エアアジアのプレフラベッドが快適すぎる

2月は失速ぎみですみませんぎりキャベツ。目と腕と肩と腰が痛くなるほど、画面と向き合って過ごしてました（ザッツ繁忙期）。
さて、エアアジアX直行便について。
あれ？この前もエアアジアについて書いてなかったっけ？デジャブ？略してデブ？誰がデブやねん！とお思いになりました？
えぇ、また乗ったんです。今度はDPS（デンパサール）→NRT（成田）の帰国便。
それも、プレミアムフラットベッドに。

このプレフラベッド（勝手に省略）、前評判通り、いや、個人的にはそれ以上に快適でしたーー♪
「機内でゆっくり寝たい」という方は、プロモや割引セールでお得にGETして1度乗ってみることを激しくおすすめします。←エアアジアの回し者じゃないYO！むしろ好きじゃなかったYO！

◆エアアジアXプレミアムフラットベッドをプロモ価格で購入

フィリピン航空の日付が変えられない問題が発生したため、新たに希望日で買いなおすか迷って、エアアジアXのサイトを見てみると…ちょっと奥さん！プロモ期間※1が始まったばかりなのか全席お安くなってますわよ！プレフラベッドも片道4万円台※2で出てますわよ！！ハァハァハァハァ（思わず興奮）
ちなみに通常価格で買うと片道7～9万円ぐらいします。あてくしが今まで見た最安値は46,175円の20%オフで37,473円でした。
※1：2017年11月時点。エアアジアのプロモは年4回ですが、2018年2/26まで「全席全便20%オフ」、3/1まで「限定大セール」など、定期的に値引き販売しています。
※2：エアアジアでは円とインドネシアルピアで差額が発生します。決済時お得なほうを選択すると良いでしょう。
プレミアムフラットベッドってなんじゃらほい？
エアアジアX DPS-NRT間の機体はA330で、プレフラベッドは搭乗口入ったすぐにあり、FSC（フルサービスキャリア）のビジネスクラスにあたります。1機につき、たった12席のみ。
スタンダードシートが3-3-3の1列9席に対して、プレフラベッドは2-2-2の6席でゆ～ったりとした配置。シート幅は19インチ（約48cm）でFSCのエコノミーシートより広く、前の座席との距離は59インチ（約149cm）あります。
目玉はなんといってもリクライニングでフルフラットベッドにできること☆
ほかに
・座席指定：無料（全12席のうち空席を指定可）
・受託手荷物：40kgまで無料（個数制限なし。1個32kgまで。スポーツ用品や楽器は別）
・チェックイン、搭乗、手荷物受取：すべて優先
・機内食：1食選択+ノンアルコールドリンク
・枕と掛け布団：無料（機内のみ）
・予約変更：出発2時間前まで無制限で可（日によっては差額あり）
・保険：手荷物遅延と1時間のオンタイム補償
がついてます。LCC（ローコストキャリア）なのにすごくね？
でもでも、何もないスタンダードシートは同じ距離・同じ時間なのに、プロモ期間中に買ったら片道1万円前後で乗れるんですよ。空いていれば3席分使って横になれますし。受託手荷物量を増やしたり、座席指定したり、機内食付けると、ちょっと値上がりしますけど。
それに、4万円も出すなら、FSCのガルーダインドネシア航空のほうが、エコノミークラスでも受託手荷物量が46kg+スポーツ用品と多いし、個人モニターで好きな映画を観られたり、音楽が聴けたり、機内食もついてるし、フリードリンクでアルコールもあるし…
迷いに迷いましたが、深夜の帰国便は眠くて映画観ないし、機内食いらないし（あれば配膳時間に起こされるし）、ドリンク飲みまくったらトイレ行きたくなるし。とにかく静かにゆっくりぐっすり寝たいなぁと。じゃないとBBAは帰国後いろいろキツイんです。
航空ヲタのNさんが「JALやANAのビジネスより放置されてゆっくり寝られるよ※3」というので、ますます乗ってみたくなりました。
※3：FSCとの違いなどは、コメント欄の「ヒコヲタN」さんをご覧ください☆めっちゃ詳しいですよーん
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◆2月中旬：デンパサール国際空港と周辺

バリ島発成田行きの便、この日は夜22:50発でした。
空港とバイパスと海上高速を結ぶロータリーがまだ工事中ですけど、1月中旬にダルン（クロボカンの端）から30分強で着いたため19時頃に余裕こいて家を出ました。
そ・し・た・ら、めっちゃ混んでるぅぅぅぅ！クタのシンパンナクラで早くもノロノロし始め、地下道のシンパンシウールで詰まり、その先のサヌールからの合流とクタへの分岐も流れず、ロータリーに近づけば近づくほど進まず。
どのドライバーもイライラしてるのに、車体にバッチリ社名の入った某社が無理やり割り込んできてヒンシュク買ってました。お客さんを急いで空港等へ送りたい気持ちはわかりますが、「そこは絶対使わないし、紹介もしない！」と心に誓いましたよ。社名背負ってるときはちゃんとやろうZE！（もちろんそれ以外のときもNE！）
結局この日は2時間弱かかってやっと到着。空港に着いただけでぐったりです。でも休んでる暇はありません。急がねば、急がねば。
Sちゃんによると、今日現在（2/28）もロータリー周辺の工事渋滞はひどく、時間帯によってヌサドゥア～クタまで3時間かかるそうです。海上高速を使うとサヌール方面に迂回になりますが1時間ですって。早く完成して緩和されるといいですね（切望）。※4
みなさん、時間に余裕を持って移動してくださいまし。
※4： ロータリー地下道工事による車線減少は3/7に緩和され、若干流れるようになりました。しかし、この先またいつ詰まるかわかりません。早めの行動をおすすめします。
ダッシュで入口にいる係員にパスポートと搭乗券を提示して、X線による手荷物検査を受けます。ここも1月中旬に比べるとだいぶ混んでます。前回ほとんど人がおらず、並ばなかったのに。客足が復活してるんですね。もしくは出国ラッシュ？
チェックインカウンターへ進みます。エアアジアは向かって一番左の奥です。
スタンダードシートのレーンはそれなりに並んでますが、プレフラベッドなので優先レーンへ。レッドカーペットが敷いてあって、ちょっと恥ずかしいです。俳優かモデル歩きすべきでしょう。もちろんしませんでしたけど（そういうレッドカーペットぢゃない）。
パスポートと搭乗券を出して、機内に預ける荷物＝受託手荷物を測ってもらいます。プレフラベッドは1人40kgまでなので超余裕。でもって、この時は機内持込のキャリーケースは測られませんでした。ちゃんと7kg以内に調整してたのに。日本ではバッチリ測るのに。
係員のお兄さんに「もし渋滞で乗り遅れちゃったらどうすればいいの？」と聞いたら、笑顔で「まだ1時間半あるから大丈夫！心配いらないよ」って…いや、そうじゃなくて。搭乗時間過ぎたら航空券買いなおしだそうです。LCCは厳しいですね。FSCだと当日カウンターで相談すると融通きかせてくれることがあります（必ずではない）。
手荷物検査場も混んでるぅぅ～。囲いに入れないほど並んでます。身体検査がスキャン式になったせいで前より時間がかかって混雑度増。よく見ると、スキャンとそうじゃないのが1個おきに並んでるんですね。
出国審査場も長蛇の列というほどではないですが、1ヶ月前ほど空いてもいません。10～15分待ちました。
免税店を抜けて、前回と同じカフェレストラン「Last Wave」へ。早めに着いて優雅にダバダ～するつもりだったんですよ。それがこの焦りよう。
でもって、めっちゃ混んでるぅぅぅ～。広いのにソファー席は全部埋まってるし、2～4人がけテーブルにほぼ先客がいます。空席はカウンターと大型の相席テーブルのみ。1ヶ月前と大違いです。時間帯のせいでしょうか？（前回よりちょっと早めの時間）
客層は欧米人が7割、インド系と中華系が2割、インドネシア人やその他が1割といったところ。日本人もちらほら見かけました。
ラストウェーブのシーザーサラダ、Rp113.636++（1円=Rp127として約895円++）

味はいたってフツー。ロメインレタスはまぁ新鮮でシャキシャキしてますが、ドレッシングがやや甘めなんだな。そして高い。前回と同じく、税関抜けたのに税金10%かかるのが疑問。
搭乗時間30分前になったので移動します。
この日のゲートは7番。さすがLCC、遠いです。 トイレに寄ったり、なんだかんだしてる間にゲートが開いてしまいました。
ん？優先搭乗のはずが、Aの優先レーンが閉まってます。Bの通常レーンに並んで、順番にイン。係員に「なんでAが閉まってんの？」と聞いたら「先に呼んで優先的に乗せて閉めちゃった、テヘ」って。いや、閉めんなや！閉めたら意味ないじゃん！あとから来る客も入れろや！！

◆DPS→NRTエアアジアX

1月中旬は搭乗率30%程度でスタンダードシートの1列9席に2～3人しか座ってなかったのに、2月中旬はホットシートとクワイエットゾーンでは80%程度、スタンダードシートも半分～7割程度埋まっているように見えます。直行便なので日本人多め。卒業旅行や早めの春休み旅行でしょうか？
プレフラベッドは1列6席に対して、この日は前後列とも4席ずつ埋まってました。
いやー、広いです。特に足元はとても広く感じます。前席との距離が59インチ（約149cm）もありますからね。なんなら1人用の小型テントが張れますよ。張っちゃダメですけど。
荷物を床に置いて収納スペースへ仕舞う際も、前後左右を気にする必要がありません。
シートをひたすら倒してみます。ひじ掛け先端についてるボタンを押し続けると、グイーーーーンと斜度がついていきます。
CAが慌てて「まだお使いにならないでください」と言いに来ましたが、「試したい」と言ったら快諾してくれました。驚かせてすみません。まだ飛び立つ前で、ちゃんと安定飛行に入ってから使いますのでご心配なく。
　　
フルフラットといっても一般のベッドほど真っ平ではないですね。頭がやや高め、足が低め。逆向きで寝ると頭に血が上って辛そうです。てか足の位置に頭があったら、見たCAが驚くでしょう。
座席を椅子状に戻すときもボタンでグイーーーーンと。間のひじ掛けは広く、隣の方と取り合いになる心配がありません。
シートの足元には、コンセント挿込み口が付いてます。

110Vですって。変圧器なくても日本製品が使えます（インドネシア製は220-240V）。もちろん自動変圧のPCやスマホは充電し放題。
飛び立つ前に、CAからペットボトルの小さなミネラルウォーターが配られて、機内食の配膳希望時間を聞かれます（FSCでは一般的でもLCCにはないサービス）。この時点で夜11時近いため、朝食を希望する方がほとんどですが、あてくしは夜食にしました。なぜなら朝食時間もできるだけ寝ていたいからです。夜遅くに食べて、席で動かず、すぐ寝るっつーのもどうかと思いつつ。デブまっしぐら？誰がデブやねん！
この日は定刻より少し遅れて離陸。
飛行が安定してシートベルト着用サインが消えたら、枕と掛け布団が配られます。

これがまた予想以上に良質。枕は適度な柔らかさと厚みがあり、掛布団は軽くてふわふわで暖かい。足まですっぽり隠れるし（長身の男性には無理かも）。FSCのエコノミークラスの毛布より断然気持ちよいです。
選べる機内食はラザニアにしてみました。ドリンクはコーヒーをセレクト。
深夜の機内にラザニアとコーヒー臭をまき散らしました。就寝準備中の方々、ごめんなさいよ。
　　
ラザニア、味濃いめ。添えの温野菜、かなりぐだぐだの柔らかめ。まぁLCCならこんなもんでしょう。個人的には機内食をやめて、出発前と到着後にそれぞれの空港で好きなものを食べたほうが良い気もします。コーヒーは普通においしかったですけど。
離発着時以外は各ゾーンがカーテンで仕切られるため、一番前のトイレはプレフラベッドの方しか使えません。12席用のトイレ。いつも空いてて並ばずに済みました。それも快適。
さぁ、寝るぞ。以前ガルーダインドネシア航空でいただいた耳栓とアイマスクを装着して、おやすみなさーい☆
横になってみると機体の音や揺れがダイレクトに体に響いてきます。特に気流のフワッとした高低差が怖い。当たり前ですが地上とはやはり違います。
とか言いつつ、朝CAに起こされるまでぐーっすり寝てました。声をかけてくれた時間は、朝食が終わって、離陸体制に入るちょっと前。噂通りの放置プレイです。こんなに寝かせてくれるなんて本当にありがたい。FSCだとかなり早い時間から点灯して配膳時には起こされますからね。
この値段で、このシートで、このサービスなら、次回以降も選択肢に入れたいと思います。行きは朝便なので、帰りの夜便で。
あ、CAの接客応対やその他はLCCなのでスタンダードシートと変わらずテケトーです。くれぐれも期待しないように。

◆成田空港第2ターミナル

定刻より少し早い朝7時ちょい過ぎに成田空港に到着しました。
検疫のサーモカメラ（体温チェック）と床マットを通過して、入国審査場へ。朝なのに意外と混んでる！開いてるゲートが少ないせいもあるのでしょう。
受託手荷物は即ターンテーブルに流れてきました。急いで取りに行くほど早くてびっくり。優先ってすげーな。
手荷物の携帯品申告書を税関に提出し、無事帰国。お疲れさまでした。
ってすぐ帰らないYO！

◇自動化ゲート登録

自動化ゲートの登録をしたいんです。入国審査で並ばずスーーッと通りたいんです。
登録は毎朝8時から。入国審査前にも出来ますし、入国後に成田第2ターミナルだと3階の出国用チェックインカウンター近くでも出来ます。オープンまで時間があったので4階で朝食をとってから専用カンターへ向かいました。
日本人と外国人用の用紙があり、該当するほうに必要事項を記入し（住所、氏名、連絡先、パスポート番号等）、係員に提出します。係員がPCに入力（用紙をスキャンだっけ？）したあと、両手の好きな指の指紋を1本ずつ撮影します。人差し指が一般的ですが、親指でも小指でも良いそうです。ただ機械が認識してくれないとダメで、小指よりは人差し指がベターだとか。再撮影で合致したら、パスポートの最終ページに登録済スタンプを押してくれて完了です。空いていれば5分もかからずに出来ます。
ふっふっふー。これで今後は長蛇に並ばず、素早く通過できるぅぅ～（はず）。今は登録もゲート自体も空いてます。この先どうなるかわかりませんけど。登録の期限はパスポートの有効期限の前日ですって。頻繁に海外渡航するなら、指紋採られて困る方以外、しておいたほうがラクだと思います。