久々のエスダルマン。3日連続のラクラック

ローカル飯(ワルン・カキリマ)

ランチに『ワルンコピオージェイ』へ。
このお店でよくエスビル(ココナッツジュース)を頼むのですが、この日は「ココナッツ売切れ」と言われてしまいます。仕方なくドリンクメニューをガン見すると3段下に「エスダルマン」の文字・・・あら、こんなところにダルマンさんが。久々のご対面だわ。
こちらがエスダルマンさんです。
あ、人じゃないです。友達の旦那様の名前に似てるなぁと(関係ない)。
バリ島 エスダルマン

インドネシアの食べ物はまだまだ知らないものだらけ。奥が深いわ~。クリックお願いします。


エス=アイス、ダルマン=葉の名前だそうです。
RIKA SANUR HOME STAYの淳子さんは「数年前までうちの裏のほうで取れたのよ」と言ってました。へー、そのへんに生えてるもんなんですね。
アップでもう1枚。
は?葉?青汁で作ったゼリーじゃない?いえいえ。
バリ島 エスダルマン
せっかくなので、ワルンコピオージェイのオーナー(バリ島シンガラジャ出身女性)に作り方を訊いてみました。
あてくし、人様に根掘り葉掘り尋ねるのが趣味のように書いてますが、インドネシア人は話好きが多く、ちょっと質問すると予想以上に答えてくれるんですよ。
以前書いたプルタミニも「これ、プルタミナの?」と訊いただけで、「ちがうわよ。個人で買ったの。Rp9,500,000もするんだから(ドヤ顔)」てな具合に。
エスダルマンについては、こんなやりとりでした。
私:これ、何?葉から作ると聞いたんだけど。
店:そう、ダルマンという葉っぱ。
私:どうやって?
店:手揉みするの。油がダメだからまずは石鹸で手をよく洗って。それから葉をひたすらひたすら揉み続ける。
(ジェスチャーで桶内の米をとぐような姿勢で手は揉む仕草)
私:何分ぐらい?
店:30分から1時間。休むと固まらなくなるからずっと。この硬さになるまでね。大変なのよ~。
ひょえーーー。30分以上揉み続けて、1杯Rp7,000(1円=106円として約66円)?!安いっすね。高かったら頼まないけども。
ゼリー状になったダルマンに、サンタン(ココナッツミルク)とグラメラ(椰子砂糖)を合わせたシロップをかけて、氷を載せると出来上がり。
ダルマン自体は無臭で、薄めのだとほぼ無味、厚めのはほんのり苦みがあります。口当たりはとろ~っ、つる~っ。寒天よりも断然やわらかく、ゆるめのゼリーといったところ。とろけるプリンよりは弾力あり。
食べられるお店が減ってきてるので、あるとオーダーしちゃいます。
が、毎回思うのは、ご飯に合わない(笑)これ、飲み物じゃなくてデザートです。
デザートといえば、3日連続でラクラックをいただきました。
ラクラックとは米粉ベースのミニパンケーキみたいな焼き菓子です。
1日目はダルン地区のナシクニン(黄色ご飯)のワルン(食堂)でジャジャン(お菓子)パックを購入したら入ってました。
写真の一番左です。白色で、ココナッツフレークとグラメラ(椰子砂糖)をかけて食べます。5mm程度とやや薄め。
バリ島 ラクラック
2日目はサヌール地区に焼き立てが楽しめるお店があるとのことで、淳子さんの旦那様が買ってきてくださいました。
緑色です。出来立てほかほか。1.5~2cmぐらいの厚みがあり、もちもちとした食感です。昨日と同じくココナッツフレークとグラメラ(椰子砂糖)をかけて。
サヌールのせいか、お菓子さえ洗練されてオシャレに見えました(先入観)。
バリ島 ラクラック
まさかの3日目!重なるときは重なるもんですな。
シンガラジャ地区のラクラックをご近所友達Aちゃんの旦那様からいただきました。
前日に比べると田舎度高し。見た目が素朴です。
白色で、ほんのり焦げ目がついてます。ココナッツフレークとグラアレン(椰子砂糖)はすでに合わせ済み。アレンって何?ウディ・アレンさんとは別物よね??グラメラとどう違うの?(色が違うのはわかる)
食感は、もちもちしつつ、前述の2つに比べると軽いです。よく焼いた感じでした。
バリ島 ラクラック
どれも個性があって、それぞれおいしかったです。ごちそうさまでした。

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