濃厚で甘いケーキはいかが?「DAPUR COKELAT」

スイーツ(デザート・お菓子・フルーツ)

5/22~25の間、インドネシア国内ではfacebook系SNSがブロックされて、傘下のInstagramやWhatsAppも使えませんでしたのよ。
・TC:大統領選後の暴動でインドネシア政府がインスタなどFacebook系SNSをブロック
当初テキストはかろうじて表示されるものの、画像が出ず。そのうち新着も見られなくなりました。
「ブログ書いたところで告知できないじゃーん」と放置してたんですが、よく考えたら(考えなくても)先延ばしにする言い訳に過ぎないですわね。おほほほー。
で、本題。
ガツスブロトの西寄りに去年12月OPENした「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」のスイーツ、もう召し上がりました?
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
こちら、インドネシアバンテン州タンゲランに本社を構える完全国産のチョコレート専門店です。
「あ~…しょせんローカルのチョコでしょ?」と侮るべからず。意外や意外、見た目が美しいだけでなく、味も食感も満足度高めです(モノによる)。
以下、個人の趣味と偏見により、写真多めでお伝えします♪

  • 紹介しておいてなんですが…パティシエが変わったのか、見た目も味も激落ちくんです!訪問される方は覚悟のうえ、どうぞ(2019年8月現在)。

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以前、Expediaの旅行コラム「バリ島はプチプラお菓子天国!バラマキ土産にどうぞ」に書きましたが、インドネシアは世界3位のカカオ生産国にかかわらず、美味しいチョコレートが少ないんですよね。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
昔に比べれば、取扱店やブランドが格段に増えたし、品質・見た目・味だって良くなりました。でも喜び勇んで買って、日本で食べたら「ん?さほどでもなくね?」ってことが正直多くて。
なにも「PIERRE MARCOLINI(ピエールマルコリーニ)」「ジャンポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」「Lindt(リンツ)」など世界に名だたる高級チョコレートと比べてるわけじゃありません(インドネシアのスーパーで売られてるリンツはドイヒーなクオリティだけどな)。日本のスーパーやコンビニで売られてる板チョコのほうが安いのに口当たりが良かったり、冬季限定のチョコは口に入れるととろけたり。
インドネシア、どんな作り方してんじゃい?カカオそのものに問題があるのか、工程がいけないのか。謎ですわね。
そんなこんなで期待せず、ダップルチョコレートへ伺いましたの。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
外観はいかにもチョコレートカラーでおいしそうですわよ。茶×黄色などの暖色系は食欲をかきたてる効果があるんですって。
ガラスのフロントドアを開けると…混んどるぅ~!
ローカル客だらけ。デンパサールという場所柄でしょうか。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
混雑度はタイミングによります。持ち帰りがほとんどで一時的に混んで、すぐ空きます。しばらく見てたらレジの稼働率が良いので、みなさん入ったらほぼ買うんでしょうね。
黄色いユニフォームを着ているのがスタッフです。
眺めてる間は声をかけこず、聞けば1品ずつ丁寧に教えてくれました。味についての説明も、自身が試食済みのようで、わかりやすかったです。ローカル店にしては珍しく(失礼)、商品知識をしっかり持ってる印象を受けました。
バリは「知らない」「食べたことない」と平気でいうスタッフが多いです。特に高級店。オーナー、ちゃんと食べさせてあげてNE!じゃないと接客できないYO!
改めて、ドアを開けた正面のセンターテーブルはこんな感じ。
デコレーションケーキ、ドーン。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
こちらはサンプルです。2ヶ月後に伺ったときも同じものが置いてありました。
左側に置かれたバースデーケーキのアップ。
サーファーのジェイクさん、22歳おめでとうございます。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
それにしてもすごい色合いですわねぇ。青色の食紅かデコレーション粉糖を使ってるんでしょうけど。青は食欲を減退させる効果があります。痩せたい人は青いお皿を使うと良いとか(実際痩せるかは本人次第)。
正面向かって左側の壁沿い。
店名通り、DAPUR(ダップル)=キッチンをイメージしたディスプレイです。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
食器棚、調味料棚、ガスコンロにオーブン、換気扇まで再現されてます。
なかなか凝ってるし、見ていて楽しいですよね。
左から、クッキー缶、カップケーキ、チョコレートバー。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
ガスコンロの上は、不定期で変わるようです。
この日はクマやサルなどアニマルキャラクターのチョコレート菓子。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
ナッツなどがちりばめられた数種類のチョコレートスティック。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
どれも裏面に成分表やバーコードが貼ってあれば買うことができます。
正面の左寄りにあるのは、「ペブルズ」=小石と名付けられた小粒なチョコレート。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali  バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
ミルク、ダーク、ホワイト、オレンジ、ストロベリー、バナナ味のチョコレートでコーティングし、中には軽めのクッキーやグミ(ゼリー)が入っています。量り売りで、10オンス=283.50gがRp54,500(1円=Rp130として約419円)。なぜオンス表示なのか謎ですが。
「全種類入れて」と頼んだら、まんべんなく入れてくれました。どれもおいすぃ♡ あてくしのお気に入りはペパーミント。外側はペパーミントカラーのチョコレート、中身は適度な甘さのミントゼリー。チョコミン党にはたまりませんわよ。
ただ、コーティングのチョコレートが暑さで溶けるため、持参した保冷バッグに入れるか、すぐ持ち帰らないと、袋の中で味と色がまざってマーブルに。
隣の冷蔵ショーケースには見目麗しいチョコレートケーキたちが鎮座してます!
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali  バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
張り付くようにガン見しました。はぁはぁo(*´д`*)o←変質者
もうスイーツマニアには鼻血ブーもんですわ。
センターテーブルには「プラリネ」。粒チョコレートたちが「私を見て~」とばかりに熱い視線を送ってきます。←変質者の妄想が加速
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali  バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
味や形に関係なく、量り売りで10オンスRp65,000(約419円)。
小ぶりだし、一部着色が濃く、日本のよりはやや甘めなものの、抹茶もストロベリーも味がしっかりしててなめらか。トリュフなんてクリーミーだし、ちゃんと口の中でとろけました。きゃーー、期待以上♪
インドネシアスイーツ特有のザラザラした食感や、古い油のような変な口残り感はありません。
正面向かって右側はレジと、一部イートインスペースになっています。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
あてくし、ここでケーキを1つ食べてみることにしました。
美味しかったらいくつかテイクアウトすればいいし、そうじゃなければこのまま退散。
頼んだのは、かわいい外見に惹かれた「チョコモンキー」。1個、Rp35,000(約270円)。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
一口食べて、ナニコレうんまーい(*゚∀゚*)
断面はこちら。お店で上手くカットできなかったので、あえて持ち帰って再撮影しましたわよ(それを理由に2個目購入)。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
一番上はメレンゲ。卵白ベースでかるくてふわり。
その下には薄い板チョコが載ってます。ミルクチョコで甘くてパリパリ。最初知らずに上からフォークを刺してしまい、硬くて切れねーYO!と思いました。
ダークチョコレートクリームでコーティングされた本体。クリームはややねっとりしつつ、若干苦みもあり、大人味。
中はチョコレートのスポンジとチョコレートクリームとバナナが層になっています。なるほど、バナナ=モンキーか!スポンジごとチョコレートまみれで、めっちゃ濃厚です。
全体、かなり甘め。まったり、しっとり、なのにしつこくない。いや、しつこいですけど。
結局いくつか買って帰り、さらに後日リピしました。
「キャラメルチョコレート」、Rp40,000(約308円)。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
断面はこちら。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
上のお花は薄いチョコレート。真ん中は豆入りクッキー。葉はチョコレート。
ちょっとわかりにくいですが、本体を包むようにチョコレートが添えてあり、本体はキャラメルチョコレートソースに覆われています。中はチョコレートスポンジとチョコレートクリームの層。
モンキーよりさらに濃厚です。口に入れると最初チョコレートで、後味がキャラメル。おいしいけども、1個で十分。食べ終わる頃には、甘さでノックアウトされそうです。
「マンゴー・カッサータ」、Rp35,000(約270円)。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
断面はこちら。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
上部はホワイト×グリーンの配色が美しいチョコレート。真ん中には透明感のあるゼリー。
本体はマンゴーとチョコレートスポンジの層。口に入れるとマンゴーの香りと酸味が爽やか。ただムースやババロアのようにふんわり感がなく、ゼラチンを使ったぷるぷるマンゴーミルクプリンに近い食感。インドネシアでは豚のコラーゲンが多いゼラチンを使わないことが多いので、何を使ってるんでしょうね。
「ピーナッツヌガー」、Rp35,000(約270円)。
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
チョコレートスポンジがピーナッツクリームで包まれ、砕いたピーナッツと砂糖で作ったややカリカリのヌガーをまとっています。
食べて気づいちゃったんですが、ここのスポンジそのものは美味しくもまずくもないです。
日本の名店のようなキメの細かさや繊細さはないし、ふんわりでもなく。どちらかといえば、しっとり、まったり、ねっちょり。なのでここまで厚くなく、ちょっと入ってるケーキのほうが味が上品だし、満足度高い気がします。
「オペラ」、Rp41,050(約316円)。何、この中途半端な価格設定?!
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
ビスキュイ、バタークリーム、ガナッシュが何層にも重なっています。
うーん、結構しつこい(笑)そしてねっとりしています。チョコレートクリームがきいてて、大人の味わいなんだけども。
「プディングチーズケーキ」、Rp38,000(約292円)
バリ島 「DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)」 MemoBali
これは家人とはっきり意見が分かれました。
あてくしはチーズプリンが甘すぎるし、ぬちょーとしてるし、チョコレートもゼリーというか柔らかい羊羹みたいで、今後の選択肢からは外れる感じ。
家人はこの食感が気に入ったようで「スポンジケーキよりも好き」と申しておりました。
ほかにもマスカルポーネチーズ(?)がきいたティラミスや、子供が喜びそうなレインボーケーキなどもあります。未挑戦ですが。
ダップルチョコレートは、「優れたケーキやペストリーを作る」というヴィジョンと情熱を持って、在宅で起業したそうです。その後、店舗を持ち、現在では国内の主要都市に20店舗以上を展開しています。
バリ島ではこのデンパサールに初出店。今後人気が出れば支店ができるかもしれません。
あてくしの個人的な感想としては、このクオリティと味で、この値段なら、コストパフォーマンスは高いと思います。
ただ、いくらスイーツ好きだからといって、まとめ買いして食べ比べると胃もたれします(当たり前)。甘いものは1日につき適度な量に抑えましょう。
では、ごきげんよう。

店名
DAPUR COKELAT(ダップルチョコレート)
URL
https://dapurcokelat.com/
料理ジャンル
スイーツ
税金・サービス
なし
カード
使用可
所在地
Jl. Gatot Subroto Barat No.336, Denpasar, Bali
電話番号
+62-361-906-9985(海外から)
0361-906-9985 / WhatsApp:0821-3795-3320(バリ島内)
店休日
Email
dc_denpasar@dapurcokelat.com
無休(ニュピのみ)
営業時間
午前8時~午後10時
駐車輪場
車:あり、バイク:あり(ともに店頭)
行き方
Jl. Gatot Subrotoの西寄り。スーパー・ティアラガツから約1km東へ進み、1つ目の信号の手前、左側。
地図

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