【知っ得】海外旅行時の英文処方箋は「くすりのしおり」

渡航(出入国・航空会社・マイル)

前回のブログに「6月からぼちぼち復活していきまーす」と書いておきながら、1ヶ月弱ブランク空けてすみまぺん。
さっそく本題。
2017年10月以降、インドネシアへの個人輸入(郵送・持込とも)が厳しくなってます。特に医薬品は以前から「英文の説明書が必要」ですのよ、奥さん。しかも1回の総額50米ドル以下ですって。
インドネシアに限らず、米国をはじめとする国々ではテロ対策として医薬品の持込が年々厳しくなってるんだとか。
また、イスラム諸国では豚由来のゼラチンを含む薬はハラム(禁止されたもの)のため、薬を包むカプセルなどにも注意が必要です。豚ゼラチン製であれば他宗教の日本人が自身で服用することは可能ですが、万一の際も譲ったり、飲ませてはいけません。
持病があって処方箋を服用している場合、日本の病院で英訳をお願いすると数千円~1万円程度かかるようです(病院による)。
とあるお医者様から「私が書くと高くつくので、くすりのしおりで検索して英語版をプリントしてください」と家族が教えてもらいました。なんと親切な~!
くすりのしおり
↑画像をクリックするとページにリンクします。

クリックお願いしまっすまっす


くすりのしおりの使い方はいたって簡単。
薬局でもらった調剤書に書かれている薬品名(日本語)で入力すると、検索結果が表示されます。
たとえば「バファリン」と入力し、検索ボタンをポチッ。
くすりのしおり
該当の薬品名があれば総件数が出てきます。複数あるときは注意してくださいね。
くすりのしおり
「英語版あり」ならば、その文字をクリック。
くすりのしおり
ほーら、ばっちり英訳を表示してくれます。
くすりのしおり
印刷する場合は上部の「Print」をクリック。紙にプリントするほか、PDF化もできます。
くすりのしおり
プリンターがないYO!という方は、スマホに画像キャプチャーを保存しておいても良いかもしれません。それで税関を通ったことがないので保証はできませんけど。
くすりのしおりには、現時点で16,072種類もの薬が載っています。ただし、すべて網羅されているわけではありません。英語版がないものもあります。該当薬の英文が未掲載の場合は「メーカーにリクエスト」ボタンを押しつつ、諦めて医師から英訳文をもらってください。
ちなみに、2017年10月以降 厳しくなったインドネシアへの持込品は、主に食料品・化粧品(コスメ)・衣料品・医薬品です。
以前 日本のインドネシア大使館・関税部に確認したところ、「手持ち品は基本的に今までと同じ。食料品、化粧品、薬もOK。ただし薬は英文の説明書が必要。総額250米ドルまで非課税」と回答がありました(詳しくはMemoBali facebook インドネシアへの持込品にまつわるあれこれをご一読ください)。
また、インドネシア郵便局へメールで問合せたところ、「郵送物について洋服は新品なら可ですが、古着は不可です。食料品を受取るためにはBPOM申請が必要です。化粧品は専門業者経由のみ」との返答がありました(詳しくはMemoBali facebook 日本からインドネシアへの郵送品でどうぞ)
一時は郵送品が特に厳しく、食料品等すべて没収になった方もちらほら。
あてくしは昨年10月から4回ほど入国していますが、おかげさまで持込品を指摘・没収されたことはありません。結構な量のアレとかコレとかを持ち込んでるのに。あ、一度 鳩サブレの詰め合わせ缶(大)を開けさせられました。当然中身は鳩だらけ☆
輸出も明らかに商業目的で、同じ品物が大量にあると、申請書未添付では税関に引っかかって返品されることもあるとか。実際 国際郵便EMSで海外へ送れなかった知人がいます。
今後も問題なく輸出入できるといいですけどねぇ。

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