ここ数日、ちょいちょい外出しております。
今日は朝一で品川のインドネシア大使館へ行ったら、ラマダン(断食月)のため30分遅れての開館でした。おかげで次の会議に遅刻しそうになり、駅までダッシュ!意外と走れるもんですなぁ。
ラマダン中に行かれる方は事前に電話等で開館時間を確認のうえ、余裕を持って臨んでくださいね。って該当者少なそうだけども。
ちなみに7/16~21はイドゥルフィトリ(断食明け大祭)で休館です。
日曜は渋谷で女子会でした。バリトークに花が咲き、めっちゃ楽しかったです。
が、つかれてしまったようで・・・。
(以下、スピリチュアルやオカルト系が苦手な方は読み飛ばしてください。)
帰り道、なんとなく身体が重く、息苦しく感じました。
「疲れたのかな?」と思いながら寝たところ、憑かれてたようです。夜中2時過ぎに足首をグイーーーンと引っ張られて、うつぶせだった私は思いっきりエビ反りに。最初は片足、そのあと両足。目をつぶったまま視てみると、小さなガリガリのおばあさんが白髪を振り乱しながらものすごい形相で足を引っ張り上げてます。てかあんた誰だYO!なんで上げるんだYO!ヨガかYO!
動揺すると相手の思うつぼになりそうで(露出狂と同じ。騒いだらいい気になる)、とりあえずヒンドゥ教のオームや仏教のお経を唱えてみたり、まったく違うことを考えてニヤニヤしてみたり。数秒~数分程度で終わりましたが、朝になっても掴まれた感覚は残ったまま。その後、別件で用事があった光源花伝の貴陽絵さんに祓ってもらってスッキリしました。
あてくし、この手のモノはあまり(ほぼ)視えないので怖くないのですが、たまに繁華街で拾ってきちゃうみたい。以前もしばらく重いなぁと思ってたら、新宿歌舞伎町で一昔前の金髪ロン毛(しかも枝毛あり)のお兄さん(故人)をお持ち帰りしてたようです。
まぁ憑かれてもね。何もしないし。無駄だと思いますけど。ということで他の人にお願いしまーす。

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憑かれて思い出した話。
去年5月頃、奉納劇チャロナランがあちこちのオダラン(寺院祭礼)で上演されました。観光向けではない宗教的要素の強い儀式舞踊の1つで、バリ人にとっても一生に1度観るかどうかと言われる珍しいものだそうです。在住友達を誘ったところ、義両親に数日前から心配されたとか。家人は行きたがりません・・・怖いのか、夜遅いのがイヤなのか。
あてくし、師匠や先生方が出演されるため、おまけ(お手伝い名目)で同伴し、約1ヶ月間に4回も観ちゃいました。ウブド地区やメングウィ地区など。
チャロナランはだいたい夜10時か11時頃からスタートして、深夜2時か3時まで続きます。
上演中に霊が飛び交うらしく、最後まで観ないと憑りつかれてしまうんですって。
地域や回によって、内容が若干異なります。
クバヤ姿の地元女性たちによるルジャン(奉納舞踊)で幕開けもあれば、バロン(聖獣)を置いてお浄めからスタートも。
バリ島 チャロナラン
バリ島 チャロナラン
バリ島 チャロナラン
続いて、テレック(女性によるトペン舞踊)。
ジャウク(男性によるトペン舞踊)も登場し、賑やかになります。
夜のせいか、熱気のせいか、霊のせいか、ブレブレ写真ですみません。
バリ島 チャロナラン
バリ島 チャロナラン
シシアン・デワ。
チャロナラン(魔力を持つ后)の手下にあたる女の子たちの舞いです。
化粧も衣装も可愛く華やかですが、少し前かがみの姿勢でどことなくブラックな雰囲気が漂ってます。
バリ島 チャロナラン
ランダ(魔女)が登場し、ナイフや竹棒を持った男性陣が闘いを挑みます。
ここでトランス(憑依)される方々が続出!闘っている男性の数人が奇声をあげて動き回り、人によっては刀や棒を自分に突き刺します。その人を数人で取り囲み、お寺の中へ(それを子供たちが興味津々で走って見に行く)。聖水をかけられて正気に戻るようです。
バリ島 チャロナラン
観客は固唾を飲んで静かに見守ります。中にはつられてトランスしだす人もいて、突然奇声をあげて暴れます。予測不能な分、そちらのほうが怖いかも。
さらにランダとバロンの闘い。
一段落すると、お坊さんが場に聖水をまいて、浄めます。
バリ島 チャロナラン
先ほどのシシアンが髪をボサボサに、顔にペイントメイクして、牙をつけて再登場。シシアン・グレーです。白い布を振り回しながら飛び跳ねるように踊ります。
あてくし、ウブド地区で見ていたとき、カメラがおかしくなって撮れなくなりました。そうしたら、1人の女の子が半端ない声で絶叫を開始。低く呻いたり高く叫んだりを繰り返します。前かがみになって大きく揺れ出したかと思いきや、のけぞってみたり。
ひょえーーーーー本気で憑りつかれてるぅぅぅ(((((((( ;゚Д゚))))))))
さきほどのランダと闘う男性たちのトランスとは比較にならないぐらい、見事に入られてます。男性3~4人がかりで押さえつけ、お寺の境内に引きずられていきました。聖水でびしょ濡れになりながら意識を取り戻して控え室へ。疲れた様子で腰をおろして呆然としています。が、あてくしが視る限り、全然抜けてませんNE!あの子、たぶん1週間ぐらい辛かったんじゃないかと思います。
チャロナランが登場して、コントのような寸劇がはじまります。これがひたすらバリ語で何がおもしろいのかチンプンカンプン。バリ人は爆笑してますけどね。日本人を含む外国人にとっては睡魔と闘う時間。
バリ島 チャロナラン
バリ島 チャロナラン
コントのあたりで眠くなってるので、最後はよく覚えてません。4回も観たのにねぇ。
しかもチャロナラン役の師匠やトペンの出演者たちは出番が終わったら帰ることもあり、一緒に退散しました。あれ?途中で帰っちゃいけなかったような・・・。観賞してるバリ人はご近所さんで夜遅くてもぞろぞろ帰れるから良いけども、あてくしその後バイクを飛ばさねばならず。
現実世界では、霊より夜の犬たちのほうがよっぽど怖かったです。

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