コクヨに、お・ね・が・い

雑記・その他

バリヒンドゥ教徒の女性は毎日毎日毎日毎日チャナンと呼ばれるお供え物を作り、家寺や神棚、台所、車やバイク、門前道などに朝夕お祈りとともに捧げます。
バリ島チャナン
寺院建立記念のオダランやお祭りのウパチャラではさらに豪華なバンタン(お供え物全般)を作成します。祭事が近くなると皆さん必死に作って作って作りまくるぅぅぅーー!日本人奥様でも作ってらっしゃる方、多いですね。
チャナンを作るには、椰子の葉を数枚重ねてナイフでスーッと切り、その葉を同じ長さに揃えて、小さな四角か三角形の器にし、刻んだ葉や色とりどりの花を載せていきます。
かつては繋ぎ目に椰子の葉の芯の部分を細く楊枝状にした棒を器用に刺していたのですが、最近はホチキスでカチッと止めます(ホチキスは商標の普通名称化。海外ではステープラー)。
あ、インドネシア人はナイフの刃を人に向けますからね。自分に向けたら危ないと注意されました。文化の違いですな。
ナシブンクスと呼ばれるテイクアウトのご飯とおかずも、紙に包み、かつては輪ゴムで止めてたのですが、このところホチキスで止めるお店が増えました。食べるとき、うっかりしてると針がご飯に混じります。・・・どーよ、これ。

バリ好きさんなら環境についても考えなきゃ!と思う方はクリックを。


チャナンもブンクスの紙も使用後はそのへんにポイ。もしくは燃やす。
ホチキスの針は不燃物ですからー!燃えずに残りますからーー!!土に還らないですからーーー!!!
たいした量じゃないとはいえ、まさにチリも積もれば山となる。環境によろしくないです。
で、オススメしたいのがコクヨから販売されている「針なしステープラー・ハリナックス」。
コクヨ ハリナックス
ホチキスの要領でレバーを押すと、矢印の先端が閉じ穴に引っかかるため、外れにくく、しっかり止まります。
少ない枚数の紙を止めるにはかなり優れものですが、なぜか紙の端が1~2cmしか入らない構造なんす。これじゃナシブンクスの包み紙を止められないよぅ・・・。コクヨのサイトをひたすらガン見しても枚数が増減するだけでホチキスのように奥まで突っ込めまぺん。あてくし、どぉぉぉしても奥まで突っ込めるのがほしいのぉぉぉ。日常生活でもどちらかといえばボケよりツッコミ担当だし(関係ない)。
で、迷った挙句コクヨのお客様相談室に電話しちゃいました(爆)
はい、読んでドン引きしない!俺、クレーマーか?クレーマーなのか?いやいや、昔お仕事させていただいたとき「お客様の声から生まれる製品もあります」っておっしゃってたし。キチンと用途と希望をお伝えしたところ「貴重なご意見ありがとうございます。開発担当に伝えます」との返答をいただきました。そう、伝えて伝えて。
今後開発されるかわかりませんが、販売されたら責任持って最低10個は買います。そして行きつけのワルンやお世話になってるバリ人女性に配ります。なんなら受注発注しても良いです。とはいえ現地価格にしてはお高めなのでバリ人の購入は難しいかなぁ。
コクヨさん、何卒よろしくお願いしますm(_ _)m

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