妄想と現実のあいだ

その昔、クタビーチで休学中に起業したという日本人男子大学生くんにこっそり打ち明けられた話。
「僕、小さい頃 知らない2人組に襲われてね。急にビニール袋を被せられて、そのまま船で北朝鮮へ連れ去られたの。自力で戻ってきたんだ」
と。EEEEEーーー( ﾟДﾟ)！！！マジっすか、マジっすか。そんな人いるんですね。
すぐさま仲良しの在住友達K子に話したら
「信じたの？ウソに決まってんじゃん。あの子、虚言癖があるから気をつけなよ」
と。EEEEEーーー(　Д )　ﾟ　ﾟ！！！そうっすか、そうっすか。そんな人もいるんですね。
しばらくしてその大学生くんをクタ界隈で見かけなくなりました。妄言がバレて、ではなく、ビーチボーイズの彼女だかお客さんにお手つきして出禁になったとか。
そもそも本当に大学生だったのか？起業してたのか？なぜ頻繁に渡航できたのか？なんでウソをつきまくってたのか？…謎は謎のままです。
ここまで誇張された嘘を本気と書いてマジかつ寂しげな表情で上手につく人とは、あれ以来 出会っていません。

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あ、わりと最近も
「両親は◯◯(都内有数の高級住宅地)に住んでて～、旦那は△△(外資系)勤務～。うちにはお手伝いさんがいるけど、時間持て余しちゃうから派遣で働いてる～」
と言ってたのに、実はほぼ嘘とバレた方がいました。あてくし、すでにBBAなので「EEEEEーーーΣ(ﾟДﾟ；)！！！」とは思わず、「だろうねぇ」と。どこからどこまで嘘なのか詳細不明。嘘でも本当でも直接影響ないですし。
バリ島にいても、いろんな噂が入ってきて本人と周りから聞く話に齟齬が生じることはまれに(たまに？よく？)あります。いつのまにか漏れ伝わるんですよねぇ。
どちらの話が正しいのかはわかりません。どれもこれもある意味 本当かも。人は一面じゃなく多面ですからね。いろんな顔を持っています。人の捉え方や感じ方も様々ですし。善意も悪意もあります（←善悪はまさにヒンドゥーの教えのひとつ）。
火消しに躍起になって、誤ちを正そうと詰め寄ったり、意見を押し通そうとしたところで、火種が消えるわけじゃなく。むしろ本人の知らないところで炎上してますます反感買う例をいくつか見てきました。
個人的には万一火のないところに煙が立っても、無駄に燃料を投下せず、全身全霊でスルーするのが得策じゃないかと思っています。
他人にどう思われても困らないですからね。根拠のない噂を信じるなら、ご縁がなかっただけ。真実は仲の良い人だけわかってくれれば十分です。いや、自身が分かっていればそれで！自分に嘘をつかないように生きていれば、たいていどうにかなりますよね。
このブログだって本当のことを書いてるとは限らないですし…
あてくし、バリ島にいるテイですが、実は日本にいるかもしれません（この記事も写真ないしNE！）
BBAのふりして、GGIかもしれません（さすがに若者ぶらないYO！）
庶民を装って、実は大富豪かもしれません（まだその兆候はなく願望の域だWA！）
えっと、もう少し実のあるブログを書こうと思います（本当に頑張るかは謎だZE！）
今日は年に1度のエイプリルフールです。
せっかくなら周りが楽しくなる嘘をつきましょーー♪