この1ヶ月でやたら見かけるようになったガソリン・バー「プルタミニ」。
ダルン地区はバイクが多いせいか、100mおきぐらいに置いてあります。一番近いところだと5m。近隣競合しすぎてません?
バリ島 ガソリン プルタミニ
あてくし、これが気になって気になって仕方なく。
行きつけのプルサ(携帯電話や電気のプリペイド屋)兼ワルン(雑貨屋)兼ヘアーサロン兼ビリヤードプールバー「カリスマ」の店先に今月初旬から設置されたので、いろいろ訊いてきました。
改めて書いてみると、多角経営ですな。プルサしか買ったことないけども。

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プルタミニは、インドネシア国営石油・天然ガス会社「プルタミナ」と同じブランドカラー赤×白を使っていて、遠くからでもわかりやすいです。でもロゴマークは無し。フォントも微妙に異なってます。
直営との噂もありましたが、プルタミナが出資しているわけではなく、個人または商店で本体そのものを購入するんですって。
1台なんとRp9,500,000!!(1円=Rp109として約8万7千円。以下同レート)・・・高くね?
肝心のどこから買うか聞き忘れました。
中身のガソリンは、プルタミナで仕入れるそうです。
レギュラーガソリンにあたるPREMIUM(プレミウム)を、1リットルRp6,500(現在価格/約60円)で1回につき最大50リットルまで。そしてRp8,500(約78円)で販売します。1リットルにつきRp2,000(約18円)の利益ですな。・・・安くね?
ちなみに一般客がプルタミナのガソリンスタンドで給油すると1リットルRp7,500(約69円)程度です。
本体購入費用はガソリン4,750リットル販売して、やっと元が取れるってことですね。
1日100人のお客様が1リットルずつ入れてくれれば47.5日で完済。10人しか入れてくれなければ1年3ヶ月ちょい。うーむ。
その後は壊れない限り、収益が見込めます。
これが自動販売機方式だったら利益率は決して低くないと思うんですけど、売り子が張りついるんですよ。その子たちのバイト代を払うとどうなのかしら?親族がタダ同然で手伝ってくれるから良いのかしら?
売れればかなりお得なビジネスだと思ったり思わなかったり。ガソリンも仕入れないといけないしなぁ。古くなったガソリンはどうするのかなぁ。買い足したら新旧混ざるんじゃないかなぁ。ぶつぶつ。
給油計算は簡単。
上部ビーカーの1目盛が1リットルです。たいていどこのプルタミニでも0に合わせてあり(たまに1)、減った分だけ入れたことになります。
バリ島 ガソリン プルタミニ
なので客側は「1リットルちょうだい」でも「Rp8,500」でも「Rp10,000」でも可です。
ただスタッフの目分量と手作業なので注意が必要。あてくし、カリスマ以外で初めて買って、仕組みがわからずRp2,000(約18円)多く取られそうになりました。あれこれ聞いてたらバツが悪くなったのか、急にお釣りをくれて気付いた次第です。ふふふ。
プルタミナのガソリンスタンドでは購入希望価格を店員が機械に入力すると自動で止まってくれるんですけどね。
給油のあとは、ビーカーの下にあるハンドルをクルクル回すと、下のガソリンが奥の細いホースを伝って上のビーカーに入る仕組みです。
バリ島 ガソリン プルタミニ
プルタミナのスタッフいわく、「PREMIUM(プレミウム)よりPERTAMAX(プルタマックス)のほうが燃費がよくオススメ」だそうです。日本でいうハイオクにあたるのかしら?「混ぜても平気。バイク自体も軽くなる。万一止まったときも押すのが楽」とのこと。押す場面ってほとんどないと思いますけどw
プルタマックスは1リットルRp9,300(約85円)でプルタミナでしか販売してないそうです。

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