ちょっと奥さん。
先日SNS(facebook / Twitter)に速報をアップした通り、
インドネシア外務大臣は12/28の限定閣議後に「2021年1月1日(金)~14日(木)まで閣僚級以上の公的訪問を除き、外国人の入国を一時的に停止する」と発表しました。
・detik.com(以下インドネシア語、12/28付):
新しいコロナウイルスのためインドネシア政府は1/1~14まで外国人の入国を停止
(ビデオ)大臣レベルの外国人は入国可能
(ビデオ)新コロナの結果、外国人は1/1~14まで入国禁止
この発表を受けて、在インドネシア日本国大使館と在デンパサール日本国総領事館から詳細が記載されたお知らせメールが届きましたの。
・在インドネシア日本国大使館:新型コロナウイルス対策のための規制強化(外国人の渡航の一時停止に関する通達・修正版)
その5日前(12/23)にも「海外からの渡航に関する追加措置」が出てますのよ。
・在インドネシア日本国大使館:年末年始の国内外旅行の新型コロナウイルス対策のための規制強化(新型コロナウイルス対策ユニットによる通達:海外からの渡航に関する追加措置)
で、それらをフローチャート化したのがこちら。
たぶん合ってるはず。
※万一ご指摘もらったらソッコー修正します(丸腰)
バリ島「【規制強化】日本人がバリ島へ渡航するためのフローチャート【期間限定】12/30版 」Memo Bali
いやはや、門戸が狭まって、越えるべきハードルが増えましたねぇ。
大使館や領事館からのお知らせに書かれているとおり「渡航が不急の場合は措置が予定されているよりも後への延期の検討をお勧めします」に、あてくしも全面同意します。
ただ、現時点では1/14終了予定ですが、延長される可能性がゼロとは言えません。この状況で先を読むのは難しいかと。
個々のご事情もあると思いますので、やむを得ず渡航する方はガッツで乗り切ってください。条件さえ満たしていれば渡航はできるYO!日にちとお金と精神的な負担が増えるだけだYO!
以下、補足をいくつか。

◆入国に必要なVISA等を保持

外国人を対象にした措置につき、インドネシア国籍保持者は対象外で入国可能です。
一時滞在許可(KITAS)と定住許可(KITAP)保持者は準インドネシア人扱いのため入国は許可されますが、英国からは第三国を経由しても入国禁止です。
到着後はジャカルタでの隔離措置等に従わなければなりません。
10月より発給が再開された「特定の目的のためにインドネシアを訪問する外国人への査証及び滞在許可」の訪問査証や一時滞在査証などの保持者は対象につき期間中は入国停止です。
発給から入国まで有効期限(たしか90日以内)があると思いますが、期限切れになった場合の延長可否などは不明です。各自でインドネシア法務人権省入国管理総局や入国管理事務所、ビザ代行エージェント等にお問合せください。
・インドネシア法務人権省入国管理総局(インドネシア語または英語):公式サイト
・バリ州入国管理事務所(インドネシア語または英語):ングラライ入国管理局 / デンパサール入国管理局 / シンガラジャ入国管理局

◆到着時72時間以内のPCR検査陰性証明書

外国人はインドネシア到着時72時間(24時間×3)以内に発行されたPCR検査の陰性証明書(英語またはインドネシア語)を提示しなければなりません。
インドネシア人出発前48時間(24時間×2)以内のPCR検査の陰性証明書が必要です。
あれ?インドネシア人のほうが24時間も短いの?!って思いませんか。でもよーーーく見ると外国人は到着時、インドネシア人は出発時です。万一搭乗手続き後に航空機が遅延したら外国人のほうが危ういですね。
・在インドネシア日本国大使館:新型コロナウイルス対策のための規制強化(外国人の渡航の一時停止に関する通達・修正版)

◇PCR検査および証明書発行の医療機関

72時間というタイムリミットがあるため出発空港での検査および証明書発行がベターかと。ただし証明書の発行時間が異なりますので事前に検査スケジュール等をご確認ください。
・成田国際空港:PCR検査(日本医科大学):鼻咽頭・唾液の選択可、32,500円~46,500円(税込)
・羽田空港:PCR検査(東邦大学):唾液のみ、38,500円(税込)
・関西国際空港:クリニック(近畿大学):唾液のみ、平日のみ検査、翌日証明書発行、44,000円(税込)
あてくしは11月の帰国時に東京医科大学で検査してるんですけど、その際に先生が「インドの入国72時間に対応している」とおっしゃってたので相談可能かもしれません(保証はできない)。
・東京医科大学病院:渡航者医療センター PCR検査:鼻咽頭のみ、33,682円(税込)
・渡航医学会:ビジネス渡航者へのPCR検査の検体採取および検査証明の発行が可能な医療機関

◆電子健康状態申告書(eHAC)の登録

インドネシア政府発行の健康状態申告書(HAC/Health Alert Card)の提出が義務付けられています。
スカルノハッタ国際空港の検疫チェックポイント(KKP)で係員の確認を受けないと通過できません。
スマホやタブレットをお持ちの方は専用アプリをダウンロードしたほうが早くて確実。履歴も残ります。
入力は英語かインドネシア語が選べます。入力終了後にQRコードが表示されるので、それを係員に提示してスキャンしてもらえばOK。
・ガルーダインドネシア航空:インドネシア共和国 健康状態申告書 電子的提出方法に関するご案内
・eHAC:Android Play Store / Apple App Store / Webサイト
そうそう、そのアプリの項目に1ヶ所だけトラップがありまして。なぜかスカルノハッタ国際空港の所在地を選択させる項目があるんですよ。「バンテンン州/タンゲラン」まではネット検索すればわかるのですが、その次の地区名は不明。入力しないとアラートが出て次ページに進めません。仕方なく適当に選んだらできました。自動入力にしとけYO!
スマホやタブレットをお持ちでない方は係員に言うと手書きの用紙をくれます。

◆インドネシアによるPCR検査とホテル隔離

インドネシア到着後、政府指定機関によるPCR検査が実施されます。
スカルノハッタ国際空港内で12/27(日)の深夜便から運用が始まったようです。
・在インドネシア日本国大使館:海外からの渡航に関する追加措置の運用開始
検査等にかかる費用はインドネシア人は国負担外国人は自己負担です。
検査の結果が陰性なら、政府指定の宿泊施設で5日間の自主隔離を行い、その後再度PCR検査を受け、再び陰性ならバリ島へ移動できます。
ちなみにPCR検査の費用は1回あたりRp800,000(1円=Rp132として約6,060円)。
指定ホテルは選択不可で1泊Rp1,350,000(約10,227円)。隔離なので3食ついてるかと。
ってーこたーよ。PCR×2回+ホテル×5泊=Rp8,350,000(約63,260円)!!!税込が税サ別かは謎です(5日間ってことは4泊?だとしたら7jt)
・在インドネシア日本国大使館:新型コロナウイルス対策ユニットによる通達:海外からの渡航に関する追加措置
陽性の場合は、指定病院に入院して治療をうけ、治癒が確認されるまで数回PCR検査を受けることになります。海外旅行保険が適用されるかは各保険会社にお問合せください。
は~ぁ、大変ですなぁ。
個人的にいえば、お金は払えば済むけども、隔離や移動中に感染する可能性、知らない場所での外出制限など、もろもろ考えると精神的な痛手のほうが大きいです。
どなたか無事に入国できたらご報告くださいませ。ぼっちで祝杯をあげたいと思います(一緒にはしないYO!)

◆おまけ:コロナ変異株について

新型コロナウイルスの変異株が英国や南アフリカで発見されましたが、その説明でわかりやすかったのはこちら。
・日テレNEWS24:日本でも確認の“変異種”とは…影響は?
要約すると、
・英国で見つかった変異株は突起が多くくっつきやすい
・感染率は今までの70%高め
・60歳未満の若い人にも感染拡大
・重症化を示すデータは見られない
・変異自体はひと月に2個程度で起きている
・避けるには3密を徹底すること
だそうです。ご参考にどうぞ。
では、ごきげんよう。

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