ひとりでゆっくりできるカフェ「RASIO」

ひとりの時間が大好きです。誰ともしゃべらず、黙々と作業をするのも得意です。
社交性がないわけではなく（たぶん）、人と会う時間は大切で、会ってるとき人一倍楽しんで見えるようです。ひたすらしゃべるマシンガントークや、スローな人が合いの手を入れられない高速餅つきトークも十八番。
ただ、誰かとずっとトゥギャザーはキツイんです・・・（家人は除く）。自分のやりたいことに集中できなくなりますし。つとめて1人の時間を確保しています。
ときどきふら～っと出かけては、いろいろ観察したり、あれこれ考えたり、本を読んだり。
日本にいるときは、ラーメン屋やファミレス、カラオケにも1人で行きます。先日「カラオケ好きなんですか？一緒に行きましょうよ！」と誘われたものの、「1人ずつ個室なら」と答えてドン引きされました。だって1人のほうが途中で止めたり、早送りしたり、何度も同じ歌を入れたりできるぢゃん。
えぇ、完全なぼっち好きですわ。
インドネシア人には、ぼっち思想がほとんどないように見受けられます。
特にバリ人はバンジャール（村組織/組合/寄合）意識が強く、いつも家族をはじめ、誰かと一緒にいるのが基本。仲良しならば、男同士・女同士でも手を繋いで歩いてますよね。
都心部のジャカルタとかだと違うのかしら？
バリ島で1人だと「可哀想」と思われるようで、店員さんがよく話しかけてくれます。
スカワティ地区のパダン料理屋では「なんで1人なのに店内で食べるの？普通は持ち帰る」と言われたことさえあります。その後めげずに店内で食べ続けてたら、そういう子と認定されたのか何も言われなくなりました。
1人で行動する外国人もいるんだYO！

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店員が適度に放置してくれて、かといってスタッフ同士がうるさくなく（客が賑やかなのはOK）、BGMが大音量で流れてなくて、混雑を気にせず長居できる、心地良いカフェって実は少ないです。
せっかく見つけても、すぐ潰れちゃいます。混雑しない＝客が少ないから仕方ないですが。
ラヤクロボカン通りにあった「カフェコルマ」はこの条件にぴったりなうえに、冷房が効きすぎず、コーヒーの味もそこそこ良くて重宝していたのに閉店しちゃいました。
カユアユ通り手前の「アノマリ」はコーヒーがおいしくてよく行きますが、客が多いのと、導線が気になります。ロの字形のレイアウトって回遊しやすいものの落ち着かないですね。
ラヤクロボカン通りの「トリプロ」は、ゆっくりできる数少ないカフェ。最近行ってないけども。
で、ウマラス1通りに風通しの良い、ぼっちに最適なカフェを見つけました♪
「RASIO coffee」といいます。ラジオ？ラシオ？
オーナーはバンドゥン出身＝スンダ人だそうです。

何が良いって、外に向かって並ぶこのカウンター！
これなら1人でも景色を友達にコーヒーが楽しめます。

カウンター越しに見える景色はこちら。
稲を刈り取ってひたすら茶色ですけど。緑が広がる時期だとキレイでしょうね。
あと目の前をバイクがブンブン走るので、ウブド地区やテガララン地区のライステラス沿いにあるカフェほど優雅な気持ちにはなれません。

コーヒー＆ジューススタンド兼キッチン。

2～4人掛けのテーブル席もいくつかあります。

おいしそうなクロワッサンやパウンドケーキ。
と思ったら最下段は日焼け止め？上にはヘルメット。どんな組み合わせじゃい。

席につくと、まずは水が出てきました。
うわっ、お冷サービス！！日本では普通ですけど、バリ島でミネラルウォーターは有料。オーダーしないと出てきません。
冷たくておいしいわぁ。ありがたい、ありがたい。

メニューはこちら。
1ページ目は「終日食べられる朝食」メニュー。終日だと朝食じゃな・・・いやいや、お得です。
トーストセット、Rp45,000+～（1円=約Rp108として約416円+～）

パンケーキやオムレツもあります。

ランチメニューにはバーガーやサンドウィッチも。Rp40,000～50,000+（約370～462円+）とお手頃プライス。
カフェのインスタグラム見ると、おいしそうな写真が並んでますね。

お目当てのコーヒーは、エスプレッソRp20,000+（約185円+）からアイスモカRp30,000（約278円+）まで。

あてくしがオーダーしたのは、アイスラテ＝アイスホワイトRp28,000+（約260円+）。
グラスが大きめで、ミルクたっぷり。ガムシロップは別添え。濃くはないけど、ちゃんとほろ苦さがあってイケます。

午後2時すぎだったせいか、ランチ客は少なく、適度な風に触れながらゆっくりできました。
「昨日は　あしたのおとといで　おとといのあしたや」という文章を読みながら（わかる方にはわかりますよね）。
ご近所友達アチコさんは「あの店、気になってたんだよね。ランチタイムは混んでるんだよ」と。
よし、今度はランチを食べに行こうっと。もちろん、ひとりで。