お金は巡り、ときにご褒美もある話♪

スピリチュアル雑記・その他

一緒に買い物したことある方はご存じだと思いますが、私あまり値切りません。
ローカルによく間違われるので最初からふっかけられないというのもあるし、「バリ人っぽいから安くするわよ」という謎の“バリ人似割引”が時々適用されるせいもあります。もちろんバカ高いときは値切りますが、ある程度納得できる価格だと払っちゃいます。交渉すればもっと下がるとわかっていても。
2001年に長期滞在してたときは、どこへ行っても何を買うにも値切りまくってました。私の中では1万ルピアを越えたらすべて高い。定価のお店がまだ少なかったため、とにかく値切る!とことん値切る!!当時、半年で100万円貯めて渡航したからお金なかったわけじゃないんですけどねぇ。銀行の利子めっちゃ良かったし。
フリーランス(自営業)になった今思うのは、お金って結局巡るものなんですよね。値切れば値切っただけ、目先では得した気になっても、長い目でみたら損します。
バリ島シルバー

ガネーシャさんは、お金の神様でもあるのよ。レッツクリック!


たとえば、チュルクでシルバー製品を買って日本に卸しています。何度も同じお店に足を運び、少量ながらも複数買ってると、「いつも来てくれるから」と先方が値引きしてくれるんです。卸値よりさらに。お客様が付いてる石を1つ失くされてリペアに出したときも「これぐらいなら」と無料で直してくださいました(この話、書いちゃって良いのか?)。オーナーいわく「お金よりも大事な結びつきがある」とのこと。なんて良心的なお店でしょーー。
ハイ、紹介しないわけにいかないですね。チュルクの『ナラヤナ』というシルバー屋さんです。
バリ島シルバー
ステマじゃないので、ブログに紹介したところで私にお金は入ってきません。お値段は卸の関係でここに書けまぺん(卸先のお客様が見るかもしれないし)。ごめんなさい。行って気に入ったら勝手に買ってください(笑)
卸してる理由は、買ってくださるお客様がいるのもありますが、職人さんの腕をキープできればという気持ちもあります。誰も買わなかったら、職人やめちゃいますもんね。
クタビーチには初バリ時代から通ってて、ある程度のエリア内ではふっかけられません。
渡航するたびに「せっかく来たんだから」とコーヒーやピサンゴレンを初回無料で出してくれるおばちゃん。サングラスを修理に出したら「値段は任せる」と言ってくれるおじちゃん(「新しいの買って」と言われたけどUV加工なしのサングラスは瞳孔が開く分 失明する可能性大)。マニキュアやアクセサリー売りのおばちゃんたちも聞けば「いくらならほしい?言い値でいいよ」と言ってくれます。
その代り、「今日はお客さんがいないの」とか「これ売ったら帰りたい」とか「お祭りが近い」「娘の学費がかかる」などと言われれば協力します。さほど食べたくなくても果物買ったり、眉カットしたり、マッサージしたり。
こうなるまでに、相当な時間とお金を費やしました。いまだに高値をふっかけてくるチャレンジャーもたまにいますが、その日は黙って払って次回から絶対買わないです。仲良くないのにやだもん。
ビーチに限らず、気に入ったお店は短期間で集中的に通って、顔見知りになります。お土産として大人買いしたり。そうすると、しばらく行かなくても覚えててもらえるんですよね。
半年前ですが、クロボカンにある某有名ファニチャー&ファブリック店にふらりと立ち寄りました。名前出さなくても店内の写真みればわかる方もいらっしゃいますよね。
バリ島家具
そこで可愛い鍋敷きを発見しました。軽いし、ハイセンスだし、店名のタグがついてるし、お土産として最適。ただ定価制のお店なのに、これだけ値札が付いていません。
近くの販売員に尋ねたところ、「えっ?」と声が出ちゃうほどの激安っぷり。思わず3回聞き直しました。インドネシア語と英語で。何度聞いてもそのプライスです。桁を1つ間違えたとしたら高いしな~と首をかしげながら、レジに持っていきそのまま購入。隣のお店へ移り、やっぱり安いので戻って残り5枚を買い占めることにしました。するとマネージャー級の女性が出てきて5倍の値段だと。あちゃー・・・。販売員は原価を告げていたようです。さっき買った分の差額を払うべき?悩んでると、マネージャー級の女性が「安く提供してしまったので、すべて同額で良いです。これ、実は私の友達が作ったもの。気に入ってくださるなら」と。うっひょーーー!もちろんすべて購入して配りました。
こんなラッキーはめったにないです。ご褒美だと思ってありがたく受け取りましたよ。感謝感謝☆
私は滞在期間が年の半分とわりと長めなものの、VISAのステイタスは観光かソシアル(文化を学ぶためのビザ。正式名称はシングルビザ)で、仕事も納税もすべて日本です。KITAS取っても良いけど、発行されるまで出国できないのがなぁ。インドネシアにはその点で貢献できていないので、心ばかりですがローカルが生活の足しになる程度にお金を落としていければと思っています。物価も地価も上がってて苦しいのにがんばってるしね。あ、日本もか。なんか恩着せがましくてすみません。
だがしかーし!ホイホイと大盤振る舞いもしません。そんなに懐が豊かじゃないのもありますが、日本人プライスを作ってみんながボラれるのはイ・ヤ・だ。オージーとかにはとことん安いぜ、バリ。できるだけ適正価格で手にいれたいものです。
若いときは値切りまくっても良いと思ってますけどねー。それも経験なので。ふふふ。

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