ちょっと奥さん。
どぉぉぉしてもお伝えしたい(自慢したい)ことがあり、バリ島じゃないネタをぶっこみますわよ。
5月に乗り継いだシンガポールのチャンギ国際空港ターミナルで、とびっっっきりおいしい珈琲豆を見つけちゃいました。
その名も「BACHA COFFEE(バシャコーヒー)」。


珈琲通の方はすでにご存じでしょうか?
あてくしは初めて知りましたの。
それもそのはず、日本未上陸の高級珈琲専門店です。
店構えからラグジュアリー感が漂ってるし、スタッフの接客はスマートかつ丁寧だし、シンガポールドル表示でピンと来ないけどお高そうだし、でも試飲できないし…。
恐る恐る3種類買ったら、どれものけぞるほどおいしいです。初日だけでなく次の日も次の日も感動的においしい。香り、苦み、コク、まろやかさ、酸味、すべてにおいて別格。口当たりがよく、後味も良いですわね。
もっと買えば良かったーー!自分のバカバカーーー!と地団駄踏んでおります。
シンガポール乗継の珈琲好きさんは、騙されたと思って買うべし。
本当に騙されたらごめんね(先に謝っておく)。
この記事の目次
バシャコーヒーについて
バシャコーヒーは「世界の上質な100%アラビカ豆のみを提供する」という伝統に沿って運営されています。
コーヒーライブラリーには、評判の良い30ヶ国以上のコーヒー生産国から調達した純粋なアラビカ豆が常時200種類程度並べられているとのこと。空港店は100種類ぐらいかしら?それでも壮観です。
シングルオリジン(ひとつの農園や生産者)、ブレンド、フレーバー、カフェイン抜きの4種類があり、豆そのもの、また好みに合わせて挽いてもらうことができます。
正直ね、多すぎて何がなんだか。ズラリと並んだ缶に圧倒されました。
生産地やロースト方法など明記されてるものの、全部読んで決めるのはしんどいです。
スタッフに好みのフレーバーを伝えて選んでもらうのが早いし確実でしょう。
サイトの範囲選択でも表示できます。
・BACHA COFFEE(以下英語):全種類のコーヒー
今回購入した3種
あてくし、モカ系が好きなんすよ。キリマンジャロほど酸味が強くなく、マンデリンほどスパイシーでもなく、甘味とコクがあってフルーティーなやつ。それを伝えたら「本来のモカは酸味が強め。ブレンドは取り扱いありません」って。知らんかった…。
でも、すぐに「チョコレート系かフルーティー系がお好きなんですね。オススメはこちらです」と出してくれました。蓋であおって香りを嗅がせてくれます。これ、いくつか嗅ぐとそれぞれの違いがわかります。まるで犬になった気分!クンクン
で、選んだのが以下の3種類。
3つとも絶品で、特にミラノモーニングがもっとも好みでした。
値段は種類によって異なりますが、この3つは各100gにつき13.08SGD(当時1円=95.5SGDで約1,250円)でした。
- Fleur du Maroc Coffee(フルールデュマロックコーヒー)
チョコレート・柑橘・スパイスのバランスが取れた、このお店でもっとも売れてる1品。 - Tolteca Chocolate Coffee(トルテカチョコレートコーヒー)
味わいに甘い思い出を残すカカオ豆。後味がふんわりチョコレート風味。 - Milano Morning Coffee(ミラノモーニングコーヒー)
チョコレートとシトラスの溶ける甘い香りがアクセント。
唯一無二の歴史
公式サイトによると、物語の始まりは1910年。
モロッコのマラケシュに建つきらびやかなダルエルバシャ宮殿に、著名な文化人や政治家が集まり、アラビカコーヒーを嗜んでいたそうな。
当時のゲストは、映画俳優・監督のチャールズ・チャップリン、米国フランクリン・ルーズベルト大統領、英国ウィンストン・チャーチル首相など。どっひゃー、マジで歴史に名を残す方々ばかり!
第二次世界大戦後、宮殿は閉鎖されます。
モロッコの色・光・質感に溢れた建物は、華やかな痕跡を残したまま眠りにつきました。
60年以上の時を経て、復元が始まります。
この歴史的建造物の修復という偉業に、建築家や歴史家や職人などあらゆる業界の専門家が協力。ランドマークの保存と活性化を推進します。
2017年に文化合流博物館として再開。2019年にはコーヒールームとブティックがスタート。
その後すぐにグローバルブランドに成長し、ヨーロッパとアジアで展開ですって。
・BACHA COFFEE:私たちについて
世界に7店舗
現在は創業地のモロッコに1店舗、シンガポールに5店舗、フランスに1店舗の全7店舗です。
モロッコとシンガポールの一部はカフェ併設。コーヒーはもちろん、ケーキやパン、ディナーも楽しめるようです。いつかオサレな空間でダバダ~したい。
シンガポールでは、国際線ターミナル1と3、マリーナベイサンズ、アイオン・オーチャード、高島屋にあります。さすが有名どころのみ厳選。
空港は免税ですが、よく考えたらシンガポール国内はほぼ無税ですな。
日本出店が本当に待ち遠しいです。早くオープンしないかなぁ。実は袋に「TOKYO」の文字も。ワクワク。
インドネシアはコーヒー豆原産国だから優先してくれるといいですが、オープンするとしたらまずジャカルタでしょうね。バリはいつになることやら…(泣)
・BACHA COFFEE:店舗一覧
オンラインショップ
旅費をかけてわざわざ行くなら、オンラインショップのほうがお得かも。
日本を含む40ヶ国で受取可能です。発送方法や条件によりますが、2~15営業日で届くとのこと。
購入時に輸入税・関税・消費税がかかる場合があります。詳しくはショップのFAQをご確認ください。
・BACHA COFFEE:オンラインショップ
・BACHA COFFEE:よくある質問
TWGティーもチェック
シンガポールといえば、TWG(ティーダブルジー)の紅茶も見逃せませんね。 同じく国際線空港ターミナルに高級感あふれる店舗を構えています。知名度が高い分、より人気。
かつてTWG=トワイニングと勘違いして、フォロワーさん数人から「ちゃいまっせ」とご指摘いただいたやつです。てへ。
いやぁ、こちらもレベチですわね。ハイプライス、ハイクオリティ、ハイサティスファクション。お値段たけーけど、上質で大満足っちゅー嗜好品。

日本では東京、横浜、大阪にあり、自由が丘店と銀座店に伺ったことがあります。
インドネシアの直営店はジャカルタのみですが、バリで提供してくれるカフェもいくつかあります。
シンガポーが創業地だけあって世界で一番お得だそうです。関税や消費税もかからないですし。
・TWG Tea:日本
あてくしは、この珈琲と紅茶のために次の帰国をシンガポール経由にすべきか本気で迷っています。
おそるべし、魅惑のビバレッジ。
では、ごきげんよう。
- 店名
- BACHA COFFEE(バシャコーヒー)
- URL
- https://bachacoffee.com/
- ジャンル
- 高級珈琲専門店(コーヒーブティック)