【~’20.7/13】入国規制に伴う救済措置の終了

渡航(出入国・航空会社・マイル)

すでに多くの方がわかりやすくまとめてくださってますが、備忘録(主に自分用)として掲載します。
すべての情報を網羅しているわけではありません。必要な情報は各自でご確認ください。
インドネシア政府の「ニューノーマル(新常態、新しい生活様式)」への移行にともない、法務人権省入国管理総局は入国管理事務所の業務を再開するとともに新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大をうけて適用していた滞在許可に係る救済措置を7/13(月)より順次終了します。
・インドネシア法務人権省入国管理総局(インドネシア語):(7月13日付)COVID-19に関する出入国規制情報
・在インドネシア日本国大使館:新型コロナウイルス対策に係るインドネシア政府による入国制限措置(インドネシア入国管理事務所の業務再開及びインドネシア政府の入国規制に伴う救済措置の終了)
・BaliPost(以下インドネシア語・7/13付):これはニューノーマルでの移民居住許可サービス

ビザ失効救済措置の終了

◆外国人観光客の入国・乗継:禁止継続

4/2(木)から一部の例外を除き日本人を含む外国人のインドネシアへの入国および乗継が制限されていますが、引き続き禁止です。
・Memo Bali Blog:【インドネシア】4月上旬:コロナウイルス感染状況と政策>インドネシアの入国制限
▽外国人受け入れ再開(予定)
バリ州知事のニューノーマルに関する発表によると、9/11(金)から外国人観光客の受け入れを開始する予定です(感染状況により変動する可能性あり)。
・BaliPost(7/5付):7/9~ブサキで「パマハユジャガット」を開催
・Memo Bali Blog:【バリ島】コロナ政策、ニューノーマルへの移行>ニューノーマル移行スケジュール
バリ州政府は再開に向けていろいろお考えのようで。
たとえば、外国人観光客に「Love Bali」という州政府主導のアプリケーションをインストールさせる案。アプリではバリ島に関する優れたグラフィックの物語が展開され、感動ものだそうです。そして、滞在に必要な項目を記入させ、同時に自発的な(半強制?)寄付を促すんですって。もう発想が斜め上すぎてひっくり返るかと思いました。
税収が厳しいとはいえ、空港利用税だのホテル税だのレストラン税だの取ってるのに、満を持して来てくれる外国人から、さらに徴収するつもりなんですねぇ。ブツブツ
・BaliPost(7/13付):バリツーリズムが9/11開始、外国人観光客の貢献も始まる
気を取り直して。
▽一部の例外に該当する外国人
以下が例外として、現在も入国可能な外国人です。
a. インドネシア国民として登録し、外国籍パスポートを持つ市民
b. インドネシアでの一時滞在許可(ITAS/KITAS)または定住許可(ITAP/KITAP)を保有し、再入国許可(IMK)が有効
c. 公用または外交官ビザを保有
d. インドネシアでの赴任中の公用または外交官滞在許可を保有
e. 医療援助およびサポートの職員(人道上の理由および目的に基づく)
f. 海洋、航空、陸路の輸送のクルー
g. 国家戦略プロジェクトに取り組む外国人

◆国外滞在中にITAS/ITAP/IMK失効:60日以内に再入国して申請

インドネシア国外滞在中に一時滞在許可(ITAS)/定住許可(ITAP)/再入国許可(IMK)が失効した外国人は、7/13(月)から60日以内=9/11(金)までにインドネシアへ再入国し、管轄の入国管理事務所で更新手続きを行う必要があります。
期限までに再入国して延長手続きを行わない場合、改めて新規取得になります。
▽有効期限切れで再入国可能な空港と海港
・スカルノハッタ国際空港(ジャカルタ)
・ジュアンダ国際空港(スラバヤ)
・ングラライ国際空港(バリ)
・クアラナム国際空港(メダン)
・ハンナディム国際空港(バタム)
・バタムセンター国際海港(バタム)
・チトラトリトゥナス国際海港(バタム)
バリ島へ渡航するための必要書類や申請などは下記をご覧ください(7/14更新済み)
・Memo Bali Blog:【バリ島】ひとめでわかる!コロナ規制強化による入域手順

◆国内滞在中でITAS/ITAP/ITK有効:延長申請

インドネシア国内滞在中で有効な一時滞在許可(ITAS)/定住許可(ITAP)/訪問滞在許可(ITK)を所持している外国人は、管轄の入国管理事務所で延長を申請することができます。
6/5(金)の公務員復帰以降、新規の申請(たとえばITASからITAPへの新規切替)は先行して手続きできました。7/13(月)から延長更新が可能になります。

◆「やむを得ない場合の滞在許可(ITKT)」で国内滞在中

「やむを得ない場合の滞在許可(ITKT)」は手続きしなくても自動的に付与されています。
・在インドネシア日本国大使館:新型コロナウイルス対策に係るインドネシア政府の入国規制(よくある御質問:FAQ)>A.11

◇国内滞在中にITK失効:30日以内に申請

インドネシア国内滞在中に再入国許可(ITK)が失効した外国人は、管轄の入国管理事務所でITKの延長を行うことができます。また法令に基づいて一時滞在許可(ITAS)への変更申請が可能です。
7/13(月)から30日以内=8/12(水)までに申請してください。できない場合は30日以内にインドネシアから出国しなければなりません。

◇国内滞在中にITAS失効:30日以内に申請

インドネシア国内滞在中に一時滞在許可(ITAS)が失効した外国人は、管轄の入国管理事務所でITASの延長を行うことができます。また法令に基づいて定住許可(ITAP)への変更申請が可能です。
7/13(月)から30日以内=8/12(水)までに申請してください。できない場合は30日以内にインドネシアから出国しなければなりません。

◇国内滞在中にITAP失効:30日以内に申請

インドネシア国内滞在中に定住許可(ITAP)が失効した外国人は、管轄の入国管理事務所でITAPの延長を行うことができます。
7/13(月)から30日以内=8/12(水)までに申請してください。できない場合は30日以内にインドネシアから出国しなければなりません。

◇国内滞在中にVOA失効:30日以内に申請

インドネシア国内滞在中にビザ・オン・アライバル(VOA)が失効した外国人は、管轄の入国管理事務所でVOAの延長を行うことができます。
7/13(月)から30日以内=8/12(水)までに申請してください。できない場合、もしくはすでに1度延長済みの場合は30日以内にインドネシアから出国しなければなりません。
※7/15追記:当初「すでに1度延長済みのVOAは更新不可」との通達でしたが、延長可能になりました(ただし入国日による)。実際行った方によると、30日ごとに定額払いだそうです。また、この先の更新可能回数は現時点で不明です。詳しくは管轄の入国管理事務所またはVISA代行エージェントにお問合せください。

◇査証免除で滞在中:30日以内に出国

査証免除(BVK)で入国し、インドネシア国内に滞在中の外国人は、7/13(月)から30日以内=8/12(水)までにインドネシアから出国しなければなりません。
いずれにおいても、期限内に所定の手続きを行わない、または出国しない場合は、行政処分=オーバーステイによる手数料の徴収や強制送還などが科されます。

◆テレックスと労働許可を有しているITAS/ITK:出国せず申請

インドネシア国内に滞在中でテレックス査証および労働許のITAS/ITKを有している外国人は、在外インドネシア公館ではなく、最寄りの入国管理事務所においてITAS/ITKの申請ができます。

入国管理局のオンラインシステム

バリ州入国管理局の特別クラスI「ングラライ」とクラスII「デンパサール」では、オンラインによる手続きや受付番号の取得が可能です。クラスIII「シンガラジャ」もできる…ようですが、混んでないと思います。
・特別クラスI:ングラライ入国管理局
・クラスII:デンパサール入国管理局
・クラスIII:シンガラジャ入国管理局
7/13(月)にングラライ入国管理局へ行った方によると、事前に番号を取得していない外国人は係員および警察官の指導により入館できなかったそうです。ただし、エージェントの同行なら可能な場合もあるとか。
詳しくは所轄の入国管理事務所またはエージェントにお問合せください。
ものすごく余談ですが、Windows10に搭載されている電卓では「日付の計算」が簡単にできます。2つの日付の差を計算したり、日付に日数を加算または減算したり。興味のある方はお試しを。
・Microsoftサポート:Windows10の電卓
では、ごきげんよう。

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