焼失した「Pasar Badung」、これから再建ですって

ショップ・市場(雑貨・お土産・日用品)

デンパサールの中心部にあり、活気に満ちあふれていた庶民の台所「パサールバドゥン(バドゥン市場)」が、2016年3月2日に全焼しました。
■Denpost(インドネシア語ニュース):Kebakaran Pasar Badung
近くに住む友人に話を伺ってきましたよっと。
当日は夕方6時頃から火の手があがり、あれよあれよという間に全館が炎に包まれたそうです。そして翌日夕方まで燃え続けました。ほぼ丸1日。
原因は漏電。営業時間外のお店が多く、客も売り子もほぼいなかったため、幸い死傷者は出ず。ただ焼け跡に大量のねずみが発生し、焦げた匂いとともに異臭を放っていたそうです。そりゃ売り物だった生鮮食品類も全部焼けちゃいましたもんねぇ。
現在はこんな感じ。
焼けた建物はそのまま残っています。
バリ島 パサールバドゥン  バリ島 パサールバドゥン
1ヶ月経った今でも、ほのかに焦げ臭いです。
かなり近くまで寄れますが、ねずみの話を聞いたあとなのでやめておきました。糞被害とかもありそうだし。

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中のお店は、ほぼすべて駐車場で営業しています。
バリ島 パサールバドゥン  バリ島 パサールバドゥン
ビーチパラソルやシートで日陰になっているものの、昼間は陽射しが強く、風の通りが悪いため、ものすごく暑い。
3階分の店舗が軒を連ねてるので仕方ないですが、密集しすぎてます。通路がめっちゃ狭く、観光客が奥に進むには勇気いります。スリにも注意が必要です。
で、そう遠くない時期に、バイパスガツスブロト寄りのスーパー・ティアラグロシール跡地に一時移転するそうです。
パサールバドゥンは再建工事に入ります。完成時期は未定。
市場内の売り子もそうですが、周辺の店舗も客足に影響が出そうですね。隣のスラウェシ通りで布を見たついでにパサールで果物を買ったり、パサールの売り子が近くでご飯買ったりと、持ちつ持たれつの関係だったはず。
できることなら、新しい建物はオサレで整然とした感じではなく、以前と同じように生鮮が積み上げられて、いろんな匂いを放つ「アジアの市場」であることを願います。古き良き風景を。
ちょっと話はそれますが、かつて隣のクンバサリ市場も火事で全焼しました。そのとき最上階のパユン(傘)があるサンガ(お寺)の部分だけ燃えなかったんですって。さすが、バリヒンドゥ!?

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