
ひさしぶりに飯テロぶっこみまーす。
島内のあちこちで渋滞がひどく、行動範囲がさらに狭まってますのよ。
えぇ、うちの周り=ダルン地区はローカル地帯だけあって飯屋には困りません(ただし大きな祝祭日は一斉休み)。
以前書いたバリ飯記事と同様に、地元民が通うワルン(食事処/屋台)の中でも、バリ人経営のバリ飯ナシチャンプルにフィーチャーしました。
上からおすすめ順です。個人の好みで並べただけですけど。
セレクトの主軸は、味と食感とおかずのバランス。
店が薄汚れている・暗い・狭いとか、オーナーやスタッフが無愛想とか、行くたびに値段が変わるとか…そんなこまけぇこたぁいいんだよという精神です。
日本および第三国にお住まいのバリ飯好きさんは、掲載写真を見て存分に悶えていただければ幸いです。
この記事の目次
ダルンについて
そもそもダルンってどこにあるのさ?ここだよ、ここ!
と、いつものようにGoogleMapsへリンクさせたいところですが、「Dalung」と入力して表示されるのは、クロボカン・チャングー・ティブブネン(ブラワ)など超オシャンティーな観光地を含んだエリア。いや、それ絶対イヤでしょ、ほかの地区の人。
実際に「ダルンプルマイ」と呼ばれているのは、デサ ダルンとデサ クロボカンカジャにまたがる一部の地域。地図にピンク色をつけたあたりです。
観光地からの来訪はもちろん可能ですが、狭い道が多く、初見だと迷うかも?
入り込むと”リアル脱出ゲーム”になる危険があります。お気をつけください。
バリ飯
Ayam Betutu Dewi Sri(クロボカン)


アヤムベトゥトゥ=鶏肉のスパイス蒸し料理の専門店です。
この料理はバリ島西部のジュンブラナ県ギリマヌッが発祥で、他の地域に広がったと言われています。
ギリマヌッではかなり辛くてスパイシー、クルンクン県やカランガッサム県では鶏肉にスパイスを詰めて、ギャニャール県ではオオバコやバナナの葉に包む、など地域によって調理法に差があるようです。
またお店によってもじっくり煮込んだり、蒸したり、焼いてから味をつけたり。食べ比べると、お肉がトロトロだったり、香ばしかったり、油断ならねー辛さだったり。それぞれの違いが楽しめます。
共通なのは、バリの伝統的なブンブ(赤ワケギ、ニンニク、ターメリック、ショウガ、トラシなど大量のスパイスミックス)を使っていることですね。
ここデウィスリは、蒸してから味つけしたかと。看板にパンガンと書いてあるから蒸し焼きか?
肉質はしっかりしつつも、やわらかく。鶏のさっぱり感と、脂身のとろり感がマッチしていて食べ飽きません。ごはんが進みます。難点はつい食べ過ぎちゃうところ。
ナシプティ(白飯)、アヤムベトゥトゥ、サテリリッアヤム(鶏肉とココナッツのつくね串)、ウラブ(いんげん/三尺ささげともやし和え)、テルール(味付けタマゴ)、カチャン(揚げピーナッツ)、ティムン(きゅうりの輪切り)、クアアヤム(鶏出汁の小スープ)、サンバルマター(生の唐辛子調味料)が1セット。写真はサンバル抜きです。
店内飲食も持ち帰りも、基本はビアサ(並)で1セットRp15,000(1円=Rp107として約140円)。
オーダー時に「ブサール(大盛)=Rp20,000(約187円)」、「スペシャル(特盛)=Rp25,000(約234円)」というとおかずやご飯を増やしてくれます。おかずの種類ではなく、それぞれの量が増えます。
また「サテリリッ増やして」とか「タマゴいらない」とかの取捨選択も可能です(値段変更あり)。
◆周辺・店舗・雰囲気
昼時は混んでます(タイミングによる)。
鶏肉なのでイスラム教徒のジルバブをかぶったお客さんもいらしてます。スタッフにもムスリマいますし。ただし、ハラルではありません。
店頭にバイク停めにくいです。中途半端な上り坂かつ客が次々停めるから奥に入れると出しにくくなります。
車は常時無理です。路駐もしにくい道。
店内は3テーブルあるのですが、一番長い机はスタッフが調理や袋詰め作業に使っています。実質2テーブルやん!
いつも持ち帰りで店内で食べたことはありません。
バリのハリラヤ(ガルンガン・クニンガン等)はお休みです。
ダルン店を紹介しておきながら、バイパスタナロット店、パサールタナロット店、デンパサール店もあります。
あてくしは他店へ行ったことないですが、バイパスタナロット店によく行く友達いわく「おいしいし、雰囲気良い」とのことです。
- 店名
- Ayam Betutu Dewi Sri(アヤムベトゥトゥ デウィスリ)
- 地図
WARUNG NENGAH Spesial Ikan Laut(デンパサール)


イカンラウッ=海の魚料理の専門店です。
ジンバラン地区などで人気のイカンバカール=釣りたての焼き魚ではなく、海魚にスパイスを加えて調理したナシチャンプル屋。
白身魚で鶏肉よりさらにさっぱり。しつこさ一切なし。難点はマジで食べ過ぎちゃうところ。
ナシプティ(白飯)、サテイカン(魚の身の串)、サテリリッイカン(魚とココナッツのつくね串)、トゥム(すり身魚のバナナの葉蒸し)、ウラブ(いんげん/三尺ささげともやし和え)、カチャン(揚げピーナッツ)、クアイカン(魚出汁とつくねのスープ)、サンバルマター(生の唐辛子調味料)が1セット。写真はサンバル抜きです。
ちなみにサテリリッは北部ブレレン県が発祥と言われています。
トゥムは調べたものの発祥地はバリとしかわかりませんでした。他島料理にあるペペスに似ていて、バナナの葉を用いますが、使うブンブ(スパイスミックス)と包み方が異なります。ペペスは長方形、トゥムは正方形。
店内飲食も持ち帰りも、基本は1セットRp15,000(約140円)で、サテイカン1本、サテリリッ2本。
Rp20,000(約187円)だとサテイカン2本、サテリリッ3本。
「サテリリッ増やして」とか「トゥムいらない」などの取捨選択(値段変更)や、サンバルマターの別添えも可能です。
また、サテのみ5万ルピア分とか、スープだけ2万ルピアみたいなオーダーもできます(白飯なしでおかずのみOK)。
ちなみにクア=スープもおいしいです。ナシチャンプルの添えにしては量多め。
出汁がしっかり効いてて、辛すぎず(やや辛いけど)、さっぱり。つくね、やわらか。絶対に食べるべし!
◆周辺・店舗・雰囲気
こちらも昼時は混んでます。空いてるの見たことないかも。
魚なので他島の観光客も続々来ます。
店頭にバイクも車も停められます。デサ(村)の駐車係がいます。駐車料金しっかり取られます。
店内はそこそこ広め。奥行がありますね。
スタッフが多く、さばきが早いです。テキパキと。
なのに混むってすごい客数なんだな~。
バリのハリラヤ(ガルンガン・クニンガン等)はお休みです。
ちなみにダルン地区内ではありません。パダンサンビアンなので県をまたいでデンパサール市になります。でもダルンからバイクで5~10分程度(空いていれば)。
ここを入れたいがために「ダルン周辺」というタイトルにしました。
実は手ごろな値段で魚のおいしいワルンがなかなかなくてねぇ。バリ人へ差し入れや手土産にしても喜ばれます。
- 店名
- WARUNG NENGAH Spesial Ikan Laut(ワルンヌガー スペシャルイカンラウッ)
- 地図
BABI GULING PAN ARA(クロボカン)


夕方4時頃からオープンするバビグリン=豚の丸焼きの専門店です。
なぜ夕方かといえば、オフィスの駐車スペースを間借りしているため、そちらの閉所後じゃないと営業できないから。
バビグリンは中部ギャニャール県が発祥で、バリ島を代表する名物料理の1つです。
バビ=豚、グリン=巨大な棒に刺してグルグル回すという意味。普通の竹串やレモングラスを棒にした場合はグリンではなくリリッと呼ばれます。サテリリッとか。
パンアラは、たしかブレレン県オーナーのお店。
パン=お父さん・おじさん(男性)、メン=お母さん・おばさん(女性)という意味。
なので、「アラおじさんの豚の丸焼き店」になります。
ナシプティ(白飯)、ベ(豚肉の身)、ベーコン、レバー(血合い)、ウルタン(腸詰めソーセージ)、豚皮、サテリリッ(豚肉のつくね)、ラワール(豚肉とココナッツとインゲンの和え物)、サンバル(唐辛子調味料)が1セット。
店内飲食だと、スプアレス(豚の骨とバナナの木の茎を薄くスライスして煮込んだスープ)が付いてきます。
ビアサ(並)でRp20,000(約187円)、ジャンボ(大盛)でRp25,000(約234円)、ピサー(別盛り)でRp30,000(約280円)です。
この値段で豚肉が食べられるのは田舎かローカル地帯ぐらいかも。
◆周辺・店舗・雰囲気
最近は空いてることが多いです。
なぜなら、GoogleMapsのクチコミにもあるように、日によって店員によって盛りや味がものすごーく異なるんですよ。
肉がやわらかくジューシーなときもあれば、小さなゴミみたいなのしか入ってないときもあれば、白飯が硬いときもあるし、ラワールの鮮度も、ねぇ。
波がはげしく、かーなーりー当たり外れがあるので、わざわざ遠征はオススメしません。何かのついでに寄れる方はどうぞ。
毎週日曜とバリのハリラヤ(ガルンガン・クニンガン等)がお休みです。
- 店名
- BABI GULING PAN ARA(バビグリン パンアラ)
- 地図
余談ですが、あてくしの現時点でのベストバビグリンは、チャングーの先ムングーにある「Babi Guling Jero Kawan(バビグリン ジェロカワン)」です。
支店がいくつかあるものの、本店を超える味と盛りと雰囲気は味わえません(パダンリンジョン支店の店員はイマイチすぎておもしろいけど。飲み物3回も聞いてきた!)。
SIOBAK KOMING(ダルン)


シオバッ=中華系豚肉料理の専門店。
SiobakまたはSyobakと綴ります。読み方もシオバッまたはショバ。どちらでも通じます。
中華系コミュニティから生まれた、北部ブレレン県シンガラジャの名物料理です。
豚のお肉だけでなく、内臓や皮などあらゆる部位が入って、醤油ベースの甘辛ソースがかかっています。
シンガラジャ人はほぼ全員大大大好き。でも日本人は「・・・」かも。バビグリンに比べるとパンチがないし、ベゲニョル(豚の角煮や脂身揚げ)ほど味の深みやカリカリ感がないし。
「ダルンにおいしくて人気急上昇のシオバッ屋ができた!」と聞いたものの、無表情で「へー」と。
ところが、しぶしぶ買いに行ったら家人よりハマりました。これまでシオバッなんておいしいと思わなかったのに!
お肉そのものに臭みがなく、そこそこやわらかいのと、ソースが辛くなく醤油系強めで食べやすいです。
あらゆる豚肉の部位(おおざっぱな説明!)とクルプッ(豚の脂身揚げ)とアチャール(きゅうりの酢漬け)、ブンブー(甘辛ソース)、サンバル(唐辛子調味料)が1セットでRp20,000(約187円)。ナシプティ(白飯)をつけると+Rp5,000(47円)。
肉が少なめなので、足すと+Rp5,000(47円)。
◆周辺・店舗・雰囲気
ダルンの大通りJl. Raya Padang Luwih沿いにあります。
元ワルンミナの「DALUNG TROPICAL(ダルントロピカル)」入口の真正面。
カキリマに毛が生えたワルンにつき、大通りで交通量が多くても駐車スペースはないです。
車は絶対に停められません。バイクも道沿いにかろうじて路駐。
朝10時頃オープンして、売切れたらいったん閉店。正午はまだ買えるものの、午後1時だと厳しいかも。
夕方再開。売切れたら終わり。午後7時頃に前を通ってもほぼ閉まってますね。
どうしても買いたい方は1度行って、直接WAを聞いてください。予約できるみたいです。
毎週日曜とバリのハリラヤ(ガルンガン・クニンガン等)がお休みです。
- 店名
- SIOBAK KOMING(シオバッ コミン)
- 地図
- このあたり
【おまけ】 Warung Merta Sari(クロボカン)【閉店】


ナシジンゴ=ご飯とおかずの小セット包みの専門店でした。
なぜ過去形かというと、書かないうちに閉店しちゃったんです(爆)
ただ、今も一定数量以上であればWAでオーダーできるため、【おまけ】 で紹介しておきますね。
バリ島のナシジンゴの歴史は、1990年頃。デンパサールのバドゥン市場の道沿いにあるワルンの店先で、夜に1個Rp500で売られていたのがはじまり。当時はその1店舗しかなく、クタやサヌールからみんなわざわざ買いに行ってたんですって。
今やどこでも売られていますが、どれ1つとして同じ味はありません。各家庭の味です。
そもそもバリとジャワを含む他島では、サンバルやおかずの味付けがかなり異なります。バリは辛め、ジャワは甘め。鶏肉はどちらも食するものの、豚肉はバリのみ(イスラム教徒にとって禁忌)、牛肉はバリ以外(ヒンドゥー教徒にとって神聖)。
共通してるのは、1個ではやや足りなく、2個じゃ多すぎること。なぜこの量?わざと?
◆周辺・店舗・雰囲気
ここ、ワルンメルタサリはコロナ中に売切れ続出のナシジンゴ屋として支持されました。午後1時頃売り始めて午後3時には無くなるという驚異の人気っぷり。クチコミで客が客を呼ぶ状態に。
コロナ明けに2回ほど近場へ移転して、そのときも週1ペースで買いに行ってたんです。安いし、おいしいし。
ただ本業(外国人とのジョイント業務)が別にあるらしく、徐々にクローズが増えていき、店舗契約が切れるとともに閉店しました。しくしく。
WAでのオーダーは、彼女の手があいてるときのみ。量と値段は応相談。
うちは頼んでませんが、根強いファンはウパチャラ(祭事)などの集客時にまとめてオーダーしてるようです。
また店舗で販売してくれないかなぁ。
- 店名
- Warung Merta Sari(ワルン メルタサリ)
- 電話番号
- バリ島内:0813-3843-8254 / 0819-9996-3104
※一定量以上の事前オーダーのみ
【おまけ】 Dhira Jaje Bali(クロボカン)


バリ語で、ジャジェ=バリの伝統的な生菓子を指します。その専門店です。
お菓子はヒンドゥー神サンヒャン・ウィディへの感謝の象徴として、儀式で使われることもあります。
朝の軽食に数えられることもありますが、ごはんの範疇ではなく、おやつです。
実は白飯以外をごはんにカウントしないバリ人多数。よって、ジャジェ→朝ごはん→昼ごはん→おやつにゴレンガン(揚げ物)→夕ごはん→夜にトランブラン(甘いホットケーキ)やロティバカール(甘い焼きパン)…1日中食べてんじゃねーか?とツッコミたくなりますが、「1日3食のみ」と言い張ります。
話を戻して。
テプンブラス(米粉)とサンタン(ココナッツミルク)やグラメラ(椰子砂糖)を使ったものが主流。
ディラジャジェバリでは、ラクラッ(米粉とココナッツミルクのパンケーキ)、ピサンライ(バナナの米粉包み)、ギリンギリン(ピンクと白の米粉もち)、クタンヒタム(インジン/黒米飯)、ブブールスムスム(米粉とココナッツミルクの糊状粥)などに、ココナッツパウダーが載っていて、自分でグラメラをかけていただきます。
以前は大好きなクレポン(椰子砂糖の蜜入り米粉もち)もあったのですが、すぐに硬くなるため取り扱いをやめたそうです。
店内飲食も持ち帰りも、基本は1セットRp5,000(約47円)。持ち帰りは1セットRp3,000(約28円)からオーダーできます。
「ラクラッ増やして」とか「ブブールスムスムいらない」などの取捨選択も可能です。
◆周辺・店舗・雰囲気
かつてSNSでご紹介したことがありますね。
もともとは小さなカキリマ風のワルン。どんどん人気が出て、今は田んぼが見える広いイートインスペースもあります。
午前9時半オープンですが、朝一で行くと準備中で全種類揃っていません。
午後4時過ぎるといくつか売切れます。
すべて食べたい方は午前11時~午後3時頃に行くと良いでしょう。
毎週日曜とバリのハリラヤ(ガルンガン・クニンガン等)がお休みです。しかもガルンガン~クニンガンまで10日間連休。
それでもおいしいから仕方ないです。
- 店名
- Dhira Jaje Bali(ディラジャジェバリ)
- 地図
ブログで紹介したお店にわざわざ足を運んで「おいしかった」とご報告くださる方がちらほら。
自分が良いと思ったモノやヒトをほめられると、めちゃくちゃ嬉しいですぅ~♡
あてくしが経営するお店じゃないので自慢したり占有することではないですが、ともに喜べることが、ね。
おいしくなくなったらごめんなさいと思うし、けなされても好きなモノは好きです。
今後も不定期に飯テロを行いたいと思います!
では、ごきげんよう。
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