【’22.6月】規制緩和 日本人の帰国手順

渡航(出入国・航空会社・マイル)

すっっっっかりご無沙汰しております。みなさまお元気でしょうか?
前回の帰国レポも途中までで…すみません。
そうこうしているうちに、各国のコロナ規制が緩和されてきましたね。
インドネシアでは5/18以降「入国時のPCR検査陰性証明書」不要、6/8以降は「海外医療保険加入書」不要になりました。
日本も6/1以降インドネシアを含む青区分からの入国者はワクチン接種の有無にかかわらず、「到着時検査」と「待機」が免除になっています。
このあたりのニュースはMemo Bali SNS(facebook / Twitter)に適宜掲載していますので、よろしければフォローくださいまし。
規制緩和をうけて、在住者の一時帰国やバリ好きさんの渡航が活性化してきました。
5月中旬以降 往来にまつわる報告や相談のDMを10件以上受けています。関心の高さが伺えますね。
ただ申し訳ないことに…それどころじゃなくて…あてくしってば…5月下旬から6月初旬まで一時帰国してましたの。バタバタしてたんだよぉぉぉ。えぇ、ひと様の未来より、自分の目先。
今回の帰国体験をもとに、6月時点の「日本人がバリ島から帰国するための手順」をまとめました。先述のとおり帰国したのは5月。そこから変わってる部分もあります。
最新情報や詳細は必ずご自身で確認してください。

日本人がバリ島から帰国するための手順

先ほど書いた通り、6/1から日本の水際対策措置の入国制限変更により、インドネシアは青区分に分類されています。
インドネシアから日本に入国する際はワクチン接種の有無にかかわらず「到着時検査」と「待機(自宅または施設)」が免除されます。引き続き、出国前72時間以内に受検した「PCR検査陰性証明書」必要です。
・厚生労働省:水際対策
6・7月ともにガルーダインドネシア航空(GA)のバリ島-日本直行便は運休確定です。
よってインドネシア国内または第三国での乗継必須となります。経由地により必要書類が異なる場合がありますのでご注意ください。
・GA:2022年6月の運航・運休便について
・GA:2022年7月の運航・運休便について 成田便 / 関空便
帰国手順を画像&PDF化したものがこちら。
たぶん遭ってる、いや、合ってるはず。
バリ島「2022.6/1付 日本人がバリ島から帰国するための手順」Memo Bali
↑画像をクリックするとPDFの拡大版が表示できます。
番号にあわせて、以下に詳細を記していきます。

←↑クリックしてくださると喜びます

1. 航空券の予約

運航予定を確認のうえ、予約・発券しましょう。
先述のとおり、ガルーダインドネシア航空(GA)のバリ島-日本直行便は7月いっぱい運休です。
国内線でジャカルタ・スカルノハッタ空港を経由するか、バリ発着だとシンガポール航空、タイ航空、マレーシア航空、フィリピン航空、大韓航空、エアアジアあたりでアジアを経由するのがベターかと。カタール航空やエミレーツ航空の中東経由、カンタス航空でオーストラリア経由もありますけど。
第三国経由の場合経由地によって入国条件・検疫体制が異なります。事前に準備しておかないと搭乗拒否されたり、乗継できないことも。
ANAの一覧がわかりやすかったのでシェアしますね。
・ANA:日本以外の入国条件・検疫体制について
▼燃油サーチャージ大幅上昇
5月のSNSに記載しましたが、6/1~7/31発券分の燃油サーチャージが爆上げしています。円安とウクライナ情勢による原油価格の上昇が大きく影響しているものと見られます。
日本航空(JAL)・全日空(ANA)ともにインドネシア便は片道23,000円強、往復50,000円弱。GAもほぼ同額です。
複数の航空関連サイトによると、8月以降下落の気配はありません。
・JAL:国際線「燃油特別付加運賃」「航空保険特別料金」のご案内
・ANA:燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について
・GA:燃油サーチャージ額について(政府認可済)
▼シンガポール・チャンギ空港経由
あてくし、5月の帰国(往路)は、バリ島・ングラライ空港-<シンガポール航空(SQ)>→シンガポール・チャンギ空港経由-<ANA>→羽田空港でした。
チャンギ空港の乗継条件「同一予約番号」「最終目的地まで荷物スルー」です。
SQとANAはスターアライアンスの同一グループなので予約番号と荷物スルーともに問題ありませんでした。
たとえばエアアジアなどの格安航空(LCC)からANAへの乗継は、荷物をスルーできないためシンガポールへの入国と再出国が必要になります。
現在シンガポールの入国はVISA不要ですが、「ワクチン接種証明書(2回接種かつ2週間以上経過)」または「陰性証明書」、「電子フォーム医療申告」などを提示しなければなりません。
・チャンギ空港(英語):トランジット条件
・シンガポール政府(英語):シンガポールへの旅行概要 / トランジット
▼バンコク・スワンナプーム空港経由
6月の再渡航(復路)は、成田空港-<ANA>→バンコク・スワンナプーム空港経由-<タイ航空(TG)>→バリ島・ングラライ空港でした。同じくスタアラ。
スワンナプーム空港の乗継条件「入国を伴わず24時間以内」「同一予約記録で同一の航空券番号」「最終目的地まで荷物スルー」に加え、「タイの医療費をカバーする保険加入証明書(最低10,000米ドル)」となっています。
保険については後述します。
・タイ航空:バンコク・スワンナプーム国際空港での国際線への乗継ぎ/乗換えに関して
タイ航空のサイトには「他航空会社の航空券については例外あり」と記載されていますが、LCCはタイのスクートタイガーエア以外はあやういかも?LCCに搭乗予定の方はご自身で確認を。
▼ベトナム空港経由など
スクートタイガーエアやベトジェットエアを利用して、ハノイのノイバイ空港やホーチミンのタンソンニャット空港経由も利用できます。
トランジット(通過・乗継)なら問題ありませんが、ストップオーバー(立ち寄り・途中降機)でいったん入国するとベトナムは日本の水際対策で黄区分に該当します。黄区分からの入国者は「(日本で有効な)ワクチン接種証明書」を持っていないと、「到着時検査」「自宅待機3日間」が適用されます。
このあたり、発券前にきっちり確認しておきましょう。
・厚生労働省:水際対策における国・地域の区分

2. PCR検査・陰性証明書の発行【必須】

バリ州内の医療機関にて日本で認められた検体方法による検査を出国前72時間以内に受け、「陰性証明書」を英語または日本語で発行してもらいます。
・厚生労働省:出国前検査証明書
▼バリ州内の医療機関
現在バリでは多くの病院やクリニックで、PCR検査(スワブテスト)や抗原検査(ラピッドテスト)が受検できます。が、日本で認められた検体方法かつ英文証明を発行してくれる医療機関となると数が限られます。受検前に確認しておいたほうが安心でしょう。
○バリマンダラ病院
サヌール地区にあるバリマンダラ病院では、専用アプリまたはWhat’s App(WA)のオンラインで予約できます。予約なしの直行でも受検可能だとか。
価格は外国人Rp275,000、インドネシア人Rp270,000。
月~日曜までの連日、8:00~12:00間の検査で14:00~16:00に結果受理、13:00~16:00なら21:00~22:00、18:00~23:00だと翌8:00~9:00です。
・バリマンダラ病院(インドネシア語):PCRスワブテストのオンライン登録方法と価格
○タケノコ診療所バリ
クタ地区にあるタケノコでは、WA(+62-811-399-459)にて日本語で予約できます。
価格はRp285,000+日本入国要書類Rp80,000で合計Rp365,000。
あてくし、2月に続いて5月もこちらでお世話になりました。何が良いってね、奥さん。結果をPDF化してWAに送信してくれますの。数時間待ったり、再度取りにいく手間がかかりません。
・タケノコ診療所バリ:当診療所について
▼ジャカルタ・スカルノハッタ空港経由
スカルノハッタ空港を経由する場合、バリ-ジャカルタ間は国内移動となり、ジャカルタからの出国時に72時間以内の証明書が有効となります。
よってバリでギリギリに検査すると、ジャカルタで時間切れとなる可能性がありますのでご注意を。
▼第三国経由
第三国経由のトランジットの場合はバリ州からの出国時に72時間以内であれば問題ありません。
ストップオーバで他国にいったん入国し、受検から72時間を超える場合は、その国で再度検査が必要です。

3. 保険加入証明・ワクチン接種証明【経由国による】

日本ではインドネシアを含む青区分からの入国者「ワクチン接種証明」の提示が免除されます。「保険加入証明」はもともと設定されていません。
インドネシアでは6/8以降「保険加入証明」は不要になり、出国時の「ワクチン接種証明」の提示は必須ではなく任意です。参考程度に聞かれることはあります。
なお、ワクチン未接種でも国内線を乗り継いで国際線にて出国する場合、空港のトランジットエリアを離れない限り「ワクチン接種証明書」の提示は不要です。
よってインドネシア国内乗継の場合は、両書類を揃える必要はありません。
第三国経由の場合は、「ワクチン接種証明書」や医療費をカバーする最低額以上の「保険加入証明書」英語または現地語で取得必須の場合もあります。
▼保険加入証明(バンコク乗継の場合)
シンガポール経由は不要でしたが、バンコク経由では「保険加入証明」が必須でした。
クレジットカード付帯の海外旅行保険は補償が規定額を超えていれば可能です。ただし該当カードを提示するだけでOKの航空会社もあれば、NGもあります。
ANAの地上係員いわく「カードの保険会社が発行する、お客様自身の名前が記載された英文証明のほうが国外では望ましい」とのことです。
カード付帯の保険会社は、英文証明をメールにPDF添付で即日発行してくれるところもあれば、郵送のみで到着まで1週間程度かかるところもあります。
また、カードの種類によって保険適用の条件が「自動付帯(カード払いしなくても持っているだけで可)」と「利用付帯(旅行にかかわる公共交通機関をカードで支払った場合のみ可)」があります。各自でご確認ください。
あてくしがメインで使っているVISAカードは自動付帯ですが、付帯保険サービスのVJAの証明書は郵送対応のみで時間がかかるため(気づいたのが2日前だったYO!)、焦って損保ジャパンの海外旅行保険offに加入しました。コロナ治療を含む疾病治療500万円のみを1泊2日分で820円。やっっす!
まあ万一罹患してもカード付帯の保険でカバーできるし、インドネシアのBPJS(社会保障)、日本の国保にもトリプル加入しているので問題ないとの判断です。
・損保ジャパン:新・海外旅行保険off

4. My SOSアプリのインストール・登録【任意】

インドネシアを含む青区分からの入国者「My SOS」アプリのダウンロードおよび登録が必須ではなく任意になっています。
が、事前にインストールしてファストトラック申請しておくことを強くオススメします!絶対しておいたほうがはええぞ!!
到着予定の6時間前までに登録を行うことにより、空港での書類手続きを省略できます。
2月に帰国したときはアプリのインストールは必須でしたが、ファストトラック自体がまだなかったんですよ。ホテル強制隔離がある時期で帰国者数が少なかったため、さほど待たずに検査や書類確認できました。
3~4月に帰国した方々は検疫に6時間以上(!)かかったという話も…お疲れさまでした。
5月の帰国時は事前にファストトラック登録したところスムーズに進めました。いくつかのポイントを飛ばせるし、止まっても提示のみで済むことも。
▼My SOSの登録
ファストトラックは成田・羽田・中部・関西・福岡空港より入国する方が利用できます。
スマホにアプリをインストールして、氏名やパスポート番号などの必要事項と「陰性証明書」「ワクチン接種証明書(任意)」「質問票」「誓約書」を登録。
センターでの確認が完了するとアプリ画面が緑または青に変わります。日本入国時に画面をドヤ顔で提示するだけで通過できます。
アプリの登録手順については下記を参考にしてください。
・厚生労働省:ファストトラック / 操作ガイド

5. 搭乗手続き

混雑や書類確認などで思わぬ時間がかかることがあります。
時間に余裕をもって行くことを激しくオススメします。
▼入港時
国際線・国内線ターミナルともに、入港時に係員へ「パスポート」「eチケット」を提示します。「陰性証明書」や「ワクチン接種証明書」を求められる場合も。
2月はCOVID-19タスクフォースガールズが防護服を着用のうえ書類を厳格にチェックしましたが、5月はコロナ前と同じく立ってる係員のおっちゃんがチラ見しただけでした。客数が増えたため、全員を厳しくチェックしていたら長蛇の列になって先に飛んじゃうんじゃないかと。
▼X線検査(1回目)
X線による1回目の荷物検査を受けます。
5月の国際線ターミナルは向かって右側のみ開場されていて、全機ではなくX線2レーンのみ稼働。タイミングによっては混みあって時間がかかりました。
▼チェックインカウンター
荷物検査で問題なければ各航空会社のチェックインカウンターへ。
「パスポート」「eチケット」「陰性証明書」、あれば「ワクチン接種証明書」などを提示します。ここではしっかりチェックされます。
提示はデジタルでも紙面でも可です。
ただ、デジタル=スマホだと画面推移が多くなり、空港内のwifi環境がイマイチなため、めちゃくちゃ時間がかかります。事前にスクリーンショットを取って保存しておくか、プリントアウトしておくと早いです。あてくしは全部プリントしてクリアファイルにまとめて提出しました。
確認後に、「搭乗券」の発券と受託手荷物の預け入れを行います。
経由地や最終目的地によって必要書類が異なるため、地上係員が大変そう。よく覚えて対応してるなぁと感心します。
5月のSQカウンターでは「日本着はMySOSに加え、Cocoa、なんとかも必須」と言われ、インストールするまで離してくれない感じに。が、Cocoa(厚生労働省コロナ接触確認アプリ)は任意で必須ではありません。なんとかに至っては教えてもらったURLを入力すると「在邦ウクライナ大使館」のページが何度も出てくるという謎トラップ。結局20分足止めくらって、インストールせずに「日本到着までに必ずやってください」と念押しされて終わりました。みんなぁぁー、MySOSだけで良いぞぉぉ!
友達は旦那様の在留カードが切れてて、事前にデンパサール領事館、日本入国管理局、SQ日本支社などに電話して、「永住VISAとリエントリーが期限内であれば問題なし」と承認取れていたのに、SQカウンターの使えないおっさんと揉めて1時間かかったそうです。「他のスタッフは感じ良かったけども」と歯ぎしりしてました。
▼X線検査(2回目)
受け取った「搭乗券」を自動ゲートで表示し、再度X線による持込手荷物およびボディチェックを受けます。
ここも全機稼働しておらず、タイミングによって長~~い列ができています。見てると、機内持ち込み荷物にペットボトルの飲料、ポケットにライターやスマホなどを入れて引っかかる方が多いよう。国際線の液体物は100mlまでですからねー。

6. 出国審査

X線検査を通過すると、やっと出国審査です。
2月は「オールパスポート」でどこのカウンターでも並べましたが、5月は「外国人」「在住ビザ(KITAS/KITAPホルダー)」「インドネシア人」などカテゴリーごとに並ぶカウンターが異なってました。「外国人」がもっとも混みあっていたので、VoA取得の観光客の帰国が増えたのでしょう。
インドネシア人はICチップ入パスポートであれば自動化ゲートを通過できます。
KITAS/KITAPホルダーはリエントリー(再入国許可)の期限も要確認。KITAPカードの提示を求めらる場合もあります。
出国スタンプは日付を必ず確認しましょう。あえて間違えて押す係員もいますので。最近は減ったけども。

7. 経由地での乗継

何度も書いてますが、国ごとの入国・乗継要件に従ってください。
現在、国際線ターミナルをフル稼働していない国が多く、コロナ前の感覚で利用しようとすると不便なことが多いです。
レストランやカフェも多くが閉鎖しているため、長時間待ちの場合は待機場所を探す必要があります。
▼バリ・ングラライ空港
国内線ターミナルはほぼ全店オープンしています。時期によっては国内観光客で朝から晩まで賑わうほど。
それに引き換え、国際線ターミナルは連日離発着があるものの、まだ本数が少なく閑散としていました。
5月の出国時の国際線の様子は以下の通り。
・立体パーキングは1階のみ駐車可(3階へ上がるエレベーターは停止)
・3階出発ロビーの外側にあるレストランやカフェは全店閉鎖
・出発ロビーへの入口は向かって右側のみ開場
・X線~搭乗手続き~出向審査はレーンが限られているため時間によっては混雑
・免税店は、コスメ・タバコ・酒・チョコレート、バリ土産屋は営業。レストランは1店舗営業。テイクアウトのドーナツ屋は人気。有名ブランド各店、サーフショップ、旅行小物などはすべて休業
・搭乗口のシート数が少なく、便によっては座るスペースがない
・トイレは搭乗口によって閉鎖(隔口ごと)
バリ島「5月のバリ島ングラライ国際空港」Memo Bali
↑仮囲いで覆われた有名ブランドの免税店跡
▼ジャカルタ・スカルノハッタ空港
利用したのは2月なので、今は営業店舗が増えたかも。
・国内線から国際線までの誘導係員が極端に少なく迷う
・ポーターはゼロ。自力で荷物を運ぶ
・エレベーターやエスカレーターの稼働数が限られ、迂回させられる
・3階出発ロビーのレストランやカフェは半分以上閉鎖。営業してても24時間ではなく閉店早め
・国際線ターミナル内の免税店は8割閉店。カフェもクローズ
・航空会社のラウンジ利用はお金かかるが安心
・搭乗口前の椅子で待機も可能
▼シンガポール・チャンギ空港
5月のSQはターミナル3到着、ANAはターミナル2出発でした。ターミナル間はスカイトレインで移動できます。
ターミナルによって利用客数と営業店舗数に差がありました。
・午後発のバリ→シンガポールのSQエコノミークラスはほぼ満席。アジアと欧米系半々。着陸体制に入ってるのに立ち上がって荷物取ってる中国人がいたw
・夜発のシンガポール→羽田のANAエコノミークラスもほぼ満席。深夜なのにご丁寧な注意アナウンス多め(マスク着用、日本のコロナ状況うんぬん)。早朝3時半からの配膳…ほとんど寝られない
・ターミナル3は8割以上の店舗が営業。客数も多く、全体的に活気があり。有名ブランドは閉店早め。カフェの営業時間は長め
・ターミナル2は半分以下の営業数。客数は少なく、照明も暗め
・どこもシート数が多く、待つ場所がたくさんある。コロナ前にあった無料フットマッサージ機は撤去
シンガポール「5月のチャンギ国際空港」Memo Bali
↑コロナ中ですか?と問いたくなるほど活気あり
▼バンコク・スワンナプーム空港
6月のバンコクは夜から朝にかけて9時間待ち。夜の静まり返った雰囲気と、朝の活気に満ちた賑わい、どちらも体験できました。
・夕方発の成田→バンコク、午前発のバンコク→バリともにエコノミークラスは80%程度の搭乗率。意外と欧米系が多め
・夜のターミナルは閑散。案内表示がわかりにくく(矢印通りに進むと途中で案内が消えるw)、広いターミナルを行ったり来たりする羽目に。最小限の係員数で聞くに聞けず
・長時間待ちにつきトランジットホテルの利用を考えたが、8時間で2.8万円。結果硬いベンチで横になって過ごす…
・ラウンジは数が少なく、それなりに混雑
・朝便の到着が多く、入国や乗継客で賑わう
・免税店やレストランは少ない
タイ「6月のスワンナプーム国際空港」Memo Bali  タイ「6月のスワンナプーム国際空港」Memo Bali
↑夜は閑散、朝は人出増
▼成田空港
6月の成田第1ターミナルは、2月に比べると客数が増え、営業店舗も若干増えていました。
・電車やバスなどの公共交通機関の利用可。ただしバスは運休多数。東京駅からの離発着が確実
・出発階のレストランやカフェ、ショップはいまだに閉店が多い。全体の1/3程度開店
・搭乗手続きは経由地・最終目的地によって必要書類が異なるため確認に時間がかかる
・入場が自動ゲートに変更! X線は稼働数が少なく、タイミングによって渋滞
・免税店は休業多数。お菓子やコスメなども開いている店舗に客が集中
・レストランやカフェも同様。タイミングによっては行列(他が開いてないから)
日本「6月の成田国際空港」Memo Bali  日本「6月の成田国際空港」Memo Bali
↑ゲート前の店舗は開いてても人気なし
▼羽田空港
5月の羽田第3ターミナル(国際)は、2月に比べると客数が増え、活気を取り戻しつつありました。
・早朝の検査体制はスムーズ。スタンプラリーのごとく指定箇所を巡る(MySOSのファストトラックならよりスピーディー)
・電車やバスなどの公共交通機関の利用可。以前の厳戒体制による物々しさはない。ただしバスは減便により本数が少ない
・コンビニは通常営業
・4-5階のレストランやカフェは以前よりも営業している。ただし、午前10時開店が多い(マクドナルドや吉野家でさえも!)
・帰国便利用につき、免税店は未確認
・第1・2ターミナル(国内)はレストランやカフェ、販売店などほぼ営業。サラリーマンの出張や国内旅行者で曜日によって賑わっている ※国内線を利用したのは5月末

8. 必要書類の記入

日本入国時に必要な書類を記入します。
「My SOS」による審査が完了し、緑色または青色の画面になっていれば、機内で配布される「税関申告書」のみです。
未登録であれば「質問表」「誓約書」および「税関申告書」を記入してください。
▼謎書類は日本で確認
あてくし、搭乗前にSQカウンターで謎の英文書類をもらったんですが、ANAの機内でCAに聞いたところ「質問表」「誓約書」でした。日本人にあえての英語…しかもMy SOS登録済だったので不要とのこと。
不明な点はバリや経由地で押し問答するより、機内や到着後に日本の空港で聞いたほうが日本語の説明でわかりやすく正しいです。

9. 検疫

日本到着後の検疫で「My SOS」緑色または青色の画面を提示すれば、手続き完了です。
黄色画面であれば、検疫にて「陰性証明書」を提示します。
未登録であれば検疫に並び、係員に必要書類の提示と登録が必要です。
・厚生労働省:ファストトラック
▼6月の帰国
つい先日、6月に帰国した方いわく「画面提示のみ済んだ。着陸から荷物受取りまで含めて1時間かからず出られた」と。早っっ!
以前のスタンプラリーのごとく指定箇所を巡るのか、ショートカットですぐ出られるのかは不明です。
▼5月の帰国
あてくしは5月の帰国だったので、唾液検査やパスポートの提示、アプリの設定確認などがありました。それでもファストトラック申請により、降機から荷物受取りまで1時間15分でしたよ。

10. 入国審査

日本国籍のICチップ入パスポートであれば、自動化ゲートを通過できます。
係員のいるカウンターではパスポートに加え、搭乗券も提示してください。
自動化ゲートでは入国スタンプがは押印されないため、必要であればゲート通過後 職員に押してもらいましょう。

11. 税関申告

受託手荷物がターンテーブルにまわっているか、遅ければ床に綺麗に並べられています。もうね、日本ってすばらしい。トイレも綺麗だもの。
タグを確認してピックアップします。たまに麻薬犬や動植物確認犬がクンカクンカしています。あやしいものがなければスルーです。
税関にて「税関申告書」を提出します。申告物があれば行い、なければ通過できます。

12. 解放

無事入国し、晴れて自由の身です。お疲れさまでした。
インドネシアを含む青区分からの入国者待機なし公共交通機関を利用して帰宅したり、外出や旅行も可能です。

帰国理由と費用

▼2月の帰国
前回帰国した際、「なんでそんな短期滞在のために帰国を?」と聞かれました。
そのときのはトータル13日間。翌朝着、3泊4日羽田検疫隔離、3日間自宅待機、1日移動、4泊5日バリ検疫隔離。改めて書き出してもウケるーーww←笑えない
いやね、ずーっと前から「GA直行便が復活したら帰国したろ」って決めてたんですよ。いろんなエクスキューズをつけてるとタイミング逃しそうで。
日程は飛行機の都合です。GAによる直行便の公表から、お土産の買い出しや荷造りとPCR検査日などを差し引いて、未発表の翌月になる前に戻るには、この期間しかありませんでした。
まぁド短期もたまにはおもしろいかなと。このときしか経験できないこともありそうですし。
もっとも家族に会いたいという気持ちがありました。コロナや戦争の報道で母がちょっとナーバスになっていた時期でした。
あとね、日本のクレジットカードが次々期限切れになりまして。同時期に作ると同時に切れるんですね。特典が受けられなくなるなと。
自宅へ戻り、最初にやったことは郵便物の整理。1年3ヶ月分のダイレクトメールと年賀状と請求書や領収書など。
日本って封筒もそのまま捨てられないじゃないですか(地区による)。封筒のビニールとシール部分をわけて、名前はシュレッダーかスタンプで見えないようにし、紙や冊子は分別して、ファイリングかゴミに。無言で黙々と。
この作業に半日かかりました。ムキーーーッ。
当たり前ですが、自宅待機じゃいろんなことができないわけですよ。同居家族以外会えないですし。
スーパーやコンビニなどでの買い出しはできました。拡大解釈して、スーパー併設のドラッグストアも可。
「規制が緩和されたらまた帰国したろ」と次なる狙いを定めたのでした。
GA航空券は、燃油サーチャージなどの諸費用込みで往復Rp10,760,000。当時やや円高により、カード引落額は88,269円でした。
グランドハイアットでのウォームアップバケーション(敷地内自由隔離)でほぼ同額かかっています。あははー。
▼5月の帰国
前回の帰国がド短期でなーんにもできなかったため、春頃の帰国を企んでました。
3月はニュピがあるし、6月はガルンガン。となると4~5月頃がいいなと。GWは混むし高いから除外。
昨年末に伯父(母の故姉の夫)が亡くなったため、墓前に手を合わせるのが一番の目的です。
あと健診。1年以上受けてないので内科・歯科・婦人科などで検査しまくりたい。検査と結果のために最低2回ずつの通院が必要です。
確定申告のためにマイナンバーの更新手続きもしたい。マイナンバーの電子証明書って5年で切れるってご存じでした?期限切れ後は役所に出向かないとダメなんですよ。10分もかからずできますけど。
クライアントへご挨拶に行ったり、友達と会ったりもできました。いかんせん時間が限られてるので厳選各1回こっきり。
トータル18日間で、充実してて良かったです。駆け足だったので疲れました。これ以上長くなるとガルンガン超えるのと、犬が恋しくて。
SQとTG含む往復航空券は、ANA38,000マイル+燃油サーチャージなどの諸費用34,350円でした。6月の燃油値上がり前に購入したので、ちょっとお得に。今後も頑張ってマイル貯めたろ~と思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
では、ごきげんよう。

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