
どぉぉぉしてもお伝えしたい(自慢したい)ことがあり、日本ネタの第2弾をぶっこみます。今回はスイーツテロ!
この記事の問題は、書いてて猛烈食べたくなることdeath…
この記事の目次
Patisserie Chocolaterie Recit(パティスリーショコラトリー レシィ)
3月の帰国時に「早春の日本はイチゴのシーズン。極上のショートケーキが食べたい!と意気込んで向かったら売切れだった」てな報告をSNSにアップしました。その後、投稿を読んでくださった方から「最高に美味しかったです。生クリームが絶品」とのコメントが届き、さらに想いが募っていましたの。

やっとやっと出会えました。上から見ても横から見ても美しい。美しい味=美味しい、ですから。

ショートケーキ フレイズ 680円(以下税込)
九州産の生クリームは存在感があるのにとてもきめ細かく、口の中で溶けていく感じ。
日光金乃卵を使用したスポンジは思ったよりしっとり。甘すぎず、生クリームとマッチ。
イチゴは酸味があり、さっぱりとした後味にしてくれます。季節によって白桃など旬の果物に代わるんですって。
期待通りの、いや、それを上回る美味しさでございました。
せっかくなので、3月に食べたものも再アップします(一部値上がり)。

レシィロール 520円
他のケーキに比べるとシンプルですが、味は抜群。逆に実力が出るのかも。
モンブランエフェメール 860円
オーダーを受けてから制作。推奨の賞味期限はなんと1時間以内!たっぷりの和栗クリームは甘さの中にほんのり渋さも。
レーヌ 800円
ゴージャスかつ気品あふれる真っ赤なケーキ。チョコレートの甘みとほどよい苦み、ライチやラズベリーの酸味が丁寧かつ上品に組み合わさっています。


オーナーパティシエは、吉祥寺アテスウェイ、白金高輪ル・コフレ・ドゥ・クーフゥなど人気店で腕を磨いた実力派だそう。
白を基調にスタイリッシュで洗練された、どこか温かみのあるパティスリーです。

レシィは京王井の頭線の各駅しか停車しない地味な駅から徒歩3分。地味な商店街。一本入ると住宅街。でも意外と名店揃い。
駅前の珈琲専門店東亜、豆腐美濃屋(の おからドーナツ)もおすすめです。
- 店名
- Patisserie Chocolaterie Recit(パティスリーショコラトリー レシィ)
- URL
- https://recit-tokyo.studio.site/
- 地図
Patisserie Hosokoshi(パティスリー ホソコシ)
同じく極上のショートケーキに掲載されてまして。これは食べねば!と鼻息荒く向かいましたの。
駅から少し離れてますが、歩いた甲斐がありました。またまた美しい味=美味しゅうございました。

駅から離れてるといっても西荻窪駅から徒歩8分。…ってちゃうねん。久我山方面から約2Kmほど歩きましたの。コミュニティバス(100円)に乗ろうとバス通りをガシガシ歩いたら、先に着いちゃいまして。帰りも同じく。計4Km歩いたので、食べたケーキはカロリーゼロですよね?(サンドウィッチマン論理)

シャンティイセゾン 680円(以下税込)
”旬のフルーツ。スポンジと特選生クリーム”と書かれているとおり、クリームはなめらかなのにコクとまろやかさがあり、まさに特選。くどさ一切なし。
スポンジは甘さ控えめでふんわりしっとり。イチゴは適度な甘みと酸味。
全体を通して上品かつ、まとまった味に感じました。
小さめサイズにつき、甘党は2個ペロリといけそうです。

フィナンシェ 330円
ソレイユバニーユ(マドレーヌ) 280円
生ケーキに比べるとお高めだと思いません?コンビニの倍近い値段。迷いつつ選んだら「もっと買っておけばよかった」と思うほど絶品でした。
特にフィナンシェ。ひと口食べるとバターとアーモンドがふわ~と広がり、めっちゃ主張してきます。でもしつこくない。
あればあるだけ食べそうなので、この価格のほうがたくさん買えなくて良いかも。
フィナンシェは焼菓子の人気No.1ですって。わかるー!


オーナーシェフは渡仏、さらに高幡不動フジウやアニヴェルセルで研鑽を積まれたんですね。なるほど、焼き菓子に強いのも納得です。
さほど広くない店内は品数が多く、目移りしてしまいました。

外観は素朴というか地味というか。フランスの片田舎のイメージ?一見、酒屋か米屋を居抜きで借りたのかと(失礼)。
店内も整理されているし、清潔ですが、やや雑然とした感は否めません。いろいろぎっちり詰め込みすぎなんでしょうね。空白の美と対極(さらに失礼)。
でも味は逸品です。
- 店名
- Patisserie Hosokoshi(パティスリー ホソコシ)
- URL
- https://patisserie-hosokoshi.com/
- 地図
D’RENTY CHOCOLATE(ドレンティ チョコレート)
3月の一時帰国中に友達から紹介されて、あまりのおいしさに悶えました。
はい、ふたたび渋谷スクランブルスクエアへGO!

北海道産の小麦粉と乳製品を贅沢に使用したラングドシャに、くちどけのよいチョコレートをサンドしたお菓子です。
サイズは幅5cm角、高さ1cm程度。指2本でつまめます。そんなに大きくありません。

カカオベイクサンド
カカオミルクM 381円(以下税込)
アッサムティーA 451円
ひと口目で、サクサク感のあるラングドシャと、なめらかなチョコレートがとろけて広がっていきます。苦みと甘みの絶妙なハーモニー。なんとも上品でコクあり。
厚さ1cmあるのに硬さはまったくありません。ふにゃふにゃでもなく。やわらか。
チーズをベースにレモンを加えたフロマージュシトロンも出ていたんですね。ノーマークでした。次回買わねば。
販売員さんいわく「おかげさまで知名度が上がって、リピートしてくださるお客様も増えています」と。そうでしょう、そうでしょう。手土産やお礼で渡すのにちょうど良いもの。
チョコレートの柔らかさを保つため、冷蔵ではなく常温保存を推奨されてます。が、バリ島だと外側のラングドシャが湿度によりやや湿ってしまうので、冷蔵保存で食べる1~2時間前に出したほうが良いかもしれません。
- 店名
- D’RENTY CHOCOLATE(ドレンティ チョコレート)
- URL
- https://drenty.net/
- 地図
- 渋谷スクランブルスクエア1階
Mels CARAMEL WORKS(メルズキャラメルワークス)
渋谷スクランブルスクエアD’RENTY CHOCOLATEの斜め向かいにブースを構える、キャラメル専門の進化系パティスリー。オレンジ×黒の色使いが、モダンな印象かつ食欲(スイーツ欲)をそそります。

調べてみると、自然派パンやスイーツのラ・テール系列なんですね。かつて渋谷東急フードショーや吉祥寺アトレで購入していました(ともに閉店)。素材にこだわって作られてる会社なので、安心していただけます。

Mels SAND CARAMEL 3枚入 1,350円(税込)
サクサク食感のガトーブルトン3層の間に、キャラメルとショコラを合せた自家製のクリームが挟まっています。
キャラメルとチョコの組み合わせで濃いめかな?と思ったら、軽くて甘くて香ばしい。全5層のわりに、そこまで厚みもなく、食べやすいです。
良い意味で予想を裏切るスイーツですわよ。バリ島で欧米人向けのパンチの効いたスイーツも良いですが、この日本人好みのシンプルながらリッチな味わい。
映え狙いなら、キャラメル風味のチーズケーキMels FONDUE、キャラメル・ガトーサンドMels SANDがよろしいかと。どちらも要冷蔵でこのあと予定があったため、常温可のMels SAND CARAMELにしました。次回こそ!
- 店名
- Mels CARAMEL WORKS(メルズキャラメルワークス)
- URL
- https://melscaramelworks.com/
- 地図
- 渋谷スクランブルスクエア1階
御茶ノ水 小川軒
小川軒のレイズンウイッチといえば、六花亭マルセイバターサンドと並ぶ、レーズンサンド部門の花形ですよね。
見た目は昭和。どうにもこうにも懐かしさが漂います。

クライアントからいただきまして、久しぶりに食べたところ…生地はしっとりしつつ香ばしく、レーズンは柔らかく、クリームも柔らかくなめらか。全体的に洋酒(ラム)がきいて大人な味わい。
こんなにおいしかったっけ?とじわじわ感動しました。長く愛されるものは、やはり理由があるんですね。そりゃ昭和から続く名品ですわ。
ちなみに小川軒って御茶ノ水のほか、目黒、代官山、鎌倉にあるそうです。この記事で初めて知りました。ほほう。
・デイリーポータルZ:小川軒の「レーズンウィッチ」、食べくらべてみよう
- 店名
- 御茶ノ水 小川軒
- URL
- https://ogawaken.com/
- 地図
日本はおいしいものが多く、ある意味”地雷地帯”です。先進国のわりに安いですしね。
あれこれ食べていたらみるみる横に成長したので、このあとダイエットに励みました。
皆さまもお気をつけくださいませ。
では、ごきげんよう。