「イギリスは紅茶とパンしかおいしくない」なんて悪評をよく耳にします。
実際イギリスへ行った友人・知人からも「朝から晩まで朝食メニューだけは良かった」「ロンドンでおいしいのは中華」なんて声が挙がるほど。
いやいや、どうして。
クロボカン地区のイングリッシュパブ「ザ・プラマーズ アームズ」は、このセメール~アニャール通り沿いで3本の指に入るほどハイレベルです(グルメ友達T子さんと自分調べ)。あとの2軒は先日ご紹介したフレンチ「レブク」と、お持ち帰り専門の中華「ウォン・キイズ」。
ベーカリー「カユアピ」もかなり推しですが、セメール通りから1本入ったクゥム通り沿いなので対象外。ジャワ系ワルンの「チャット」は私の中では上位ランクです。
あてくし、「ザ・プルンバーズ アームズ」と読んでましたが、英国人旦那様のT子さんから「プルンバーズは英語ではプラマーズと読むんだよ。UはCupとかのア、BはHongKongのGみたいに発音されない」とのご指摘をいただきました。なるほど、勉強になるぅ~。
外観はこちら。
先日撮った写真がボケていたので以前のもの。現在は向かって左側に立派なワインセラーができています。イングリッシュパブの名にふさわしい品揃えですよ。
道に面したオープンエアのテーブル席。
車の通りが多いので、若干うるさいのと排ガス臭いです。生ぬるい風のおかげでビールがおいしく感じられるかも。
店内に入ると、テーブル席とカウンター席が並んでいます。
いつも窓が開け放たれてて半オープン状態。寒すぎなくて心地良いです。
ヴィクトリアン調の装飾品や照明がいかにも大英帝国っぽいですよね。
ラブソファー席もありまーーす。
2人で掛けるにはやや狭く、テーブルが低めで食べづらいですが、イチャこきたい方にはよろしいかと。
バーカウンターの奥にはトイレ。
と思わせておいて、その先にテーブル席が広がっています。表と同じぐらいか、やや広め。
この日もたくさんのお客さんで賑わってました。英語圏の方のほか、イタリア語、フランス語、ロシア寄りの言語も聞こえました(家人談)。
無声の大画面テレビでは、この日ディスカバリーチャンネルを放映。サバイバーが川べりで石焼きステーキを作ってました。
テレビの左奥には謎の扉・・・ビリヤードができるプールバーです。
「お子様はご遠慮ください」との張り紙がありました。タバコで煙いのかしら?
立派なメニューです。
中は上質なわら半紙っぽい紙ですけど。価格変更時に手軽に差替えられそうですね。
スープやサラダから、バーガーやパスタ、メインの肉や魚までひと通り揃っています。
インドネシアフードのナシゴレン等もありますが、ここで頼まなくてもねぇ(毎回レストランで思う)。
あてくしのイチオシは、フィッシュ&チップス!Rp65,000(1円=Rp107として約607円)
店内に「バリ島内で一番おいしい」との貼り紙があるほど自信作らしく、たしかに大きくうなずく旨さです。何を差し置いても食べていただきたい1品。
白身魚(何の種類?)はボリューム満点で、身はふわっとジューシー、外はサクッと。添えのタルタルソースも絶品で、カレーソースはスパイシーでこれまた魚によく合います。T子さんによると「イギリスでもオーナー出身地域特有のカレー味」だそう。
ポテトもホクホクで少量の塩がまた芋のおいしさを引きだしてます。ケチャップをつけてもイケます。家人はサンバルつけてましたけど。芋×タルタルは合わないような。
別の日の画像。魚にポテトが隠れちゃってますね。
丸い実はピクルス。酢漬けになった・・・なんだこりゃ?お口直しにぴったり。
グルメバーガーも人気メニュー。店内のあちこちで食されていました。
こちらはスペシャルバーガー、Rp55,000(約514円)。画像がボケててすみません。
高さが10cm以上あります。玉子、ビーフパテ、ベーコン、チーズ、レタス、トマトがこんもりと。ビーフパテはそれほど柔らかくないですが(普通)、肉汁がほどよくあふれます。食べごたえあり。
サーロインステーキ、Rp98,000(約915円)。
オージービーフなので和牛に比べると噛みごたえがあるものの、硬すぎずお肉の旨みが出てきます。カレーソースかと思いきや、バーベキューソースで、これもなかなかおいしいです。
添えのポテトはフレンチフライやウェッジーズなどから選べます。おすすめは、このマッシュポテト。荒くつぶしたじゃがいもとバターの組合せがたまりません。
本日のスープ、Rp40,000(約374円)。
この日はクリームブロッコリーでした。油断してたらデカい・・・小さめのラーメン丼ぐらいあります。
粒が残っていそうに見えますが、クリーミーでまったくざらざら感はなく、ブロッコリー独特の緑臭さとほのかな甘みが引き立ってました。これ、また頼みたーい。
フレッシュジュースはいたって普通の味。
イングリッシュパブに夜オジャマして、ノンアルコールの客って珍しいかも。
コースターはオリジナル。なかなか可愛いですよね。
可愛いといえば、ドアストッパーが小鳥。細部までこだわってますなぁ。
実は、オープンしたての頃はおいしくて、その後シェフが変わったのか急激に味が落ち、ここ1~2年は毎夜 在住欧米人が集う人気店です。今後も安定しておいしくありますように☆
- 店名
- The Plumbers Arms(ザ プラマーズ アームズ)
- URL
- http://www.theplumbersarms.com/
- 料理ジャンル
- イギリス料理(イングリッシュパブ)
- 税金・サービス
- 込み
- カード
- 使用可
- 所在地
- Jl.Raya Anyar No.8 Kerobokan Bali
- 電話番号
- +62-851-0044-9132(海外から)
- 0851-0044-9132(バリ島内)
- 店休日
- 無休(ニュピのみ)
- 営業時間
- 午前8時~午後11時(週末は深夜まで)
- 駐車輪場
- 車:なし、バイク:あり(店頭および脇道沿い)
- 行き方
- 行き方
- 1.ラヤクロボカン通りからラヤセメール通りに入り、道なりに2kmほど進んだ右側。
- 2.ラヤチャングー通りからラヤアニャール通りに入り、500mほど進んだ左側。バリブッダの先。カフェモカの並び。