいお店の1つです。
- 店名
- Bagel it!(ベーグル イット!)
- 地図
- チャングー店
- ウルワツ店
B-02. Bagel Bros(クロボカン)
- おすすめ度:★★★★☆
- ベーグルの味・食感:★★★☆☆
- ベーグルの生地の種類:★★★☆☆(3種類)
- ベーグルの価格:★★★★★
- 店内外の環境:★★★★☆
- 接客サービス:★★★★★
クロボカンのウマラスに、去年か一昨年あたりオープンしたニューフェイス。
GoogleMapで発見したんですけどね。実店舗が見つけにくいのなんのって。レストランだかクラブの併設で、看板の書体が読みにくいのと、あさっての方むいてるんですよ。3往復しちゃいましたもん。
店名でピンと来た方いますか?そう、あの「Burger Brothers(旧・Burger Bros)」の姉妹店です。オーナーはBurger Brothersの看板に描かれているブラジル人とスペイン人の男性2人。実はスペイン料理「Pescado」も同系列。やり手ですな、ひゅーひゅー!
Bagel Brosは、「Kokomo Club」の中にあります。外観は特徴がなく至って普通ですが、中はかなりオサレ。ベーグル屋と思えない造り。
座り心地の良い布製ソファーのテーブル席や、クルクル回るハイチェアが並ぶカウンター。窓からの採光も美しく、リラックスして過ごせます。昼は空いてて穴場かと。
スタッフもレストランの品を兼ね備えています。
そんなところでベーグル3種だけテイクアウトしたあてくし。なんか恥ずかしい。コーヒー飲んでダバダ~すれば良かった。
生地はプレーン、白ゴマ、白黒ゴマの3種類。
サンドタイプがメインで、生地を選べます。エッグチーズやサーモンやベーコンなど。さらに、ベジ向けは1種、スイーツが3種。
また、具材を足して、好みのサンドを作ることもできます。
ベーグル自体の値段は安め。1個Rp10,000(約100円)ぽっきり。もしや値段間違えたんじゃないの?と疑いたくなるほど。
サンドタイプはBagel it!と同等で、クリームチーズがRp55,000(約550円)、BLTがRp80,000(約800円)、スモークサーモンがRp75,000(約850円)。ベジはRp70,000(約700円)、スイーツはRp50,000~60,000(約500~600円)。うれしい税サ込。
たぶんモントリオールスタイル。食感がやわらかく、食べやすいです。日本でおなじみの硬さを求めると違和感ありますが、これはこれでおいしいと思いました。トースターで焼くと外はサクッ、中はふわふわに。あとプレーンはほんのり甘さがありました。
こちらも具を挟むとより引き立つ気がします。次はイートインでコーヒーを飲みながら、試してみますね。
- 店名
- Bagel Bros(ベーグル ブロス)
- 地図
B-03. Bagels.(チャングー)
- おすすめ度:★★★☆☆
- ベーグルの味・食感:★★☆☆☆
- ベーグルの生地の種類:★★★★☆(4種類)
- ベーグルの価格:★★☆☆☆
- 店内外の環境:★★☆☆☆
- 接客サービス:★★★☆☆
チャングーの海側ではなく陸側の、新しいレストランやカフェが雨後の筍のごとく増えている注目スポットJl. Raya Babakan。
その一角に佇む白くてシンプルな建物が「Bagels.」。ロゴ看板がめっちゃかわいいですよね。控えめに主張。
屋外は駐車スペースと、カウンター3席、1テーブル。屋内は3テーブル程度とオープンキッチン。
オーナーはジャカルタ人男性。実は、バリ島内のベーカリーやサンドウィッチ店って、欧米人もしくはジャカルタ人経営が多いです。オランダ統治時代の名残かしら?
スタッフは男性のみ。全員もっさり。若干不愛想に感じたのはベーグル単体でしか買わなかったせいでしょうか?それともいつも?
生地はプレーン、ガーリック、セサミ、エブリシング(混合)の4種類。
サンドウィッチまたはスプレッドの2タイプあります。サンドは定番のエッグチーズやサーモンのほか、サラダやキムチまで!スプレッドはクリームチーズやピーナッツバターなどを塗ってくれるようです。どちらも生地が選べます。
値段はやや高め。ベーグルは1個Rp20,000(約200円)。エブリシングのみRp25,000(約250円)。
サンドは、エッグチーズRp60,000(約600円)~スモークサーモンスペシャルRp110,000(約1,100円)。まさかの1,000円超え!
スプレッドは、シナモンレーズンRp40,000(約400円)~ブルーベリークリームチーズRp60,000(約600円)。
スムージージュースがRp60,000(約600円)なので、このあたりにしては強気の価格設定ですな。それでも、うれしい税サ込。
食感は柔らかめ。ベーグルというよりパンに近い食感。ややねっちょり。
オニオンは少し塩気が強く、サーモンやベーコンを挟むと濃いめになりそう。逆にサラダには合いそうです。
- 店名
- Bagels.(ベーグルズ.)
- 地図
B-04. Island Bagels(ブラワ/ペレレナン)
- おすすめ度:★★☆☆☆
- ベーグルの味・食感:★★☆☆☆
- ベーグルの生地の種類:★★☆☆☆(2種類)
- ベーグルの価格:★★★☆☆
- 店内外の環境:★★★☆☆
- 接客サービス:★☆☆☆☆
初めて伺ったのは2020年1月。島内のベーグル専門店の走りの1つと言えるでしょう。
現在はチャングーの、Jl.Pantai Berawaにあるブラワ店と、Jl. Padang LinjongからJl. Munduk Tengahへ移転したペレレナン店の2店舗あります。どちらも中華の「Island Wok」併設。
オーナーはジャカルタ人。中華併設なので、華僑系のインドネシア人かなと。
ブラワ店は建物向かって左側がイートインスぺ―ス、右側がGojekやGrabのオーダー受取口。
スタッフはいい歳の女性陣。GojekやGrabの対応に追われているのか、客が少ないのにめちゃくちゃ雑な扱いでした。今どき珍しい。
GoogleMapのクチコミ見ても投稿数1~2件の方ばかりが絶賛しているので、オーナーやスタッフのお友達かもしれません。
かつては若い女性スタッフがニコニコ接客してくれて感じ良かったのになぁ(遠い目)。
生地はプレーンとセサミの2種類。
サンドタイプが主流で、「え?ベーグル単品で買うの?温めるの?温めないのね」みたいな。温めないわりに包んでから渡すまでおせーし。
メニューの写真は撮り忘れました。
値段は普通。ベーグル1個Rp15,000(約150円)。うれしい税サ込。
食感は完全にパンです。ベーグル感はあまりなく。
とはいえ、主張しないので何の具材でも合いそう。
- 店名
- Island Bagels(アイランド ベーグルズ)
- 地図
- ブラワ店
- ペレレナン店
C.ベーカリー店のベーグル
C-01. 07.AM Baker’s Club(クロボカン)
- おすすめ度:★★★★★
- ベーグルの味・食感:★★★★★
- ベーグルの生地の種類:★☆☆☆☆(1種類)
- ベーグルの価格:★★★★★
- 店内外の環境:★★★★★
- 接客サービス:★★★☆☆
クロボカンのJl. Bumbak Dauhにドドーンと建つ、パン好きの聖地といえばここですね♡
初めて伺ったのは2021年7月。「欧米人がやたら出入りしてるけど何屋さん?」と恐る恐るドアを開けたらベーカリーでした。当時は接客やサービスがびっくりするほど悪く、味はとびぬけて良いというアンバランスさ。
それが3年間で建物サイズが横に2倍、縦にも2倍に成長。店内はつねに満席、周辺は渋滞が起こる大繁盛店です。パンの種類も数倍、スタッフも数倍になりました。
オーナーシェフはフランス人男性のMaxime Chené(マキシム・シェネ)氏。彼の持つ腕と舌に感服せざるをえないほど、ドンズバ好みです。特にハード系とデニッシュ系はハズレなし!
ご存じの方も多いと思いますが、Jl. Nelayanの「Fold」は姉妹店です。かぶっている商品もありつつ、「あちらにあって、こちらにない(逆も)」もあります。たとえばマドレーヌは07.AMのみ、フィナンシェはFoldのみですわよ。両方チェキラ!
ベーグルも置いてあります。
プレーン1種類のみ。
意外と値段は安め。ベーグル1個Rp10,000+(約100円+)。
「07.AMは高額」という在住さんもいますが、実は小麦やバターの使用量によって値段がまちまち。バターをふんだんに使うクロワッサンやクロドーナツ、クリームもりもりのケーキ類は割高ですが、素朴なバゲットやイングリッシュマフィン、ベーグル、プレッツェルなどは割安です。
肝心の味と食感は、パーフェクト!まさにベーグルです。外はカリ、中はもちふわ。前歯もっていかれるほどの硬さと弾力。トースターで焼くとさらに外カリカリ、中はもっちりふんわり。ほんのり塩気あり。
何かを挟んでも当然おいしいと思いますが、シンプルにこのまま食べるのがベストじゃないかと。あぁ、書いてるだけでまた食べたくなってきました…。
- 店名
- 07.AM Baker’s Club(セブンモーニング ベイカーズ クラブ)
- 地図
C-02. Farine(ブラワ)
- おすすめ度:★★★★☆
- ベーグルの味・食感:★★★★★
- ベーグルの生地の種類:★★★☆☆(3種類)
- ベーグルの価格:★★★☆☆
- 店内外の環境:★★★☆☆
- 接客サービス:★★★★☆
チャングーといわれるティブブネンのJl. Pantai Berawa沿い、ウマラスからのショートカットを出て、少し南下するとあります。
初めて伺ったのは2017年10月。…6年半前?もうそんなに経つんかーい!
屋外は駐車輪場と、長椅子のイートインスペース。かつてはテーブルが並んでいましたが、持ち帰りが多いのか撤去されちゃいました。
店内はガラス張りのショーケースがちょこんと2角分。ショーケース内にたまに虫がいるのが難点。
その他の大部分は製パンスペースと大型オーブン、さらにパンラックカートが並んでいます。個人客よりもレストランやカフェなどへの卸が多いんですって。
オーナーはオーストラリア在住歴の長いイギリス人。ファリン自体は単体オーナーですが、系列グループがすごいですわよ。
メキシカンの「Motel Mexicola」、イタリアンの「Da Maria」「Luigi’s」、地中海レストラン&バー「Mosto」などなど(クローズした創作和食「Uni」やビーチクラブ「Toropicola」も)。欧米人複数のジョイントで、某店にはこっちの5人、某店にはあっちの7人、みたいな出資方法なんですって。
スタッフは、6年半経っても顔ぶれがほぼ変わらず。しばらく行かないと「ひさしぶり」って言われます。よく覚えてますよね(こっちもだけど)。
夕方の閉店近くに行くと、買った分に加えて、1~2個無料でオマケ。もちろんもらえないことも。こういうサービス、嬉しいですよね。
ベーグルも置いてあります。
日によって、プレーン、白ゴマ、白黒ゴマなど2~3種類。
値段はやや高め。ベーグルは1個Rp20,000(約200円)。うれしい税サ込。
ショーケース内にプライスカードがないので事前にスタッフに尋ねるか、打ってもらった値段で確認するしかないです。
味と食感は、まさしくベーグル。外はカリ、中はもちふわ。前歯もっていかれる弾力です。07.AMのベーグルよりは柔らかいけども。
気のせいか若干小さくなったような…。でもこの味なら許す!
- 店名
- Farine(ファリン)
- 地図
C-03. 7islands Bakery(ブラワ)
- おすすめ度:★★★★☆
- ベーグルの味・食感:★★★☆☆
- ベーグルの生地の種類:★☆☆☆☆(1種類)
- ベーグルの価格:★★★☆☆
- 店内外の環境:★★★★☆
- 接客サービス:★★★★★
Jl. Pantai Berawaの緑がほどよく多い一帯、お寺の前に建つベーカリー兼カフェです。
初めて伺ったのは2015年8月。なんと8年半前!旧名称「Coffee ‘n’ Oven」のオープン当初は、現在のスペースにテーブルがポツン…ポツン…しかなく「大丈夫か?ここ」と心配になるほどでした。
その後、抜群の味と雰囲気と接客でみるみる人気になり、コロナ禍中も朝から夕方までコーヒーを飲みにくる欧米人で大賑わい。違う意味で心配になるほどの混雑でした。
今月(24年5月)にお寺の駐車スペースがNGになり、バイクや車の駐停車がやや難しくなりました。常連さんはご注意を。
オーナーシェフはオランダ人。現「7islands」に名称変更したのは、共同経営者のジャカルタ人が手を引いたため会社登記を変えざるを得なかったんですって。
スタッフは昔からいる子もいれば、新人も。基本的にみなさんフレンドリーでスマート(賢い)で感じが良いです。呼べばすぐ来るけど、呼ばなければ適度に放置してくれるので長居できちゃいます。
ベーグルも置いてあります。セサミの1種類のみ。
ほかのパンも含めて、夕方には売切れます。あってもショーケース内にポツンポツン。あれこれ選びたい方は午前中にGO!
値段は普通。ベーグルは1個Rp18,000(約180円)。うれしい税サ込。
たぶんモントリオールスタイル…と思ったんですが、元祖オランダ式か!オランダ人だもの。
食感はやわらかく、食べやすいです。硬さやもっちり感はなし。トースターで焼くと外はサクッ、中はふわふわ。悪くないけど、歯ごたえに硬めのベーグルらしさを求めるならあえて選ばなくても。
ここはクロワッサンやドーナツなどほかのベーカリーもおいしいですから。ケーキもおいしいですから。ついでにコーヒーもおいしいですから。
- 店名
- 7islands Bakery(セブンアイランズ ベーカリー)
- 地図
昔は合格点のパン屋を探すのさえ大変だったバリ島で、今やベーグルだけでも「あそこがおいしい」「ここが好み」と贅沢なことを言えるようになりました。
ご存じのようにベーグルって1個でお腹が張るんですよ。食べ比べるために1/4ずつカットしていただきました。残りは冷凍。おかげで一時は冷凍庫の上段の半分がベーグルで埋まる始末。なんの修行?しかも家人は硬いパンが苦手で一切食わねーし。いや、良いんですけど。ベーグルが好きだから。
今回ご紹介した以外にも隠れたおいしいベーグルがあるかもしれません。
皆さんのお口に合う1品が見つかるといいですね。
では、ごきげんよう。
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