
ウブド たのしいよ ウブド♪
7月の近況でちょこっと触れましたが、ウブドで伝統楽器ガムランのグループ練習をしてまして。
せっかく行くなら、その前にバトゥアン村で個人レッスンも、と。
週末あちら方面へせっせと通ってますの。
とある日のウブド おいしいよ ウブド♪をご紹介します。
音楽<飯じゃね?という的確なツッコミはなしで!
この記事の目次
Warung Makan Teges(ワルンマカンテゲス)
島内に数多あるバリ飯屋の中で、愛してやまないワルンの1つです。
近所にあったら週2ペースで通いたいほど好き♡ いや、週3でもいい。ある意味、遠くて良かったですわ、飽きなくて(強がり)。
外観
マスからプリアタンへ向かうJl. Cok Rai Pudak沿いに、一見まったく平凡なワルンとして佇んでます。
看板もさほど大きくなく。でもよく見ると「1963年創業」ですって。す、すごくない?2024年現在で61年目!老舗の人気店。
スピード出してると見落とす…わけないです。だって長い車列がつねに出来てますから。みんな路駐。
バイクは店頭に停められます。ただし車の間をぬぐって入らないといけません。


道路に面した店内は、お客さんがあまりいないように見えます。こんなに車やバイクが停まってるのに?
内観
道から入ったすぐがこちら。
長いテーブルが3~4列。
その奥におかずの並んだショーケース。
いつもショーケースにいるイブ(おばさん)に注文してから席に着くのですが、席に着いてからオーダーもできます。
先に座った場合、スタッフが来るのはタイミング次第。ショーケースまで行って頼んだほうが早いし確実。
基本、ごはんに豚+鶏+野菜の盛り合わせです。
おかずは選べます。たとえば「豚肉抜き」とか「ベジ」も可。

ショーケースの横のドア、または駐輪スペースの脇の門から入ると、広いダイニングエリアがあります。
ガゼボ(東屋)のテーブル席、テラスの座敷席など。
緑がいっぱい。風が気持ちよく流れて、エアコンいらず。
まるでバリ人宅にオジャマしている気分になりますね(写真が見づらくてすまん)。



ぼっち専用席もあります。正確には1~2人用。テーブルが小さくて、それ以上だとお皿が載りません。
空いていればここに座ります。ちょっと奥まってて静かで居心地が良いだもん。ただ、背後に絵画が置いてあるため壁に寄りかかれません。

食べたもの

Nasi Campur(ナシチャンプル/ごはんとおかずの盛り合わせ)、1皿Rp35,000(1円=Rp100として約350円)。
たけーYO!ウブド値上げしすぎだYO!でもね、この値段払っても食べたいんだYO!!
自身でセレクトした場合は値段が上下します。野菜や鶏肉だけで少しならお安め、豚肉たっぷりだとお高め。
写真は上から時計回りに、サテリリッ(豚肉とココナッツのつくね串)、ウラブ(青菜ともやしのココナッツ和え)、バビゴレン(豚肉揚げ)、レバー、アヤムベトゥトゥ(鶏肉のスパイス蒸し)、テロール(ゆでたまご)、クンタンゴレン(フライドポテト)、クルプッバビ(豚脂揚げ)、ご飯。
日によって品目が多少異なり、冒頭の写真はバビケチャップ(豚肉煮)、名前知らん(ココナッツのコロッケ)、トゥミス サユールジャパン(ハヤトウリの炒め煮)などが載ってました。
何が良いってね、奥さん。
おかずの種類が多く、それぞれ味付が違うのに、全部マッチしてケンカしないんです。濃すぎず、薄すぎず、辛すぎず。どれもおいしい。まずいものがない。
あてくし、バリ人似のくせに「チャンプル(全種載せ)、ご飯少なめ、サンバル抜き」とオーダーするので、たいていどこに行ってもすぐ覚えられます。バリ人は白飯とサンバルが大好きですから。
このワルンは10年ぐらい通ってて(といっても頻度は年4~5回)、Expediaのコラムでも紹介済み。イブの一部は顔なじみですが、先日ついに駐車係のおじさんに話しかけられて「どこ住んでるの?」などと聞かれました。まぁ知り合いになったところでメリットは…万一近くで事故ったら「この子、たまに来る」と言ってもらえるぐらいでしょうかね。
- 店名
- Warung Makan Teges(ワルンマカンテゲス)
- 地図
Ubud Cinnamon(ウブドシナモン)
ウブド在住のガムラン友達から「おいしい」と聞いて伺いました。
初訪問は夕方5時閉店と知らず、ちょい過ぎに着いてすでに閉店。次からは練習前に寄ってGETしています。
外観
Jl. Raya Pengosekan沿いの、ウブド中心部へ向かう渋滞が始まるか始まらないか付近にあります。
わりとわかりやすい紫色の看板とポップな張り紙アート。
バイクは店頭(線あり)、車は細い道を入った裏に停車可です。


内観
数段あがると通路に面したハイカウンター席。
金網越しに渋滞…いや、行き交う車やバイクを眺められます。
背後はオープンキッチン。ガラスの向こうにシナモンロールを作っている様子が見られます。
ゆっくり過ごしたい方は2階へどうぞ。

通路のつきあたりにカウンター。
ここでメニューを見ながらオーダーします。
ショーケース上段には、店名のシナモンロール、ベーグル数種、スコーン、クッキーなど。
下段はチーズケーキ。
ほかにハンバーグ(パテ)やサーモンと野菜を挟んだベーグルサンド(ほぼバーガー)、ソーセージのホットドッグもあります。
シナモンロール以外、頼んだことないけども。



食べたもの

シナモンロールは、レギュラーサイズ1個orミニサイズ2個でRp40,000(約400円)。うれしい税サ込。
6種類のテイストがあり、どれを選んでも同額です。オリジナル、クリームチーズ、ティラミス、ソルティッドキャラメル、チョコチップ、ココナッツクリーム。
推しは断然ソルティッドキャラメル!
ここのシナモンロールは生地自体が柔らかく(ふんわりを通り越してねっちょり寄り)、かなり甘め。これに甘いソースをかけると、甘すぎて震えることになります。
でもね、ソルティッドキャラメルは塩加減と濃厚さで、絶妙なハーモニーを醸し出してくれるんです。あまい×しょっぱいってヤバイ。止まらん。
ソースたっぷり、ナッツ(クルミ)たっぷりにつき、持ち帰りだと漏れてることも…。専用箱+紙袋に入れてくれるので、マイバッグには入れないほうがいいですよ。キャラメルでベッタベタになります。上記の写真はナッツがかなり落ちてます。
いろんな意味で、こんな罪作りなスイーツはけしからん!
罪作りなオーナーはジャカルタ人とイラン人。
バリ島内のベーカリーは、1.日系、2.欧州系(仏・伊・英)、3.尼系(特にジャカルタorメダン)が多いのですが、まさかのイラン人。
と思ったら、イランは小麦の故郷の1つで、古代メソポタミアからペルシア時代にすでにパンがあったんですって。へー。
・山崎製パン:世界の朝食【イラン・イスラム共和国 テヘラン】
- 店名
- Ubud Cinnamon(ウブドシナモン)
- 地図
Kakiang Bakery & Cafe(カキアンベーカリー&カフェ)
総菜パン、特にカレーパン好きには、日系パン屋がマスト。
ほかに厚めの食パン、焼きそばパン、コロッケパン、あんバタサンド、あんパンなども日本ですよね。
欧州系にはハードとデニッシュが豊富で、具だくさんのサンドウィッチはありますが。
外観
常時渋滞のJl. Raya Pengosekan沿いにある本店へ。
元気がないと、あの道へ乗り込めません。バイクでもモタモタするほど進まなくて。
デンパサール店やレノン店のほうがうちから近いんですが、カレーパンが置いてあったりなかったり。買うためだけに行って、置いてなかった日にゃ…。
本店も遅い時間に行くと売切れてるので、練習前に寄ってGETしています。
練習前に行くところが多すぎて忙しいです。

あれ?ふと見ると、奥のバンガローが無い!!!
かつて舞踊仲間やバリリピ友達が泊って、何度か伺ったことがあるので平地になっててびっくりしました。
建て替え工事のため、しばらく休業ですって。いつオープンかは現時点で未定。
ベーカリー&カフェは営業しています。

内観
レジ横にクッキー、その隣にパン、さらに奥にケーキが並んでいます。
狙いは常にカレーパンで1個Rp18,000+(約180円+)。日系の他店に比べて、大きめなのに安いです。
アボンアヤム(鶏肉ふりかけ)、ソーセージは小ぶりで各1個Rp15,000+(約150円+)。家人がアボン好きなので、これも買います。
一時期、原宿チーズケーキ(スフレ)のホールを店内で一気食いするのがマイブームでした。たぶん直径15cmぐらい。ペロリと。
最近はやめてます。横の成長期に拍車がかかるので。
個別の商品写真は撮り忘れました。すみません。

- 店名
- Kakiang Bakery & Cafe(カキアンベーカリー&カフェ)
- 地図
週末の習い事スケジュール
週末のスケジュールはこんな感じ。
- バトゥアンでガムラン個人練習
- ランチ
- デザートor買い出し
- ウブドでガムラン合同練習
わんこのご飯&散歩のため、終わったらサッサと帰りまーす。
ガムラン練習場について軽く触れておきますね。
Pondok Pekak(ポンドッペカカッ)
ウブドの「Pondok Pekak(ポンドッペカカッ)」は、Jl. Monkey Forest沿いのサッカー場の脇という超便利な場所にあります。
ゲストハウスや図書館のほか、予約制アートクラスを開催。アートクラスはガムラン、バリ舞踊、木彫り、シルバージュエリー、フルーツカービング、絵画、チャナン作りなどから選べます(各料金はページ参照)。
サイトに掲載されているガムランの名手Pak Nyoman(ニョマン先生)に習ってますのよ。
穏やか、丁寧、わかりやすいです。英語は堪能で、日本語は話せません。
Tri Pusaka Sakti (トリプサカサクティ)
せっかくウブドへ行くんだから、バトゥアンの「Tri Pusaka Sakti (トリプサカサクティ)」で舞踊とガムランの個人レッスンも再開したいなと。
コロナ禍の移動規制を理由に3年ほどお休みしてました。当時は県またぐとうるさくて。
・Tri Pusaka Sakti (トリプサカサクティ/英語)
こちらは言わずと知れた仮面舞踊マエストロのPak Djimat(ジマット大先生)のグループ。
先日ブログでご紹介したジマットさんの娘婿にあたるPak Koplin(コップリン先生)にガムランを、ジマットさんの姪にあたるIbu Sekar(スカール先生)に舞踊を習ってます。
と言いたいところですが、3年休んだら舞踊がハードすぎて。90分習っただけで筋肉痛で翌日以降2日間寝たきり×2回。命に関わるのでやめました。
プナリのみなさん、今習ってるならやめちゃダメですよ。ン年ぶりの再稼働は若者ならともかく、老体には酷です(個人による)。
バトゥアンまでは公共バスTrans Metro Dewata(メトロデワタ)が大通りまで走っているので行きやすくなりましたよ。乗ったことないけど。
ウブドは他エリアからたまにオジャマする分には気楽ですし、新鮮でおもしろいです(興味深いという意味)。客層も違います。
お住まいのヒンドゥー嫁さんは宗教行事が多く、もろもろ大変なようですね。
これから雨季で移動がやや面倒になるものの、しっとりした街も楽しみたいと思います。
では、ごきげんよう。