さくっと書きますね。いや、とろ~っとした話。
先日パパイヤを買いましたの。えぇ、スーパーマーケット「パパイヤ」を丸ごと、じゃなく、南国フルーツを丸ごと1個です(当たり前)。
そのパパイヤさんってば、皮が黄みを帯びた緑色で、触感もお尻のほうが柔らかいくせに、切ったら硬えーし、甘くねーんですよ。ルジャッ(インドネシアフルーツサラダ)向き。
早く熟れさせるために、家人が皮の部分にナイフで数本の筋を入れたんですが、翌日も食べ頃にならず。
このまま食べるには味気ないし、捨てるのも忍びない…
というわけで、1個残っていたマンゴーさんとともにジャム化してやりました。
バリ島「パパイヤ&マンゴージャム」
鍋に果物・砂糖・レモンを入れて、1時間*ほど煮込むだけ。家庭用なら簡単に作れちゃいます。
ただ、調理中は張り付いてないと焦げるので注意が必要です。くっそ暑い日に作って、コンロの前で汗だくに。ジャム作りダイエットかと思いました。いや、甘いジャム食べたら痩せませんわ。
*当初30分と書きましたが、再度計ってみたら1時間かかってやっと煮詰まりました。訂正します。
バリ島「パパイヤ&マンゴージャム」
生果だと早く食べなきゃ傷んじゃいますが、火を通せば保存期間に余裕ができます。
砂糖の量により、糖度50%(果物:砂糖=2:1)なら約2週間、糖度33%(果物:砂糖=3:1)なら1週間~10日ほど持つそうです。あてくしは総量520gに対して、砂糖150gぶっこみました。
ジャムの砂糖はグラニュー糖が向いてます。うちは茶色がかったローカル砂糖を使ってますけど。ハチミツでもいけます。ハチミツの種類により、砂糖よりサラリとするかも。余談ですが、砂糖の色は白と茶で成分に差がないんですって。
レモン=クエン酸は入れないと固まりにくいです。ジュルッニピス(インドネシアのライム)でもOKです。レモンのほうがクセがないし、絞りやすいかと。

作り方

  1. パパイヤは皮をむいて種を綺麗に取り、細かく刻む。マンゴーも同様
  2. 鍋に刻んだパパイヤとマンゴーと砂糖を入れて、中火にかける
  3. 沸騰する前に弱火にし、水分が出たところでアクを取る
  4. 弱火のまま煮込む。焦げないように時々底からまぜる
  5. レモン汁を加える
  6. 好みの固さのちょい前で火を止める(冷えると固まるため)
  7. 器に入れて、熱が取れたら冷蔵庫へ(できれば煮沸した瓶に入れて蓋をしめる)

できあがったジャムの味は、ずばり南国独特のフルーツ味です!ってわかりにくいですよねぇ。
砂糖が入ってるので当然甘く、ほんのり酸味、うっすら苦み(えぐみ)があります。
すごーく熟れたパイナップルに近いかも。杏(あんず)ジャムにも似てるような。実はすんごい前に食べた日本の甘いトマトのジャムにそっくり。
トーストやパンケーキに塗るほか、ヨーグルトやアイスクリームに載せてもおいしいですし、牛乳や紅茶に加えたアレンジも。
意外なことに、日本から持ってきた無印良品のレトルトカレーに加えたら、驚くほどのコクとまろやかさで、一気に高級感が出ました。辛味や酸味の強いカレーはめっちゃ合います。甘くなるけども。
パパイヤは便通がよくなると言われてます。気持ちよく出したい方は毎朝どうぞ。逆に下痢のときはお控えくださいませ。
先日のひと手間でグッとおいしくなるレシピに続き、『オレンジページ』や『レタスクラブ』のような主婦くさい内容で恐縮です。
そのうち牛乳パックでレターケースとか作るようになるかもしれません。いや、ならんよ。
では、ごきげんよう。

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