4月になりましたよっと。
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マンクー(バリヒンドゥのお坊さん)の友人から「キンタマーニ高原にある温泉、エネルギーがすっっごいよ!めちゃくちゃパワーある!じぇったい好きだと思う」と推しに推されていたのがこのエリア。
あ、マンクーと友達になったわけではなく、昔からの友人(正確にいうと友達の旦那様)がマンクーになりました。マンクーって本人の意思や希望でなれるものではなく、代々の家系と神様からの思し召しで指名されてなるそうです。ほう。
別のマンクーから聞いた話では、さらに高僧プダンダになるには一度現世の自分を捨てて新しく生まれ変わる儀式が必要なんだとか。ほほう。
で、温泉。
キンタマーニ高原にはバリ島世界遺産の1つバトゥール湖があります。観光ツアーに参加すると沿道のレストランでバトゥール湖と山々を眺めながらのランチビュッフェが組み込まれてますよね。晴れたら絶景、霧がかかると10m先も見えない名所です。
高台のレストランエリアから湖へ下り、ほとりを1/3周したあたりに、トヤブンカーという温泉地帯があります。その中の1つが「トヤデヴァシャ ナチュラルホットスプリング&キャンピングリゾート」です。
バリ島 トヤデヴァシャ

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高台のレストラン&お土産屋が続くメインストリートから、バトゥール湖や風葬で有名なトルニャンに向かう坂道を下ります。
この道も晴れていたら山と湖の美しい風景が望めます。が、坂なので左右に大きくカーブします。酔いやすい方は事前に薬の服用を。
バリ島 トヤデヴァシャ
よくみると街灯が1本もありません。ガードレールも。この反射板のみ。夜道は車でも注意が必要かと。
途中、温泉と書かれた大きな看板が1枚。
バリ島 トヤデヴァシャ
ここまでほぼ表示がないので少々不安になります。
坂を下りきった先、T字路には標識。
左に進むと温泉地帯トヤブンカーです。
バリ島 トヤデヴァシャ
交互通行ギリギリの狭い道が続きます。砂を積んだ大型トラックも走るので、しばしば渋滞。さらに道に大きな穴が開いてたり、端が崩れていたりと、かなりの悪路です。焦らず進みましょう。
バリ島 トヤデヴァシャ
その代わりと言っては何ですが、左右には壮大な自然が広がります。
噴火の跡を彷彿させるカルデラ。火山、そしてバリ島の代表的な水源の湖。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
近くまでくると「これでもか!」ってぐらいノボリ旗が出ています。
バリ島 トヤデヴァシャ
もう少し手前からバラして置いてくれるとありがたいのに。バンジャール(村組織)等の力関係で置けないのかしら?
やっと到着!
ダルン地区からだと片道2時間~2時間半かかります。
駐車場に車を停めて、入口脇にある受付でチケットを購入します。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
入湯料は大人Rp150,000(1円=Rp117として約1,280円)とパンフレットに書かれています。バスタオル、ロッカー、ウェルカムドリンク1杯付。
インドネシア人はRp60,000(約513円)。あてくし、勝手にローカル扱いされました。2回行って2回とも。あえて「外国人でござる」という必要はないので(聞かれてないからウソついたわけじゃないし)、言われた金額を払いました。そういえばウルン・ダヌ・ブラタン寺院のあるチャンディクニン公園でもそうだったな。
エントランスの階段を登って降りたところに、トヤデヴァシャのマーク。
記念撮影するのに良さそう。
バリ島 トヤデヴァシャ
園内に入り、まずはチケットの半券とバスタオルを引き換えます。
日によってバスタオルの置いてある場所が違うのでスタッフに訊いてくださいね。
バリ島 トヤデヴァシャ
水着は必着です。温泉だからといって裸でうろついちゃいけませんZE!
バスタオルを手に脱衣所兼ロッカールームを目指します。
バリ島 トヤデヴァシャ
向かって左側が女性用、右が男性用。トイレとシャワーとロッカーは中にあります。ただし、トイレの個室は2つしかないので常時並びます。ローカルが笑顔で割り込んでくるので注意が必要です。
ウェルカムドリンクは象の階段の脇にあるバーカウンターで半券と交換。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
ここには4つの天然温泉とオリンピックサイズのプール(自称)があるんですって。
まず、入ってすぐにプール。広ーーーーーっ!!!!
バリ島 トヤデヴァシャ
長さを訊き忘れましたが、25m程度あると思います(50mはない)。深さは手前が1.3m、奥は1.8mぐらい。一番深いところだと全然足がつきません。水温は超ぬるま湯。ほぼ水です。
別の角度から。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
奥の2~3階建ての棟は、レストラン兼ホテルのレセプションと客室のようです。
スイミングプールの脇には子供用プールのような温泉1。滑り台付。
深さはあてくしが座った状態で胸上ぐらい。水温は同じくぬるめ。
バリ島 トヤデヴァシャ
なぜかディスプレイされてるフォルクスワーゲン・ビートルを挟んだ先には、小さな温泉2。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
ここは陽が当たるせいか、園内で一番温かいお湯です。日本の温泉よりかなりぬるめですが。長く入ってるとのぼせます。あてくし、エネルギーが澄んで軽く感じました。入ってる人が少ないせいかしら?
ちょっと深め。正座して首ぐらい。
さらにその脇。建物の前にある温泉3。
バリ島 トヤデヴァシャ
こちらも陽が当たってるのに、ややぬるめ。プールより温かいけども。
深さは先述と同じ。ゆっくり浸かるには良さそうです。
スイミングプールをぐるりとまわって、テーブル&チェアが並ぶエリア。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
その先にはバトゥール湖に面した、メインの温泉がL字形にあります。温泉4。
バリ島 トヤデヴァシャ
これはバリ島新年ニュピの翌日で人が多かったとき。このあとさらに増えて芋洗い状態になりました。
細切れ写真はこちら。一続きです。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
山と湖と温泉が繋がってるように見えますよね。自然との一体感があります。湖と山からの天然エネルギーが漂ってます。
水温はぬるめ。深さは立って腰上ぐらい。
掛け流しのようになっている打たせ湯は風向きによって全然当たりません。一番手前のみちょっと強め。
人が多かった日はお湯が濁ってましたが、少ない日は澄んで足元までしっかり見えました。
この温泉の何がすごいって、ニュピ翌日は激混みで3分しか入らなかったのに、出たら足が驚くほど軽やかだったこと!
空いてる日は1時間近く入ったら湯あたりしたのかドッと疲れました。でもやっぱり帰りは足が軽い。あと打たせ湯のおかげか肩凝りがすっかり取れました。
公式サイトには「地球内の深い加熱、無色無臭の温泉からのミネラルは癒しと治癒的な力をもたらします」と書かれています。あながちウソじゃないかも。
マンクーの友人はこの温泉に行くと霊感が高まって、いろんなモノがより視えるそうです。あてくし、特に視えないけどな。仕事中心のデジタルな生活してるとスピ力って弱まる気がします。余計なものは視えなくても、変なものを落とせて浄化されて良かった良かった。
併設のレストラン「レイクサイド」。まんまのネーミング。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
温泉なのか真水なのか。各ガゼボ(東屋)の間を魚が泳いでます。
ビュッフェのほか、単品でもオーダー可。
飲み物。コーヒーはRp15,000(約128円)、フレッシュジュースはRp30,000(約256円)、ビンタンビール(小)Rp35,000(約300円)ほか。
バリ島 トヤデヴァシャ
食べ物。ナシゴレンとミーゴレンは各Rp45,000(約384円)、メインはRp55,000~70,000(約470~600円)程度。
バリ島 トヤデヴァシャ
レイクビューの席に座れば、単なるコーヒーだってスイカジュースだってフォトジェニック。味はいたって普通ですけども。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
小腹が空いたので野菜春巻きRp20,000(約170円)とバナナ春巻きRp25,000(約214円)をオーダー。
ラップに包まれた状態できちゃったYO!
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
期待しないで食べたら、皮はパリパリ、味付けも意外とヨシ。
バリ島 トヤデヴァシャ  バリ島 トヤデヴァシャ
毛艶の良い猫ちゃんたちも可愛かったっす。
バリ島 トヤデヴァシャ
おまけ。
バリ語がわかる方にはおもしろいらしい、トラックの注意書き。
バリ島 トヤデヴァシャ

施設名
toya devasya(トヤデヴァシャ)
URL
http://toyadevasya.com/
ジャンル
天然温泉・プール
税金・サービス
なし
カード
不可
所在地
Jl. Puri Bening Toya Bungkah Kintamani Bali
電話番号
+62-366-52222 / +62-81-9999-44-323 / +62-85-9537-05393(海外から)
0366-52222 / 081-9999-44-323 / 085-9537-05393(バリ島内)
店休日
無休(ニュピのみ)
営業時間
午前8時~午後7時
駐車輪場
車:複数台あり、バイク:同
行き方
キンタマーニ高原のラヤプネロカン通りからウィンヅサラ通りに下り、道なりにひたすら進む。突き当りのT字路を右折し、クディサン通りからプンダキアンガンバトゥール通りに道なりに延々進んだ右側。
地図

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