ガルーダとシンガポール航空が2月再就航!

渡航(出入国・航空会社・マイル)

Gong Xi Fa Cai!
旧正月おめでとうございます
ちょっと奥さん、大変大変!
先日のブログに「3月上旬までは現状維持=国際線の就航なしが続きそう」と書きましたが、事態が急展開しましたよ。
あくまで予定かつ流動的です。必要な情報は各自ご確認ください。
すでにご存じのバリ好きさんが多いと思いつつ…
2/3(木)ガルーダインドネシア航空 成田→ングラライ(デンパサール)の臨時便
2/16(水)~シンガポール航空 チャンギ―ングラライの定期便
が再就航します。
※追記:GAによるその後の発表で、2月は毎週木曜日就航になりました
バリ州への渡航手順開港に至る背景はあとまわしにして、まずは各便の詳細を「現地旅行代理店リンカランバリ」(以下「リンカランさん」)のTwitterと、ヒコヲタ先輩(自称裏アカにつきアカウント名は非公開、表ないけどな)の情報をもとに綴っていきます。
リンカランさんをすでにフォローされている方も多いと思いますが、いつも正確な情報をいち早く載せてくれてるスゴ腕さんなので、まだの方はぜひ~。
ちなみにリンカランさんとは面識ありません。ヒコヲタ先輩はリアル友です。

ガルーダインドネシア航空(GA)臨時便

1/28(金)Garuda Indonesia Japanのinstagramに特別キャンペーンの臨時便告知が掲載されました。
ガルーダインドネシア航空instagram「成田-バリ直行便 特別キャンペーン」
GAのinstagramより
↑画像をクリックするとページにリンクします

2/3(木)成田からデンパサール直行便と書いてあります。
往復航空券を2名様同時購入で、さらに1名様分無料=3人で2人分。
エコノミークラス63,000円~(往復/燃油・空港使用料は別途)ですって。やっす!やっす!さすが特別キャンペーン☆

◆成田直行便は往路のみ

GA公式サイトでさっそく検索してみました。が、片道じゃないと出てこないですね。成田発のみ?
リンカランさんが入手した正式情報によると、「臨時運航便、成田発9:15―デンパサール着16:00、往路のみ、復路は貨物便、今後のスケジュールは未定 ほか」だそうです。
えっと、復路は荷物と化して乗れってこと?(違)もしくは、バリに来たもののいつ帰れるかわからない感じ?(違)
以前のブログに書いたように、直行は成田発のみ、バリ発はジャカルタ経由のトライアングル飛行になるかと。日本の入国者制限(1日上限3,500人程度)もあり、急な受入れは難しいと思われます。
ヒコヲタ先輩の情報によると「この臨時便はインドネシア政府の要請によるもの。ングラライ空港の受入れ体制が整っていることを国内外にアピールするため」だそうです。へー。

◆超スピードでVISA取得?!

アピールの場に日本を選んでくださったのはありがたいのですが、急すぎやしませんか?
入国条件の1つに「有効なVISAの保持」が入っています。現在インドネシアは入国管理局オンラインで申請可能。とはいえ、金曜発表、土日挟んで、2/1(火)はImlek(イムレック/中国旧正月)の休日…さすがに厳しくないでしょうか。
すでに有効なVISAをお持ちの方かインドネシア国籍の方に限られそうですね。あ、後述しますが、バリ直行便にはインドネシア国籍のPMI(出稼ぎ労働者)はしばらく乗れないみたいです。

◆GAの予約状況とメリット

GA公式サイトで座席リクエストを見てみると、現時点(2/1 12:00)でエコノミークラス7席(後部4席は業務用?)、ビジネスクラス3席埋まってます。ゼロじゃなくて良かったーーー!少人数でもアピールは可能。
あてくし、わずかな望みを持って一時帰国について調べてみましたの。
1月の日本行きは発表日の1/28(金)にすでに飛び立ってます。次はジャカルタ発2/2(水)23:35―羽田着2/3(木)8:50。
で、成田発2/3(木)9:15…あははー。羽田でPCR検査受けてる間に飛び立ちますね。無理ゲー。
次の便は未定だとか。もう少しスケジュールに余裕があって、条件を満たしていれば乗りたいと鼻息荒く思ってます。
だってGA直行便だぜ。乗継のだだっ広い空港内を無駄に移動しなくて良いんだぜ。何より受託手荷物がエコノミークラス46kg、ビジネスクラス64kg(個数制限なし。1個当たり最大32kgまで)、加えてスポーツ用品23kg(自転車は30kg)だぜ。がっつり運べるぅ~!
なお、デンパサール―ジャカルタの国内線を単体で購入した場合は、エコノミークラス20kg、ビジネスクラス30kgになります。国際線との同一番号の国内線なら、国際線ルール適用です)。
国内線、飯マズだけど目をつぶろう(どこから目線?)
※追記:GAによるその後の発表で、2月は毎週木曜日就航になりました
※ヒコヲタ先輩のご指摘で気づきましたが、国内線でも国際線ルールが適用される場合とされない場合があります。ご注意ください。

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シンガポール航空(SQ)定期便

SNS(facebookとTwitter)に掲載したとおり、
2/16(水)からシンガポール航空によるチャンギ―ングラライ空港間の定期便が再開となります。
・detik Travel(インドネシア語、1/28付):2/16~バリに直行するシンガポール航空

◆チャンギ―ングラライ便

リンカランさんがまたまたTwitterに運航スケジュールを掲載してくださってます。
SQ公式サイトフライトスケジュールにも掲載されています。ちょっとわかりにくいのですが、飛行機マーク表示が該当便の離発着がある日です。
<チャンギ→ングラライ便>
月水金日 9:05発―11:50着
火木土  16:20発―19:05着
シンガポール航空 「シンガポール-バリ島 定期便」
<デンパサール→ングラライ便>
月水金日 13:00発―15:40着
火木土  20:15発―22:55着
シンガポール航空 「シンガポール-バリ島 定期便」

◆日本―チャンギ便

シンガポール航空による日本―デンパサール直行便はありません。乗継になります。
となると日本発着はどうなのよ?って思いますよね。

◇羽田発着

<羽田→チャンギ便>
火木日 22:55発―翌05:15着
<チャンギ→羽田便>
火木日 14:05発―21:40着

◇成田発着

<成田→チャンギ便>
火木土日:19:00発―翌01:40着
毎日:9:40発―16:30着
<チャンギ→成田便>
毎日:23:55発―翌07:30着
月水金土:9:20発―17:05着

◇関空発着

<関空→チャンギ便>
毎日:23:35発―翌05:25着
<チャンギ→関空便>
毎日:15:15発―22:20着
SQのチャンギ乗継は1時間あれば予約できます。ただし、空港内が広いので短時間だと早足で移動しないといけません。あてくし、過去に猛ダッシュしました(本人は乗れたけどスーツケースが遅れて補償金もらった)。
まぁ乗り遅れてもSQ―SQなら次の便に振り替えてくれます。1日1便だと翌日だけどな。
※ヒコヲタ先輩によると、チャンギのMCT(ミニマムコネクティングタイム)は驚異の50分だそうです。すげー!

◆シンガポールでの乗継条件

シンガポールのチャンギ空港での乗継は48時間以内ワクチン完全接種(通常2回)、CAAS(シンガポール民間航空庁)が許可した航空会社のみなど規制が敷かれています。
たとえば、日系航空会社(JALやANA)やエアアジアでチャンギ入りしても、シンガポール航空やバティックエアに乗り継げませんのでご注意ください。
・シンガポール航空:シンガポールでのお乗り継ぎ

◆SQのメリット

なんといっても定期就航で1日1便飛ぶことです。
GAは成田のみですが、SQは関空からの渡航も可能。これは関西方面の方に朗報ですね。
デメリットは受託手荷物量がものすごく少ないこと。エコノミークラスで25kgまたは30kg、ビジネスクラスで40kgです。ビジネスクラスでもGAのエコノミークラスより少ないって…(涙)
PPSクラブ会員ならその倍、クリスフライヤー・エリートゴールド / スターアライアンス ゴールド会員は+20kg増量できます。
・シンガポール航空:受託手荷物

バリ州への渡航手順

  • 2/1付でインドネシアの入国規制、2/10付で日本の入国規制が変更になっています。
    PDFは修正済みです。ページをリロードして「改訂版」をご覧ください

バリ州への入国は、以前ブログ「日本人の渡航・帰国手順」に掲載したものと、大きく変わりはありません。検疫期間の短縮など一部変更があります。

◆渡航プロセス

現在インドネシアへの入国禁止国はありません。すべて解除されています。
バリ州とリアウへの入国が可能なのは19ヶ国の国籍保持者のみ…かどうかの言及が最近ないものの、入国管理局オンラインのトップに表示されるので引き続き有効と思われます。できればどこの国からも入ってこられるといいですね。他国籍のご夫婦もいらっしゃるはず。
1/31付でホテルの検疫期間が短縮になりました!後述します。
バリ島「日本人がバリ島へ直行便で渡航するためのプロセス」MemoBali
↑画像をクリックすると表示できます

・Memo Bali:渡航プロセス

◆帰国プロセス

日本の公共交通機関の不使用や自宅等での待機が7日間に短縮されています。7日でも長いですけどねぇ。。会社勤めの方はテレワーク推奨でも厳しいですな。
また、2/10付で日本の水際対策が変更されました。2/13(日)午前0時以降インドネシアから入国した方は、日本政府指定検疫所の宿泊施設で3日間待機となります。
・外務省:新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置
バリ島「日本人がバリ島から乗継便で帰国するためのプロセス」MemoBali
↑画像をクリックすると表示できます

・Memo Bali:帰国プロセス

◆検疫の短縮

1/31(月)ルフット海事投資調整大臣は「インドネシア国内のCOVID-19のコロナ症例数は増加傾向だが、死亡数がほぼ1桁。多くても2桁前半のため、検疫期間をワクチン2回接種済みなら4泊5日に短縮1回のみの場合は6泊7日」と発表しました。いえーーい!この先もどんどん短くなるといいですね。ってコロナ次第で長くなる可能性も…。
・BaliPost:(以下インドネシア語、1/31付)検疫期間をふたたび変更
・Memo Bali:インドネシア全土 コロナウイルス感染数 / バリ州 コロナウイルス感染数
2/1(火)付でインドネシア政府は「2022年第4号」を発出し、検疫期間の短縮とともに、PCR検査の陰性証明を72時間から48時間以内に短縮しました。
・在インドネシア日本大使館:インドネシア政府による入国規制の変更(政府通達の発出)

◆搭乗はVISA保有の外国人のみ?!

1/31(月)ルフット海事投資調整大臣の発表によると「今回の開港はバリの経済を活性化することが目的。よってインドネシア国籍のPMI(出稼ぎ労働者)の搭乗は認めない」とのことです。PMIって政府負担でホテル検疫なんですよね。そうじゃないと隔離代を払いたくなくて自由に出歩いちゃうから。
あてくしの解釈では、政府負担以外=自己負担のインドネシア国籍者とKITAS/KITAPなどの在住VISA保持者は搭乗可かと。在住者の中には観光客以上に経済バンバン回す人いますし。ただし、言及がなく、詳細不明です。在邦インドネシア大使館またはインドネシア入国管理局にご確認ください。
・BaliPost(1/31付):ルフットはバリ国際線の入口が2月にふたたび開くという

急展開の背景

SNS(facebookとTwitter)に書きましたが、改めて。
1/25(火)シンガポールのリーシェンロン首相とインドネシアのジョコウィ大統領が、ビンタン島The Sanchaya Bintan(ザサンチャヤビンタン)で首脳会談を行いました。両国の外務大臣・内務大臣・運輸大臣・国防相など主要閣僚が同席し、今後の国境開放について話し合いの場が持たれました。
トラベルバブル協定が結ばれ、シンガポールからバタムおよびビンタン島へは隔離なしで旅行可能になりました(その他の条件はジャカルタ入国と同じ)。
その際、「バリ便も再就航の計画があり、運輸大臣と調整している」と。あてくし、バリ便再開は眉唾だと思ってたんですが、一気に動き出しましたね。
・BaliPost:
(1/25付)ジョコウィ大統領がシンガポール首相の到着を歓迎
(1/24付)バタム・ビンタンとのシンガポール「トラベルバブル」開始、これが条件

◆開港の理由

理由は下記です。
1.インドネシア国内およびバリ州のCOVID-19死亡数の減少
オミクロン株をはじめとするコロナ症例数は増加傾向だが、死亡者は増えていない
2.バリ州の経済立て直し
国内観光客の入域はあるものの、観光立国につき打撃が大きい。シンガポール航空は現在34ヵ国64エリアをカバーしており、乗継含めた利用者が多いと予想される
ですって。
・BaliPost:(1/30付)シンガポール航空がバリ行きフライトを再開
(1/31付):ルフットはバリ国際線の入口が2月にふたたび開くという
外国人観光客が増えて、うまく経済がまわると良いですね。
欧米人はヒャッホーとノリノリで渡航しそう。慎重な日本人はどうですかねぇ。相当のバリ好きさんでもビジネス(会社経営、輸出入業、買い付けなど)か学校(インターナショナルスクールなど)の絡みじゃない限り、様子見しそうな気がします。
はてさて、どうなることやら。
では、ごきげんよう。

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