
さて、奥さん。ここで問題です。
チャングーの先のペレレナンにある、チャイやドーサがおいしい、人気のカフェといえば?
正解は…そう、言わずと知れた「RiZE(ライズ)」ですね。
今月(2025年9月)、姉妹店のインド料理「rajarani by RiZE(ラジャラニ by ライズ)」がウブドのニュークニンにオープンしました。
ウブド友達からタレコミがあって、さっそくGO!
行ってびっくり。ペレレナンとはかなり雰囲気が異なりましたよ。とはいえ、味も接客もやっぱり良くて大満足~♪
ロケーション
インド料理「rajarani(ラジャラニ)」ってどこにあるのさ?ここだよ、ここ!
Jl. Raya Nyuh KuningからJl. Nyuh Gadingを北上し、三叉路の大きな木を過ぎたすぐ。
Jl. Nyuh Bojog のPura Desa Pusehのお隣。サッカー場の脇にあるBumi Sehat教育センターの向かいです。
店舗詳細
シェフ
オーナー兼メインシェフは、ペレレナンのRiZEと同じインド人女性。
チーフマネージャーは欧米人(どこの国か忘れた)の男性。この日は男性が並びのテーブルにいらしてスタッフと談笑していたのですが、インドネシア語が流暢で(いわゆる欧米人の英語訛りではない)思わず二度見しちゃいました。ネイティブレベルでしたよ!←いらぬ情報?w
コンセプト
スタッフに「なんでRiZEと店名が違うの?」と尋ねたところ、「こちらはラジャ=王様への敬意を込めてます」とのこと。
推測するに…
ペレレナン店は、ランチがメインのカジュアルなカフェ。
現在は夜10時まで営業していますが、2021年の開店後しばらくは午後4時まででした。3時半になるとスタッフがソワソワしだして、ね。
オープンエアで緑が多く、テーブル同士が近い。客みっちり。賑やか。
ウブド店は、ディナーがメインで、ランチも提供しているやや格上のインド料理レストラン。
クローズドの空間で、インテリアやライティングにセンスの良さが光ります。重厚でおしゃれ。品の良いお香の匂いもエキゾチックさをプラス。
席数が少ないため、夜は予約しないと入れないかも。
これだけ違えば、そりゃ店名を分けますよね。支店じゃなくて姉妹店。別物だもの。
外観
ね、クローズドでしょ。ペレレナンに比べて、屋根や壁がちゃんとある建物です(笑)
雨が多いウブドにぴったり。中なら濡れません。
新築なのに店名表記周辺に汚れ?いや、そういうデザイン。床も階段も同系色のマーブル調です。
アーチ状のゲートが並んでいます。
透け感のあるアンティークなデザインの鉄扉により威圧感なし。ガラスに比べて風が通ります。
インドでありバリでもある感じ。さすが。
内観
両壁際と、センターの長テーブル、の全3列。
壁際はベンチシートになっていて、お子様も安心して座れるかと。
通路が広々してかなり余裕のある配置になっています。
空間に比べて席数が少ない印象。すぐ満席になりそう。かといって4列は入らないですね。
ドア全開かつシーリングファンにより、エアコンはありません。
今の季節はまったく問題ないです。暑い時期は…わからん。
最奥のキッチン。お皿を並べて”魅せるデザイン”。
何がすごいって、下に配置されたキャンドルたち。
これ、夜になったら各々ほのかに輝いて存在感が増すはず。
全体のライティングの妙もあり、ランチよりもディナーのほうが断然雰囲気が良いと思います。
インドネシアのバティックとみられる布のパッチワーク。いや、インド更紗?
同系色でまとめられて違和感がなく、でもそれぞれ主張していて、とても素敵です。
ブッダ像の周りには、シンギングボール、ドルジェ(五鈷杵)、ガンター(金剛鈴)とスピ好きにはたまらないアイテムが!
できればティンシャ(小型シンバルのベル)を加えてほしいところ。
ねぇ、お気づきかしら?
いたるところにアメジストの原石(クラスタードーム)が置いてあります。
アメジストは霊的なパワーが強く、ストレスや不安を和らげるアイテム。ポジティブなエネルギーを引き寄せると言われています。ただ、強いがゆえに人によって合う合わないがあるとか。
接客
スタッフはスマートかつフレンドリー。さすが外国人経営、教育がしっかりしています。オープンしたばかりなのに。
手を挙げればスーッときてくれて、それ以外は適度に放置。
食べてる途中と終わるタイミングの2回、「お味はいかが?」と。どんだけ気にしてくれてるの?
夜は行ったことがないのですが、同じようにスマートかと。
雰囲気良いのにガチャガチャした接客だとイヤですよね。ここはたぶん大丈夫。
メニューと価格
◆フード
下記の6カテゴリーです。
- Dosa(ドーサ):南インドの伝統料理。米と豆を発酵させた生地を使ったクレープ風
- Thali(ターリー):ワンプレート料理。米やナンにおかずの盛り合わせ
- Starter(スターター):サモサ(ポテトと具の包み揚げ)、ティッカ(肉の切り身)など
- Curries(カレー):鶏や牛の肉カレーのほか、チーズや野菜、豆まで
- Sides(サイド):ドーサ(クレープ)、ナン(パン)、チャツネ(ジャムのようなソース)、ライタ(ヨーグルトサラダ)など
- Desserts(デザート):キール(ミルク粥)、チャイチーズケーキ、チアプディング(チアシード入りフルーツプリン)
インド料理がメインで、ペレレナンのようにサンドウィッチやパンケーキなどウェスタンの軽食はありません。
時間が表示されていないので、昼夜ともにこのメニューかと。
◆ドリンク
チャイ(スパイシーミルクティ)やラッシー(ヨーグルトドリンク)など「Theインド!」な飲み物から、コーヒー、紅茶、フレッシュジュースまで揃っています。
アルコールはビールのみ。
ワインリストが別にあるの?出てこなかったし、確認しませんでした。すまぬ。
食べたもの

マサラドーサ:Rp85,000++(以下1円=Rp110として、約773円++)
コリアンダーとカレーリーフで味付けされたじゃがいものクレープ包み。
豆のカレー、ミント入りのヨーグルトソース、豆と野菜を煮込んだインドのサンバル、ココナッツとマンゴーのチャツネ、緑唐辛子が添えてあります。
マサラチャイ:
ミルクは牛乳と豆乳から選べます。ホットとアイスは同額。
牛乳は通常サイズRp45,000++(約409円++)、大きめサイズだとRp85,000++(約773円++)
豆乳は通常Rp50,000++(約455円++)、大きめRp90,000++(約818円++)
アッサムティーをベースに、しょうが、カルダモン、シナモン、クローブなどのスパイスをミックス。
感想まとめ
ライズといえば、ドーサでしょ。それも代表的なマサラドーサでしょ!と、なんの迷いもなく頼みましたの。
えぇ、じゃがいもでお腹ぱんちくりんに。そうでした、そうでした。少なく見えて、ずっしりと食べ応えがあるんでした。
ドーサそのものもおいしいし、チャツネは追加すれば良かったと思うほどドンピシャ好みの味。
マサラチャイはアイスだとビン入りなんですね。甘いけど甘すぎない絶妙なあんばい。
よく考えたら、本場インドではホットのみだそう。まずはホットを試せば良かったかも。まぁどちらでも良いんですが。
ぼっち訪問だったためシェアできず、今回はこれだけで終わりました。
次は大好きなバターチキンカレーを試そうと思います。もちろんナンで。
はっ、ターリーにすればバタチキにナン、さらにサモサと豆サラダがつくのか!お得じゃん。
チャイチーズケーキもめっちゃ気になるぅぅ。でもターリー食べたら絶対入らないだろうなぁ。
あれこれ考えただけで、また行きたくなりました。
みなさんも空いてるうちにぜひ!
では、ごきげんよう。
- 店名
- rajarani by RiZE(ラジャラニ by ライズ)
- https://www.instagram.com/rajaranibyrize/
- ジャンル
- インド料理
- 所在地
- Jl. Nyuh Bojog No.2, Mas, Ubud, Gianyar, Bali
- 地図
- 電話番号
- 海外から:+62-811-3884-446
- バリ島内:0811-3884-446
- 店休日
- 月曜日
- 営業時間
- 午後12時~午後9時
- 予算
- Rp150,000~(ランチ:食事+ノンアルコールドリンク/1人あたり)
- 税金・サービス料
- 税金:10%、サービス料:6%
- 支払方法
- 現金(ルピア)、クレジットカード(VISA、MASTERなど)
- 言語
- 英語:〇、インドネシア語:〇、日本語:×
- 席予約
- 可(夜は推奨)
- デリバリー
- なし
- ドレスコード
- なし
- Wifi
- 未確認
- たばこ
- 未確認
- 駐車場
- 車:かろうじてあり(店頭/もしくはモンキーフォレストの公共駐車場を利用)、バイク:あり(店頭)
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