あらやだ奥さん。このブログ、今年初の更新ですわよ。あまりに放置していたらGoogleさんから警告を受けまして（理由は後述）。
SNS（facebook / instagram / Twitter）も20日間ほどご無沙汰してました。ちょっとてんてこ舞ってましたの（理由は後述）。
まずはバリ島の近況をお知らせしまーーす。
この記事の目次
天候：雨のち晴れのち雨 / 気温24～31℃ / 湿度75%程度
ニュピ（サカ暦新年）が終わり、雨季から乾季…と思いきや、4月に入ると雨多め。明け方から午前中にかけてドバーッと降ることもあれば、夕方や深夜にザッと降ったり。丸1日大雨の日もありました。 晴れると陽射しが強く、蒸し暑いです。風がやや強めに吹くことも。
まさに雨季と乾季の狭間です。
悪天候による被害
4/6（木）夜から7（金）午前中にかけては広い範囲で断続的に大雨と雷。
東部カランガッサム県では集中豪雨による川の氾濫や道路の崩壊などで大きな被害が出ました。
・BaliPost（以下インドネシア語）：
（’23.4/7付）急速な川の流れ、ブサキ寺院にとじこめられる
（’23.4/7付）連絡橋が壊れて数十世帯が孤立
4/13（木）は島内ほとんどの地域で長時間の豪雨と強風。一時雷。まるで嵐。
デンパサール市・タバナン県・ギャニャール県などで川の氾濫、洪水、家屋の浸水、土砂崩れ、倒木などの被害がありました。
うちのほうも窓を開けられないほど激しい雨と風が続き、道が川のようにせせらいだり、低い交差点は浅い池のようになりました。雨漏りした家も多かったんじゃないかと。
・BaliPost：
（’23.4/13付）トゥカッドバドゥンの水があふれ、タマンベジ寺院にとじこめられた
（’23.4/13付）タバナン～クディリ 通行を妨げる大雨と倒木
（’23.4/13付）水路がつまり、シンガケルタのいくつかの家屋と車が水没
4/10以降の悪天候は、ティモールやスンバ島の南で観測されたサイクロン・イルサの影響と見られています。その後南南西へ抜けました。
・BaliPost：
（’23.4/9付）ティモール沖で観測されたサイクロン98Sの元
（’23.4/13付）サイクロン「イルサ」の勢力が強まる見込み、大雨と強風に注意
バリ島南部では高波に注意の日も。海面温度の上昇と対流により、最大5m程度の高波が発生する可能性があったようです。
・BaliPost：（’23.4/12付）バリ島南部は高波に注意
バリ暦からみる天気
以前も書きましたが、バリ暦上でニュピの次の月はSasih Kedasa（サシークダソ/10番目の月）にあたり「雨の多い月」です。 その次がSasih Jiyestha（サシージエスタ/11番目の月）で「雨季の終わりの月」と言われています。
もう大雨による被害は勘弁してほしいですぅ。早く乾季にな～れ。
はっ！季節の変わり目は蒸し暑くなるんですよね。ここ4日間は日中晴れて汗ダラダラ。
みなさま、体調を崩されませんように。
過去の天気はMemo Bali 天気ログ一覧でどうぞ。
両替レート：（売り）1円=Rp111.50→107.75
4月の平日昼間は1円=Rp111.50から徐々にRp107.75に。土日はRp107.25からRp105.25に。
先月に比べると若干円安です。ドルも安くなっているので、ルピアがほんのり上がっているのでしょう。
断食明け大祭の銀行休業
先月SNS（facebook / instagram / Twitter）でお伝えしたとおり、インドネシアの祝祭日が変更になり、4/19（水）～26（水）までイドゥルフィトリ（断食明けの大祭）で8連休になります。 銀行や官庁が閉まるので、入用の方は計画的にどうぞ。
・BaliPost：（’23.3/24付）イドゥルフィットリの連休スケジュールが変更、2日繰り上げ
例年イドゥルフィトリのときは銀行や信用金庫の窓口業務が停止するだけで、ATMおよびインターネットバンキング・モバイルバンキングは稼働していたはず（ATMは停止でしたっけ？）。銀行系デビットカ―ドも使えると思います。
なぜ今年のニュピに限ってすべて停止したのか…謎。銀行のオンラインを止めたんでしょうね。 万一現金が引き出せず、デビットカードが使えない場合は、クレジットカードで！クレカなら世界共通で使えます。
銀行の休業にともない、両替所のレートは土日扱いで円安になります。円からルピアへの換金を予定している方はご留意ください。
ちなみにGWに入ると、例年やや円高傾向になります。昨年2022年はGWとイドゥルフィットリがかぶって円安でしたが。 こればかりはその時期にならないとわからないですけどね。保証はできませんので参考程度にどうぞ。
過去のレートはMemo Bali 両替レートログ一覧でどうぞ。
使用可能なお札
コロナ禍で渡航できず、数年ぶりにインドネシアへいらっしゃるルピア札をお持ちの方。
現在インドネシア国内で使用可能なお札は下記のサイトで確認できます。親切な方がすべて写真つきで載せてくれてます。
・文鉄・お札とコインの資料館：インドネシア共和国
地震
4月に入って体に感じる地震が頻発しています。
M2.7～6.9程度。震度は震源地からの距離と深度によりますが、だいたい震度2強～4弱。
BMKG（インドネシア気象庁）によると「すべてユーラシアプレートへのインド・オーストラリアプレートの沈み込みによるもの」とのことです。
まぁ日本のほうが揺れてますね。震度3～4程度の揺れじゃ日本人は驚かないですもんね。
4/4（火）午前2:26、震源地はバリ島南部、M4.6。
4/9（日）午後6:38、バリ島東部、M2.7。
続いて4/10（月）午前8:36と8:37の2回、バリ島南部、M5.0とM5.2。
さらに4/14（金）午後5:55と5:58の2回、東ジャワ北西部、M6.6～6.9
・BaliPost：
（’23.4/4付）バリ島ほぼ全域で地震感知、これが分析結果
（’23.4/9付）地震がふたたびバリ島を揺るがし、カランガッサムで感じる
（’23.4/10付）1分後、2つの地震がバリ島南部を揺るがす
（’23.4/14付）強い地震がバリ島を揺るがし、ほぼ全域で振動を感じる
（’23.4/14付）インド・オーストラリアの変動、ほぼM7の地震がバリ～ソロで感じられた
地震による被害
いずれもバリ島内では家屋の崩壊や土砂崩れ等は報告されていません（ジャワ島では数軒）。津波の可能性もありません。
死亡者は1名。タバナン県でパニックになった6歳の少女が亡くなりました。
小さな地震ではなく、大きなパニックで…。
・BaliPost：（’23.4/15付）バリ島地震、少女はタバナンで死亡
この活断層による地震には、引き続き注意が必要です。
雨が多く、地盤が緩んでいるため、小さな地震でも建物の半壊や全壊の恐れがあります。バリ島内の建築物は日本に比べて耐震や免振技術が低いまたは無く簡単に壊れます。
揺れを感じたら速やかに建物から出て離れてください。ただし、冷静に行動しましょう。周りのインドネシア人は相当慌てると思いますが、つられないように。日本人は停電で一瞬慌てるけども、インドネシア人は冷静です。国民性というか慣れですね。
街の様子：人民大移動スタート
断食明け大祭にともなう他島民移動
先述したとおり、4/19（水）～26（水）はイスラム教徒のイドゥルフィトにより8連休です。
コロナ規制がほぼ解除された今年2023年は、インドネシア全土で1億2,300万人が移動すると予測されています。日本人の老若男女全員とほぼ同数…すげー。
・BaliPost：（’23.4/15付）2023年レバランの往来予測
バリ島でも多くの在住他島民（主にイスラム教徒）が親族とのお祝いのために帰省し、国内観光客（主にキリスト教徒や仏教徒）が休暇を楽しむために入域する予定です。
この週末は帰省者で早くもギリマヌク港は渋滞しはじめました。先週あたりからジャワやパダンのワルンが次々閉まり始めてますし、大きな荷物を載せた車やバスが夜道を走っています。
・BaliPost：（’23.4/15付）帰省者がギリマヌク港に集まり、何万人もがバリを離れる
交通渋滞を見越して、4/17（月）～22（土）、24（月）～26（水）、29（土）～5/2（火）の間、バリ島内では貨物輸送車両の運行時間制限が行われます。
具体的には商品を運ぶ大型トラック、採掘：建築資材の運搬車など。ギリマヌク港およびパダンバイ港―デンパサール間です。一般車は対象外です。
これにより、商品の品薄や欠品、輸出入の遅延が起こるかもしれません。気長に待ちましょう。
・BaliPost：（’23.4/14付）混雑予想で4/17から物品輸送制限
ニュピ後のお祭り三昧
SNS（facebook / instagram / Twitter）に書いた通り、ニュピの次の満月から新月にかけて、バリヒンドゥー教のオダラン（寺院建立祭）シーズンです。今年は4/5（水）～20（木）の間。
コロナ規制がほぼ解除された今年は、総本山ブサキ寺院とバトゥール寺院にもたーーくさんの信徒が参拝に詰めかけています。
・BaliPost：（’23.4/14付）ブサキ寺院建立祭で大混雑
長蛇の列と人混みの中、暑さや疲れなどにより大人3人と子供1人が倒れて病院へ運ばれました。
ヒンドゥー寺院は一般的に入口が狭いため（悪霊が入らないように）、院内に入る際に大渋滞になるんですよね。満員電車並に密着・密集することもあります。
・BaliPost：（’23.4/16付）ブサキ寺院の群衆の祈り、気絶した信徒数人
ジャワ系ワルンが閉まっているからとバリ系ワルンに行くと、これまた寺院参拝で閉まってたりします。ハシゴして探す羽目に（泣）。
この時期は仕方ないですね。宗教＞商売ですから。
個人の様子
興味のある方は少ないと思いつつ、あてくしの近況を。
Google警告
このMemoBaliBlogは「FC2ブログ」を使っていました。ふふ、アダルトコンテンツの規制が緩いだの、創業者がガー〇ー氏のマブダチでだのと噂されるサービスです。
いやね、FC2を選んだ理由はテンプレートの種類が豊富だったのと、デザインの自由度が高かったのと、変な広告を挿入されることなく自分でGoogleアドを選べるから、です。
ところが、先日Googleから配信制限の警告が届きまして。
ネットで検索してみたところ、「FC2ブログ全体が規制対象になっている」とか「更新しないとFC2がアダルト広告が表示して対象になる」など複数の記事が出てきました。へー。
実際どうだかわかりませんが、とりあえず定期更新していこうかなと。
ちなみにインドネシアでもFC2はアダルトコンテンツの規制対象になっていて、ブログ内の動画が再生できない状況が続いています。IPをインドネシア→日本に変えると表示できます。
よってオゴオゴの動画をアップしていません。どうしようかなぁ。そのうち他社へ移行するかも。暫定このままにしますが。←これによりWordPressへ移行
同じくFC2をお使いのインドネシア在住ブロガーさんはご承知おきください。
ブレレンのムラスティ
一般的に「ムラスティ（ご神体を海へお浄めに行く行列）」はニュピの3～4日前に行われますよね？地域によって多少バラつきがありつつ。
北部ブレレン県ではニュピの前に行うところもありますが、一部地域ではニュピ後の満月にムラスティを行います（前後2回やるところもある）。
・BaliPost：（’23.4/5付）ニュピ後、ブレレンの伝統村の何千人もの信徒がムラスティを開催
あてくし、4/5（水）に義実家のあるテジャクラ村のポンジョバトゥ寺院（Pura Ponjok Batu）へムラスティの参拝に行ってきました。
3年ぶりの開催で、すんごいすんごい数の人出でした！南部ではなかなか見られないバリスクニン（黄色いバリス舞踊）もいましたよ。
この年1回のオダランについては、いつか詳しく書くかも。期待しないでお待ちください（FC2は動画アップできなかったし）。
その他
ブログやSNSまで手が回らなかったのは、年度替わりで本業のweb制作に追われていたのが一番の原因です。
実は昨年1年間ほど仕事量を大幅に減らしてたんですよ。コロナが落ち着いて確定申告をしたら、その前年と前々年の税金や社会保険料が結構な支払額で「休んでる場合じゃねーな」と。日本の徴収制度、恐ろしいです…。
2023年10月にはインボイス制度が始まるし、DOしたら良いんでしょうねぇ。
先日3年ぶりにバリ舞踊のレッスンを受けたら翌々日ありえないほど筋肉痛になったのと、自分の三段腹に驚いてダイエットをはじめました。うふ。
今後は更新のためにくだらなネタもブログでアップしていきます。 適当にお付き合いくださいな。 では、ごきげんよう。
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