ちょっと奥さーーん。
あてくしが島内で食べたインドカレーの頂点に君臨すると言っても過言ではないインド料理屋を見つけましたよ。
個人的に“バリ島食っとけリスト”にぶっこみたいところですが、「なぜインドネシアでインド料理?」とツッコまれそうなので、ローカル飯に飽きた長期滞在や在住さんに足を運んでもらえれば。ただし、もろもろえろえろ難易度高めです。
こちら、「Nana sans tandoori kitchen(ナナサンズ タンドリーキッチン)」といいます。
ピンと来た方はチャングー周辺のインド料理通!そう、コロナ中にブラワのほっそいGg. Asriにあったものすごく小さなお店が、先月Jl. Raya Cangguのやっぱり小さなお店に生まれ変わりました。
ロケーション
ナナサンズってどこにあるのさ?ここだよ、ここ!
Jl. Raya CangguのJl. Pantai BerawaとJl. Raya Padonanの変形交差点を越えて、100mほど西へ進んだ右側にあります。
はい、もうお気づきですね?朝から晩まで大大渋滞エリアの一角です。
常に車が詰まって進まないため、ブラワ方面から来ても右折できません。チャングー方面から流れに乗って左に寄せてください。
店頭は極狭で駐車スペースがなく、路駐なんてもってのほか。よって四輪車での来店は無理です。
大きめのバイクが3台停まっていたら二輪車の駐輪も難しいです。係員が力技で空けてくれることもありますが。
じゃぁ徒歩?と思いきや、ノロノロ進む車の脇を次々バイクがすり抜けるので、歩くのもままなりません。
もはや入れるかどうか運試し、的な。
店舗詳細
オーナーとチーフシェフ
インド人オーナーかつインド人マネージャーかつインド人チーフシェフの指導で、インドネシア人調理スタッフとインドネシア人ホールスタッフが働いています(ややこしや~)。
Gg. Asri時代はイギリス人オーナー、インド人マネージャーだったんですけどね。イギリス人は手を引いたのかしら?
この日は関係者とおぼしきインドの面々が座ってました。みなさんわりと若手。そして女性は麗しくあでやか。
いやー、パワーがあって良いですね。ポジティブに楽しんで頑張ってる感じが。そりゃ人気も出ますわ。
外観
この黒地に白抜き文字の「nana sans」と「INDIAN FOOD」の看板を目印にしてください。
このあたりは大小様々な看板だらけです。
どうせノロノロとしか進まないので見つけられると思います。
看板を探しすぎて前方不注意にならないようお気をつけあれ。
外観だけ見るとインドらしさはありません。特徴ないです。
店頭には常にバイクが数台停まっています。経営陣もスタッフもバイクでしか来ようがないもの。
入口手前にテラス席なのか椅子とテーブルが重ねてあります。バイクスペースのため、もしくは道路混雑と排ガスで諦めたのでしょうか。機能していません。
内観
店内は4人掛け×5テーブル…以上!
いやね、Gg. Asri時代は4人掛け×2テーブル、+カウンター4席のみ。
およそ2倍に拡大したんですよ、これでも。
以前はオープンエアでしたが、今はガラス張り。
おかげで混んでいると密室・密集・密接状態。お互いの声が響いてうるさいのと、エアコンが効かないぐらい暑いです。
そもそも座れるかどうかも運試し、的な。
狭いのに大型TVが3台あり、うち2台はインド歌謡とインド映画が流れてました。
壁面に飾ってあるインド絵画も良い味出してます。
メニューと価格
前菜・副菜/タンドリーチキンほか
インド料理の定番軽食サモサは、2個でベジがRp25,000++(1円=Rp100として約250円++)、鶏入りがRp35,000++(約350円++)。
タンドリーチキンは、1羽Rp135,000++(約1,350円++)、ハーフRp85,000++(約850円++)。
ミックスグリル2~3人前でRp210,000++(約2,100円++)、3~4人前はRp320,000++(約3,200円++)
カレー/ラップ/ピザ
メインのカレーは、鶏ベースが1皿Rp70,000~90,000++(約700~900円++)
ベジや豆はRp85,000++(約850円++)
山羊はRp100,000++(約1,000円++)
辛さは、マイルド・中辛・スパイシーの3種からオーダー時に選べます。
ご飯やナンは別オーダー。
薄焼生地で具を巻いたラップ、ナン生地をベースにしたピザもあります。
ナンー/ごはん/ドリンク
ナンはプレーンやバターのほか、ガーリック、チーズなど。1皿4切れでRp15,000~35,000++(約150~350円++)
ご飯はインディカ米のほか、混ぜご飯のビリヤニ。Rp25,000~70,000++(約250~700円++)
飲み物はビンタンビールがRp35,000++(約350円++)、フレッシュジュースRp40,000++(約400円++)、インドといえばヨーグルトのラッシーRp50,000++(約500円++)、マサラチャイRp30,000++(約300円++)など。
食べたもの
星をつけてみました。あくまで個人の感想です。
バターチキン Rp90,000++(約900円++)
おすすめ度:★★★★★
バタチキファンにぜひ食べてほしい1品。
バターを含むクリーミーな甘さと、スパイシーなカレーが合わさった濃厚な味。口に入れた途端、ふわ~と広がります。
鶏肉は大きめで柔らかめ。薄皿にみえてボリューミーなので、思ったより満腹になるかも。
ラムカレー Rp100,000++(約1,000円++)
おすすめ度:★★★★☆
通常ラムといえば羊ですが、インドネシアではカンビン=山羊です。あてくしはあの臭みが苦手なんですけど、好きな人にはたまらない香ばしさのようで。
お肉、めっちゃ柔らかいです。でもしっかり肉質も感じます。よく煮込んであるのでしょう。
バタチキに比べるとスパイシーでさっぱり。
バターナン Rp15,000++(約150円++)
おすすめ度:★★★★☆
プレーンもバターも同額につき、バターにしてみました。写真撮る前に混ぜちゃって…手前の2枚です。
生地は日本に比べるとかなり薄め。でも、もちもち食感あり。シンプルな味でカレーによく合います。
ガーリックチーズナン Rp35,000++(約350円++)
おすすめ度:★★★☆☆
単体で食べるなら、プレーンよりもこちらがおすすめ。
チーズとガーリックがしっかり主張してくるので、カレーにあわせると濃くなりすぎるかも?
マサラ アイス Rp30,000++(約300円++)
おすすめ度:★☆☆☆☆
うーん。これはかなり薄いミルクティーでした。
ジンジャー、シナモン、カルダモン、クローブなどスパイスの味と香りがまったくせず。
カレーに合わせるには良いかもしれません。でも本場のマサラが飲みてぇんだよぉぉーー。
あ、ガムシロップは別添えです。オーダーしないとくれません。甘く煮出してると思っていたので意外でした。
感想まとめ
オープンして約1ヶ月なのに、すでに欧米人を中心にクチコミで人気が高まっています。そのうち客が集中しすぎて、広くて利便性の良い場所へ移転してくれるんじゃないかと。そう願わずにいられません。
価格は東京都内の一般的なインドカレーよりもお高め。都内でもランチはナンやドリンクのセットで1,000円以内ですもんね。
ちなみに日本のナンは独自進化をとげて、あのでっかくふわふわになっているそうですよ。
・東洋経済:インド人が驚く日本の「ナン」独自すぎる進化
Gg. Asri時代も初回はおいしくて感動したのですが、行くたびに味が落ちて…そのうち閉店してしまいました。こちらもインド人の目が光っているうちに来訪されることを強くおすすめします。ずーっとおいしければ、それはそれで嬉しいですしね。
では、ごきげんよう。
- 店名
- nana sans tandoori kitchen(ナナサンズ タンドリーキッチン)
- ジャンル
- インド料理レストラン
- 所在地
- Jl. Raya Canggu, Tibubeneng, Bali
- 地図
- 電話番号
- 海外から:+62-812-3456-4499
- バリ島内:0812-3456-4499
- 店休日
- 未確認
- 営業時間
- 午後12時~午前2時
- 予算
- Rp150,000程度(食事+ノンアルコールドリンク/1人あたり)
- 税金・サービス料
- 税金:11%、サービス料:5%
- 支払方法
- 現金(ルピア)、クレジットカード(VISA、MASTERなど)
- 言語
- 英語:〇、インドネシア語:〇、日本語:×
- 席予約
- 未確認
- デリバリー
- Gojek、Grabなど
- ドレスコード
- なし
- Wifi
- あり(無料)
- たばこ
- 未確認
- 駐車輪場
- 車:なし、バイク:かろうじてあり(店頭)
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