【’19.7~9月初旬】天気・レートほか

バリ島の近況

あらやだ、奥さん。もう9月初旬ですわよ。
しばらくブログ放置ですみませんだみつお。ナハ!ナハ!ナハ!(もはや若者はついて来られまい)
さっそくバリ島の近況をお伝えしまーす。

天候:おおむね晴れ / 気温21~29℃ / 湿度72%程度

…乾季!
……圧倒的、乾季!!

です。
連日おおむね晴れ。朝方 雲が多くても、午前中には晴れて太陽が燦々とふりそそいでいます。
乾季ならではの強風で空気が乾燥しているため、蒸し暑さは感じません。
雨は週1程度。明け方か夜にザッと降って、5分もしないうちに止みます(地域による)。
8月中旬は朝晩涼しいを通り越して、寒かったです。「ここは避暑地?軽井沢かしら?」と勘違いするほど(気温だけね)。あてくし、バイクに乗るときは長袖着用、家の中でも靴下を履いてました。まぁ日本の冬に比べたら、薄手の長袖を1枚羽織る程度ですけど。初夏や秋の肌寒さかと。
9月に入って徐々に日中の暑さが増しています。
雨季はもう少し先ですね(たぶん)。
過去の天気はMemo Bali 天気ログ一覧でどうぞ。

◆ビーチでのサンセット

こちらは、スミニャックの「Pantai Petitenget(プティトゥンゲッビーチ)」で撮影した夕陽ショット。
バリ島「Pantai Petitenget(プティトゥンゲッビーチ)」 MemoBali
両手を使っているため、当然セルフィーは無理。友達に撮ってもらったんですけど、位置定めの間、手を上に掲げたまま、頭が写り込まないよう首を傾けたり、背中をやや反ったりして、ポージングが大変でした。おかげでステチな写真が撮れたお♡
若者の間で主流の“指ハート”や、つまみポーズも。
バリ島「Pantai Petitenget(プティトゥンゲッビーチ)」 MemoBali  バリ島「Pantai Petitenget(プティトゥンゲッビーチ)」 MemoBali
何枚も何枚も撮ってたらサンセット終わっちゃったYO!
映え写真に集中すると、夕陽をじっくり見られないNE!

←↑久しぶりにクリックおねげーしますだ

両替レート:(売り)1円=Rp129.25→127.75→134.50→131.75

…円高!
……圧倒的、円高!!

です。
6月に続き、7月は(売り)1円=Rp127~129台で推移していました。
8月に入った途端Rp130超え。2週目にはRp133台になり、8/13午前10時には政府公認両替所「PT. Dirgahayu Valuta Prima(ディルガハユ)」でRp134.25をマークしました。
バリ島「PT. Dirgahayu Valuta Prima(ディルガハユ)」MemoBali
同日午後12時にはさらに上がってRp134.50。午後3時過ぎたらRp133台に戻りましたけど。
Rp134超えは昨年10月以来です。
同日海外送金「TransferWise(トランスファーワイズ)」ではRp136.11を叩き出しました!めったに見られない数字ィィーヽ(゚Д゚)ノ
海外送金「TransferWise(トランスファーワイズ)」MemoBali
とはいえ、手数料を引いた受取額を送金額で割るとRp134.62。政府公認両替所と大差ありませんね。
例年8月中旬は、東京為替市場の夏季休場もあり、海外投資家による買いが進んで円高傾向です。
今年もそうだろうと思っていたら、月初から飛ばしてきましたね。

◆現在の円高ルピア安について

以下、その要因について書きます(面倒くさい人は読み飛ばしてね)。
・8/1(木)日経新聞:米国FRBパウエル議長が米経済減速による利下げを10年半ぶりに示唆
・8/2(金)日経新聞:米国トランプ大統領が中国に対する追加関税を発表
      朝日新聞:日本が韓国をホワイト国除外する旨を閣議決定
・8/5(月)東洋経済:米財務長官が中国を為替操作国に認定
これらの複合技により、中国元が下落、元に連動して韓国ウォンも急落(暴落)。
新興国通貨と言われるトルコリラ、南アフリカランド、インドネシアルピアも投資家のリスク回避で大きく値を下げました。
逆に、有事の円買いで円が急騰します。スイスフランも上昇。
・SankeiBiz:新興国通貨にも売り波及
お盆初日の8/11はイドゥルアダハ(イスラム犠牲祭)によりインドネシアの銀行が休業。政府公認両替所に大きな動きがなく、例年の予想が外れたかと思いました。ところがどっこい。
・8/13(火)日経新聞:米国トランプ大統領が中国5社からの調達禁止
・8/14(水)BBC:米政府が対中追加関税の一部延期を発表
・8/15(木)BBC:景気先行き不安 世界同時株安
上記3連発の影響で、8/13円高、8/14一時円安、8/15円高、と乱高下。
・8/22(木)日経新聞:韓国がGSOMIA破棄発表
・8/23(金)Bloomberg:中国が対米報復関税発表
・8/24(土)日経新聞:米国トランプ大統領がさらなる対中関税を発表
中国・韓国側からの発表では円に影響がなかったものの、米国の追加発表で、週明け8/26に再度1円=Rp134.25に高騰。
もうね、日本政府や日系企業の動向に関係なく、トランプ大統領のツイートだけで為替が大きく動いてますわよ。彼のツイッターに張り付いていれば相場が読めるかも?!
8月の大幅変動で大損こいた投資家が多かったのか、米中経済摩擦は9月も続いていますが、為替の値動きは鈍化しています。特にポジティブな話に反応薄めです。
・9/1(日)日経新聞:米国トランプ大統領が対中報復関税 第4弾発表
・9/2(月)ロイター:中国が米関税巡りWTO提訴
・9/5(木)日経新聞:米国が中国との貿易交渉再開を発表
円高ルピア安は、日本からバリ島含むインドネシアへの旅行者にはありがたいですよね~♪
ホテルも食事もスパもショッピングもトランスポートもすべて安く済みますから。
紙幣の両替だけではなく、カードによるクレジット払いやキャッシング利用もお得なレートが適用されます(キャッシングの引き出し手数料は一律)。
逆にルピア払いには逆風です。てか突風レベルですわよ、これ。
たとえば、ガルーダインドネシア航空は日本の国際空港利用時に着陸料や停留料などを払ってるじゃないですか。航空機の種別によりますが、成田空港だとA320で約22万円、B777で約57~73万円、A380は約110万円です。
仮に100万円払うとしましょう。1円=Rp98なら9,800万ルピアで済むのに、Rp134だと1億3,400万ルピア必要です。その差額Rp3,600万ルピア也。これが各国へ連日となると…そりゃ経営赤字に転落しますね。
この状態が続けば、インドネシアの銀行は引出しや解約防止で金利を上げるでしょうね。預金している人は利息がついてよりお得に、借入している人は利子を取られて損します。貧富の差が拡がるぅぅ~((((;゚Д゚))))
過去のレートはMemo Bali 両替レートログ一覧でどうぞ。
レートについて長々書いたら疲れてきました…以下、さっくりと。

インドネシア国内

◆首都移転先、決定

【バリ島の近況】5月でチラッと触れましたが、インドネシアの首都移転先がついに決まりました。
東カリマンタン州のクタイカルタネガラ県と北プナジャムパスル県です。
首都移転にかかる費用は466兆ルピア(327億9000万ドル)となる見通しで、2024年の移転開始を目指します。
・BBC:インドネシア、首都移転先はカリマンタン島
・REUTERS:インドネシア、首都移転先を発表 ボルネオ島に
・JETRO:東カリマンタンへの首都移転、2024年中に開始
ただし、インドネシア中央銀行と金融監督庁(OJK)はジャカルタに残すと述べています。「米国に例えれば、ジャカルタはニューヨーク、新首都はワシントンの位置付け」だそうです。
・NNA ASIA:新首都に中銀とOJKは移転せず、開発長官

◆パプア州デモで暴徒化

8/19以降パプア州と西パプア州のほぼ全域で、抗議デモから暴動に発展し、治安部隊・住民ともに死傷者が出ました。
発端はスラバヤでの兵士によるパプア出身学生に向けた差別発言です。
・BBC:パプア住民「我々はサルじゃない」 インドネシアで反差別暴動
・朝日新聞:学生は「サル」、兵士が暴言インドネシアでデモや暴動
一時は安全上の理由により、州内のインターネット利用や外国人の渡航が制限されました。今はほぼ沈静化した模様です。
・NNA ASIA:パプア島への外国人の訪問を制限、調整相
現時点でバリ島にはまーーーったく影響ありません。むしろ「そんなことがあったのか」と驚く方も多いでしょう。
ただ、この騒動の根底にあるのは文化や宗教観の相違です。バリ島も他島と異なるため、この先飛び火しないことを願うばかりです。みんな、お互いをリスペクトして、仲良く暮らそうZE!
それにしても見出しで差別用語の「サル」連発って(;´Д`)

◆外国人免税制度を緩和

10/1から外国人訪問者の免税制度を緩和、ですって。
・NNA ASIA:10月に外国人訪問者の免税制度を緩和
免税対象の小売店で、1回の買い物が50万ルピアを超えたら、それらを合算して500万ルピア以上で付加価値税分を返金。
出国の1ヶ月以内が対象で、購入店舗や購入日が違ってもOK。
申請は出国前にチェックインカウンター付近の専用カウンターで行う、と。
うーむ、わかりにくいんですけど。
免税店(DFSなど)はもともと免税だから対象外ですよね?
対象の小売店ってどこでしょう?付加価値税を払ったショップやレストラン全部?※1
空港の専用カウンターの数は?スタッフたくさんいるのかしら?各国の旅行者が50万ルピア以上のレシートを大量に持って並んだら、確実に混雑するはず。あやうく飛行機に乗り遅れる可能性も…
でも返金されるなら嬉しいですよね。チャレンジしてみよーっと。※2
ちなみに、インドネシアの付加価値税は基本10%。政令により5~15%範囲で増減可能だそうです。
・JETRO:インドネシア 税制 「その他税制」詳細
<追記>
※1: 付加価値税(PPN/Pajak Pertambahan Nilai)について調べてみました。
インドネシア国内において年間総売上が48億ルピア以上の事業者(企業および個人)はPPNの登録が必須です。満たない場合でもPKPの取得は可能。よって、ある程度の規模以上の小売業店は対象です(そのへんのワルンや個人事業は無理そう)。
除外品目としては、基本必需品(米・塩・生鮮品ほか)、レストラン等での飲食、医療・金融・福祉・ホテルなどのサービス全般、両替所の利用など。
んじゃ何が免税対象になるかというと、洋服・雑貨・装飾品・コスメなどです。たとえば、スミニャックあたりのおしゃれな路面店でワンピース2枚買えば50万ルピア超えますね。また支店展開しているオーガニックコスメの専門店で化粧水と乳液とボディソープをまとめ買いすると50万ルピアいくでしょう。それらの合算が500万ルピア超えたら返金対象です。意外とハードル高いですね。あ、サーフボードなら1枚で500万ルピア超えそうですよ!
※2: 免税対象は非居住者(いわゆる旅行者)です。居住者(在住者)は除外。

バリ島全土

◆バリ島南方沖でM5.7の地震

すでに記憶からファラウェイしかけてましたが、7/16午前7時すぎにバリ島南方沖でM5.7の地震がありましたの。震源地はバリ島デンパサールの西南西82.1km、震源の深さは91.6Km。
・産経:バリ島沖でM5.7 寺院損壊
震源地に近い、南部西側のヌサドゥア、ウツワツ、ウンガサン、ジンバラン周辺では寺院や学校の一部が損壊しました。直前に地響き?地鳴り?が聞こえたとか。ゴゴゴゴーッと。
やや北上したスミニャック、チャングー、クロボカン、ダルンも揺れました。地盤によりますが、うちは体感で震度3程度。バリ島にしては大きめ、日本と比べると慣れっこなのか余裕。
中部ウブドでは体感震度2-3程度だったとか。
ただし、インドネシアは建造物が壊れやすいため、スリルが増しおくんです。揺れたらとりあえず建物から出ようNE!なめてかかると下敷きだZO!
この数日後に1回だけ小さめの地震(余震?)がありました。その後 体に感じる揺れはありません。ガス抜きでおさまってくれることを願います。

◆MemoBaliサイト、暫定オープン

このブログ、なっげー。。いろいろもろもろえろえろ溜めた自分が悪いんですけどね。
えっと、バリ島の総合サイト「Memo Bali」を作り始めました。
でもね、まだレストラン6軒しか紹介できてませんの。ネタは日々蓄積されております。まぁそのうちに。
バリ島「Memo Bali 食(メモバリ グルメ)」  バリ島「Memo Bali 食(メモバリ グルメ)」
そうそう、スマホで閲覧すると、各詳細ページの写真に説明文がかぶっている場合があります。スマホ自体を横にしてご覧くだぱい(ユーザーの動作にゆだねるの巻)。たぶん重ならないはず。
ブログもまた近々書きますね。自慢(自爆?)したいことがいくつか。
では、ごきげんよう。

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