【’25.6月】 ITAP・リエントリーの申請手順②

ITAP・リエントリーの申請手順①の続きです。
大まかな流れや必要書類一覧などは①を参照してください。

また、①に書いたとおり、基本はITAPの家族扶養/配偶者向けです。
投資・就労・退職者向けは必要書類や申請方法が異なるかもしれないので、管轄の入国管理局（以下イミグレ）またはエージェントにご相談ください。
条件や値段に加え、手順も細かい仕様が頻繁に変わります。あくまで’25年6月現在のものです。今後の変更に関しては、どうぞよしなに（勘で）ご対応ください。

ITAP・IMK申請の手順

「The Official e-Visa Website for Indonesia（インドネシア公式eビザサイト）」からオンライン申請します。
あてくしはPCで行いました。よってスマホやタブレットでの動作確認はしていません。

PCの場合、ブラウザによってエラーが出る場合があります。
普段はGoogle Chromeを使ってるんですが、自動翻訳機能のせいかプルダウンメニュー（選択するやつ）で何度かエラーが出たので、Firefoxに変えました。
このあたり、試してみてイケるやつで実行してください。エラーにキレても時間の無駄。イミグレに文句いっても直らんですよ。そのweb担当者の使っているブラウザではエラーが出てないはずなので。

A.インドネシア保証人の登録（オンライン）

まずは、インドネシア保証人の登録を行います。
なぜか英語とインドネシア語が混在しています。インドネシア人向けなのに。
登録の入口がわかりにくくて本当にイラッとしました。ボタンでわかりやすく表示しておけや！

インドネシア保証人を登録してから承認されるまで3～5営業日かかります。イミグレ総局（ジャカルタ）の担当です。気長にお待ちを。
Loginページにある「Email」と「Password」、さらに「ロボットではない」にチェックを入れてから「Submit」をクリックすると、「係員確認中」みたいな表示が出てくることがあります（出ないことも）。

インドネシア保証人として承認されると、登録したメールアドレスに「アカウント有効」というメールが届きます。
ログインしてB.外国人本人の申請に進んでください。

登録に不備があって拒否された場合もメールが届きます。その理由が書かれていますので修正対応してください。

あてくしは「結婚証明」が在邦インドネシア大使館発行のもので日本語の受理証明とセットにしろとずっと言われていたのですが、両方送ったら「他言語が入ってるからNG」だとよ。
登録確認に3営業日、拒否通知の当日はログインも何もできず、翌日に最初から再登録。そこから翌々日で承認。トータル8日間かかりました。

B.外国人本人の申請（オンライン）

インドネシア保証人の登録が承認されたら、そのEmailとPasswordでサインインして、外国人本人の申請を行います。

Successと出たから成功したと思いますよね？ところがどっこい！
登録してから承認されるまで少なくとも1営業日以上かかります。イミグレ総局（ジャカルタ）ではなく、各管轄のイミグレ担当者が手作業で確認しているようです。

登録に不備があって拒否された場合、メールは届きません。
拒否理由は2営業日以降にStaypermitのResisterNumberをクリックした先のページ上に記載されるので、ログインして該当ページまで進んで確認のうえ、修正対応してください。
てかログインして進まないと気づかない仕組みをどうにかして。メールくれよ。

あてくしは先述の「Other documents to explain the purpose/purpose of the application（申請の目的・主旨を説明するその他の書類）」のところで、Surat permohon mengajukan IMK yang dibuat oleh sponsor（保証人署名済みのIMK申請書）1枚しかアップロードしなかったんですよ。その他の書類の、その他ってなんやねん！と。
そうしたら拒否理由のところに「①の1つにまとめたPDFをすべてアップロードしなおせや」と出てました。

C.支払い

外国人本人の申請が完了すると支払いに進めます。
支払い方法はインドネシアのSIMPONI（Sistem Informasi Penerimaan Negara Bukan Pajak Online）のみです。
期限は外国人本人の登録完了から6日間ぐらいです。

◆ 銀行アプリ

インドネシアの銀行口座をお持ちの方は、アプリで簡単に払えます。
銀行にもよりますが、Payment→Govermentを選んで、Billing Codeを入力したら「8jt」と出ました。国営と私営の2行で表示を試してどちらも可。もちろん払ったのは1行だけども。
出向かず、並ばず、現金持たず、数秒～数分で終わるのでラクです。

◆ 銀行窓口

口座やアプリをお持ちでない方は、国営銀行（BNI・BRI・Mandiriなど）の窓口でBilling Codeを提示すると払えます。
クレジットカードでも支払い可能ですが、手数料2～3%加算されるそうです。インドネシア以外のクレジットカードだと、さらに海外利用手数料も。
ATMで払えるかは試してないのでわかりません。

D.書類確認（対面）

支払完了後に、必要書類を持って管轄のイミグレへ出向いてください。支払直後だとタイムラグで確認が取れなさそうなので、翌営業日以降が確実かと。
証明写真は持参不要です。それ以外はすべて原本とコピーが必要です。

べノアスクエアの「イミグレ ングラライ」の場合、IMK申請は外国人用エリアではなく、インドネシア用エリアになります（2エリアある）。心配なら受付で確認しましょう。
インドネシア用の小さな窓口にて、すべての書類を提出すると「座って待っててください」と言われて数分でチェック。問題なければその旨を伝えられて終了です。
書類のコピーは受け取らずに、すべて返却されました。でもコピー持参なんすね。。

保証人の同行は不要でした。外国人本人だけ出向けばOK。IMKは不要、VISAの更新は同行必須です。

E.受取り（オンライン）

受取りはオンラインのみです。これまでのようにパスポートにスタンプを押したり、シールを貼ったりはしません。
書類確認の翌営業日または翌々営業日にはPDFで表示できます。それ以上かかる場合は管轄のイミグレにWhatsApp（WA）で確認してください。
イミグレ側のシステムエラーが頻発しているので、このPDFをプリントするなりスマホに転送して保存するなり自衛しておくことを強くオススメします。

◆ IMKのPDF表示方法

あてくし、「いつ受け取れるのかな～？」とサインインしたら、「イミグレに写真撮りに来い」と表示されててびっくり。対面の書類確認の際に言われなかったのに。また遠征するんか？！
管轄のイミグレにWAしたら、「来庁したときに何て言われましたか？担当者に確認します」って。すぐに「IMKは写真撮影は不要です。必須じゃありませんでした」と。再訪せずに済んで良かったー。その後 表示は消えて、無事に発行されました。
今年から始まったシステムで申請者が少ないのか混乱してる節があります。何かあれば穏やかに相談してみてくださいね。キレちゃダメ。長い付き合いになるので。

皆さまも無事に取れますように。
では、ごきげんよう。